2010年12月2日木曜日

日本人と外人さん No.0108

ゴルフ場付きの家に
視察に行ってきました。



海外に行くと、ゴルフ場の周りには
たくさんの家があります。

セットで作るのです。

家の庭からゴルフ場が見渡せて、
価値もぐっと上がります。

家族、うれしい。

庭では広々とした芝生を眺めながら、
友人を呼んでバーベキューなんか
できちゃいます。

友達もうれしい。

家には各々カートが置いてあって、
すぐにコースに出られます。

お父さん、うれしい。

ゴルフ好きにはたまりません。



普通の家だけど、値打ちは
ぐっと上がりますよね。

景観。

これは外人さんが最も大切に考える一つです。


・・・


球が飛んできたらご愛敬。


こういうとき、
日本人は、

「球が自分や家に当たったらどうすんだ!」
と考えます。

でも、外人さんは
「そんなにめったに起こらないこと」を
あまり気にしたりしません。

で、、、

日本にはそのスタイルは少なく、
海外に行くとたくさん見かけます。


・・・


日本人と外人さんとは違います。

(外人さんとひとくくりにするのは
 問題がありますが、この際
 固いことは抜きにしましょう)


日本人は、交渉が苦手です。

外人さんは得意。

その理由は、、、

日本人と外人さんの言語の違いにある、と
翻訳家のYさまに教えてもらいました。

ご許可をいただいたので、
Yさんからのメールを載せますね。


・・・


廣田様、

貴重なお話しを聞かせて頂き、ありがとうございました。

現在通訳・翻訳業を営んでいますT・Yと申します。

以前、平先生の健康セミナー、
生前「葬儀」で廣田様を拝見させて頂いておりましたが、
並々ならぬ存在感ゆえに無意識に目を遣ること数十回。
何のお仕事されているのだろうかと思っておりました。

うだつの上がる要素は「アウトプット能力=表現力」。
つまり「能力」=「表現力」であることを、
今一度想い起こした次第です。

仕事柄、人の書いた文章とか喋った言葉を
外国語に翻訳・通訳し、或いはその逆を行うのですが、
やはり、一番辛いのは日本語を外国語に直す場合です。

結論を伴う動詞が、日本語の場合、一番後に来るのに対して
ヨーロッパ語圏では最初に来るので、
時間的落差から喋る時間がズレて
相手の「氣」を呑むタイミングが得られず、
特にネゴ(交渉)の場合には完全に負け戦になります。

これは日本語の持つ限界かとも思います。

これを克服する為、「ロジックでなければ人間の言葉でない」と
言ってはばからないフランス人の言葉と話法を
学生時代に勉強し、商社時代には
ずいぶんと重宝したことを想い出しました。

廣田様の言われていることが、実感として分かってきます。

日本人がなかなか英語を喋ることができないのは、
実に、この結論からの展開と
それを自在に膨らます語彙の組み合わせスキルに
欠けるからだとも思いました。

簡潔で貴重な一里をありがとうございました。


T・Y


・・・


Yさま、ありがとうございます!
なるほど!という感じで、私も勉強になりました。

さすが翻訳家。
プロとしての気づきですね。


さて、
このご意見をいただいたもとに
なった録音は「うだつの上がる方法」です。

聞かれた人も多いかと思いますが、
かなり古い録音なので、
もしまだの人は聞いてみてください。

これです。

過去録音「うだつが上がる方法」はこれ



・・・


さて、T・Yさまからいただいたメールで
出てきた「交渉」。

ネゴシエーション。

このテーマについて、
ちょっと連載してみたいと思います。

お仕事に役に立ちます。

なぜなら、私は、、、


「仕事ができる=交渉力が高い」


と思っているからです。

長くなってしまいましたので、
続きはまた明日。

4 件のコメント:

  1. はじめまして。AKIといいます。

    >「仕事ができる=交渉力が高い」

    私は以前にも”うだつがあがる方法”を聞かせていただいて、アウトプットの大切さをひしひしと感じましたが、今回の記事も、私にとってとてもよい刺激になりました!

    もっと交渉力の話を聞きたいです!

    これからも先生を応援しています。

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  2. AKIさま、コメントありがとうございます!

    >もっと交渉力の話を聞きたいです!

    ありがとうございます!ぜひ楽しみにお待ちくださいませ!

    >これからも先生を応援しています。

    ありがとうございます!
    ぜひまた覗いてくださいね!

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  3. 日本人と外人さん、メンタルの違いは海外に行くとひしひしと感じます。

    私は結構ずぼらで、いい加減なところがあるので、どこか泰然としている外人さんと一緒に居ると居心地よいです。

    日系ブラジル人が多数いる群馬の大泉町が住んでいるところの近くなもので、ブラジル人の友達も結構いますが、彼らの、ラテン的なおおらかさは好きです♪あと、あまり自分の境遇をあわれまない姿勢も見習うべきだなぁと、常々思っております。

    言語の違いによる交渉の得手不得手のご意見は、納得!!ですね♪勉強になります<(_ _)>

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  4. アドバンスマインド船川2010年12月7日 10:32

    のっぽさま、

    コメントをいただきまして、ありがとうございます。

    廣田会長が海外のため、私船川がご返答させていただきます。

    >日本人と外人さん、メンタルの違いは海外に行くとひしひしと感じます。

    そうですよね。私も数回、海外にいったことはありますが、特に違うのが、ホテルでの対応は、日本とは違い、「あれ!?」っと思うことがあります。

    >あまり自分の境遇をあわれまない姿勢も見習うべきだなぁと、常々思っております。

    外国人の方と当然、いろいろな違いがありますが、こういったところは見習いたいなぁって思いますよね。

    >言語の違いによる交渉の得手不得手のご意見は、納得!!ですね♪勉強になります<(_ _)

    いつもブログをお読みいただきまして、ありがとうございます。

    私ものっぽさまにお役に立つような質問を廣田会長にしたいとおもいますので、これからも応援よろしくお願いします!

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