2018年9月10日月曜日

スポーツ選手のセカンドキャリア No.0835

ボクサーとか、スポーツ選手のセカンドキャリアについて、考えることがよくある。

スポーツで上を目指そうと思ったら、やはり、ある程度人生をかける決断が必要になる。


でも、ピークは早い。そして、ここで重要なことは、、、


引退後の人生のほうが、圧倒的に長い、ということだ。


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友人に佐々木基樹という人がいる。東洋太平洋チャンピオンで、現役最高齢のボクサーとして、マスコミに取り上げられていた。


そのプロ現役生活は、20年の長きにわたったのではないだろうか。


多分、考えうる限り、日本では最長記録レベルだろう。


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さて、ここからが本題なんだけど、この佐々木選手、引退後も、不動産投資や民泊なんかで、結構バリバリやられてる。


佐々木さんから紹介してもらったこれまたチャンピオン、木村悠選手も、同じく。


引退後も、講演活動なんかで走り回ってる。うちのグループも、二百人の前で講演してもらった。


お二人とも、ビジネスセンスがとてもいい。


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やはり、これらのお二人、現役中も、自分でチケット売ったり、後援会とちゃんとお付き合いしたり、木村さんに至ってはサラリーマンも続けていたり。


ボクシング一筋なんだけど、そのボクシングを続けるためにこそ、幾らかの仕事をしてたという経歴がある。(通常はその場しのぎのバイトが多い)


だから、社会に出ても、通用するんだね。


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彼らにとっては当たり前のことであるかもしれないけれど、、、


例えば、チケットを売るには、自分の情報なども開示して、人気を得ておかなければならないし、広告的な行為も必要になる。


どんな言葉が響くか?どんな行動を取るべきか?マーケティング的に必要なことは何か?


などをちゃんとやってないと、ボクシング自体に影響が出るもん。


しっかりと練習や試合に打ち込むためには、経済的な安定が必要。


それを得るために、必須な努力であり、ゆえに自動的に身につくってわけだね。


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佐々木さんたち、そういったことがわかってる人たちが、現役のボクサーたちにやり方を伝えていってあげるといいね。


本当に基本的なことでいいと思う。


情報の発信の仕方、内容、どこまで追求してどんなレベルで話して行くか?どんな媒体に?


後援会との付き合いの仕方。試合で応援してくれた人への気遣い、お礼の言葉、飲み会にはどこまで付き合うか?


などなど、先輩連中から見たらフツーのことでも、知らない人は多いからさ。


佐々木さんや木村さんなんかはこういったこと、全部ちゃんとできてるもんね。


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バイトしながらリングに上がる格闘家は多いけど、なんとか自分で生活費を稼げたらさらに練習しやすい環境になる。


引退後も、人脈やマーケティングの入り口などがわかってるので、生活もしやすい。


バイトがダメだとは言わない。でも、蓄積しないタイプの仕事するよりずっといい。


そんな感じでカンタンなセミナーやったら面白いと思う。


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ボクシングに限らず、格闘技全体がそういった形で「安心して現役を送れ、引退してからも何とかなる」という感じになったら、私たちはさらに観戦の楽しみが増える。


格闘技の興行が、毎日あったらなあ。ムエタイや、野球みたいに。


楽しいだろうなあ。


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下は佐々木さんの記事だよ。シェアするね。

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