2013年11月29日金曜日

「JPモルガンCEO VS まるもり会長」 パート② No.0537

このお話知らない人は、前の投稿、パート①を見てからこれを読んでね!でないと何のことかわからないよ!

さて、ニンニクの鼻を持つ男、まるもりです。周囲の皆からはまるもり会長と呼ばれています。ちなみに私の年収も50万ドルを大きく超えているので、語る資格はあるのではないかと思っています。


さて、モルガン CEO氏の話ですが、、、


CEO本人でないのは当然として、このお答えは面白いんだけど、女性に夢がないじゃん。

だいたいさ、「金持ち見つけるよりテメエで稼げよ」ったって、そんなことできりゃ、苦労はないっつーの。


なんたって、このモルガン氏は女性の持つ「美の力」をわかっていない。甘く見過ぎ。クレオパトラしかり、太古の昔から、女性の美は歴史さえも動かしてきたんだ。


また、投資家としての意見としているので、仕方ないかもしれないけど、「投資として張るか張らないか」の二択になってしまっている。人生はもっと深いぞ、CEO。


マーケッターの観点から言えば、、、


この女性に足りないのは(またCEOのアドバイスに足りないのは)戦略であると言っていい。


女性の「美」はこれ以上ない武器である。で、それを持ってるって(ご本人がかなりな美人と)言ってるんだから、これを利用しない手はない。


肝心なのは、「美」と「年収」を交換するといった、一元的なものの見方をやめることだよね。


美人だから高年収の男性と結婚できるとか、美はなくなるから投資できないとか、そういうものではないと思う。



この場合、カンタンに言うと、、、

「美」は、フロントエンドと考えるといいのよ。



全ての男性(実は女性も)異性を求めるために生きていると言っても過言ではない。当たり前だよね、それが種の保存のために必要な遺伝子なんだからさ。でないと滅んじゃうよ。


なので、この「女性の美を求める」男性の弱み(?)に付け込めばいいのよ。まずは最初、「美」によってファーストコンタクトがとりやすくなる。候補に選ばれやすくなる。


そこから先は、人間性なんだ。


ビジネスでも一緒だよ。


買い替えの聞かない高級品。試しに買ってみるかとはいかない高額な商品。その場合は、やはり美人だから結婚とかいう1ステップではダメなのよ。


たとえば家とかなんかは、それにあたると思う。だってさ、そうそう買い替えは聞かないよね。


(ちなみに、家を建てるという行為は結婚よりも数が少ないと思うよ。離婚、再婚率よりも、家の建て直し率の方が少ないはず。しかも、命を担保にお金を借りて、何十年も払い続ける。なので、家づくりを選ぶのは結婚相手を選ぶと同等に重要な行為であると思う。そして、家を売るビジネスに関わる人間はそのことを肝に銘じなければいけない)


よって、家づくりにおいては、結婚と同じもしくはそれ以上の、決断に対するプロセスが必要になる。


この人は美人だから結婚しよう、とかそんな単純なものではないんだ。


家づくりの場合も、最初は、お客様は「安いかな」とか、「かっこのいい家だな」とか思って来てくださる。


でもさ、やっぱりその後は、会社や営業の人間性とか、そういった「内面」で決めるんだ。


ほとんどの人にとって、一生に一回のことだからさ。


スペックじゃないのよ。


ここが CEOはわかってない(CEOじゃないと思うけど)。


物事はステップで考えるべきで、決して「交換可能かどうか?」じゃないのよね。


なので、とにかくこの質問者の女性がやるべきことは、自分の自慢する「(外見の)美」だけでなく、いつか出会うであろう、素敵な男性から「かけがえのない人間と思われるだけの内面」を磨くことだよね。


(実際のところ、内面磨いてたら、結婚相手の年収なんてあまり気にならなくなると思うけど。もちろん、ちゃんと仕事する人って前提だよ)


美人さんの質問、1、2以外は全てこれが答えだと思う。


でもさ、その(自称)美人がレンタルに興味あるなら、連絡欲しいってオチはいい。いかにもアメリカ人っぽい。


その上でさ、、、

もしその美人がニンニクのような鼻に興味があるなら、さらに言うことないのだけど、、、


無理かな・・・(泣)


でわー


追伸

いつも長いの読んでくれてありがとうね!

ビール美味しー






6 件のコメント:

  1. こんにちは。
    月一くらいで訪問をさせていただいております。

    面白い話、興味深い話をいつも聞かせていただき、楽しいです。
    是非まるもり会長を卒業し、ちょいまる会長くらいで、体調を整えて健康に過ごしていただけたらと思いまして、コメントをさせていただきました。

    しかし私を含めてなのですが、どうして太ることは簡単なのに、痩せるのは大変なのでしょうかね?

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  2. こんにちは。いつも楽しく拝見させていただいています。

    CEOの返答は面白い切り口ですね。
    廣田先生のお考えも、マーケティング的視点からはどのように見えるかがわかり参考になりました。

    私の疑問は、
    「かけがえのない人間と思われるだけの内面」
    とは何なのかということです。

    恐らく質問者の女性が最も知りたいのもそこではないかと思います。

    尤も、年収と結婚したいといっている時点で難しいものがあるのではないかと私は考えてしまいますが。

    個人的には、収入などどうでも良いとなった時に内面磨きが成功したといえると思うのですが、それでは最初の目的を達成できないことになります。ちょっとした矛盾ですね。

    先生はどうお考えですか。お暇がありましたらご意見などお聞かせいただければ幸いです。

    いつも楽しくためになる情報をありがとうございます。
    私はSNSなどやりませんのでありがたいです。

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  3. 「買う人が命と交換に家を買う」
    これはかなりぐっと来ました。

    この考えがみんなに広まれば、家のトラブルは
    少なくなるのではないかと思います。

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  4. ノジさま、コメントありがとうございます!ちょいまる会長になりたいです!最近太りすぎて腰がいたくなってきたし(汗)

    ほんと、やせるのは大変で、太るのは楽ですよね。逆ならいいのに。

    お気遣いありがとうございます!

    またのぞいてくださいませ!

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  5. 磯本さま、コメントありがとうございます!

    「命と交換に家を買う」これは本当にその通りで、私はセミナーとかではいつもそう話しております。このことを肝に銘じない人間は、家を売ってはならない。そう思っております。

    声を大きくして言い続けるようにいたしますね!

    またのぞいてくださいね!

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  6. てとらさま、コメントありがとうございます!

    ナイスなご質問ですね!内面の良さって、いろいろあって一概にはいえないとは思うのですが、この場合においていうならば、あげまんな女性になるのが一番かと思います。

    高額収入を持つ人間にとって、華やかであるとか、きれいであるとか(ある程度のラインは大切)よりも、仕事をするにおいて協力的であり、かつ本人を信じて、信頼し、常に自信が持てるような褒め言葉(お世辞とかでなく)が出せることではないかと思いますね。

    そして、相手の「収入」でなく、それこそ内面を好きになる女性。

    他にも答えはあるかと思いますが、そんな風に思いました。

    またのぞいてくださいませ!

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