アルツハイマーの薬が承認される。
(*先ほどの記事でいかがわしい単語が頻発したので、急遽真面目な記事を書きしまた)
素晴らしい。
私の父はアルツハイマーになった。
若い頃はええカッコしいな男だった。なので、元気な時なら間違いなく「自分がアルツハイマーになったら56してくれ」と言ったろう。
しかし、その判断ができなくなるのが、この病気の最も残酷なところである。
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自分が自分でなくなる。私も、自分で自分の生き方を決められなくなるのが一番怖い。
ガンよりも、何よりも一番恐れる。もし私がガンになったら、「死ぬのは怖い。しかし、自分が自分のまま死ねることをありがたい」と感じると思う。
まして、私の場合、一時期ボクサーであったこともあり、脳に障害が出る危険性は割と高めだと言えるだろう。
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いつか薬は出るだろう、できれば間に合ってくれたらありがたいが、と考えてた。
そんな中、薬ができた。詳しくは知らないが、アミロイドベータとタウタンパクを減少させる効果があるらしい。
本当にありがたい。
医療関係者に感謝する。
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西洋医学や薬にアンチテーゼを投げる人も見かけるが、何を言っても人間の平均寿命は伸びている。それだけでも医学の意味はもちろんあると思う。西洋東洋を織り交ぜていけばいいだけで、薬を全面否定するのは勿体無い話だと思う。
まずはとにかく、ありがたい。これから認知症全般も徐々に克服されていくだろう。
認知症、アルツになる前に自ら安楽死を計画せずに済みそうなことに、心の底から安堵する。
重ねて医療関係者様たち、ありがとうございます。
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