格闘技ネタで申し訳ないんだけど、メイウェザーと那須川天心の試合が大晦日に決まったよ。
ヤフーニュースとかでもかなりやってるから、目にした人も多いかもね。
すげーわ。
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メイウェザーのことを知らない人に。ボクシングの歴代ナンバーワンの一人で、まあ、一試合だけで100億円くらいもらう人。
F1レーサーや、大リーガー、あらゆるスポーツの中で一番稼ぐといっても過言ではない、スーパースターだよ。
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そのメイウェザーと天心。考えられない。もう、マジ、漫画の刃牙や陸奥九十九の世界だよ。
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メイウェザーと天心では、まず体重が全く違う。普通なら試合自体が組まれない。天心はベスト体重がバンタムからフェザー。メイはスーパーウェルターだからね。6階級から8階級、メイが大きい。
そして、戦うルールも違う。
ボクシングでやるなら、話にもならない。メイはジャブだけで触らせず翻弄するだろう。リーチも20センチ近く違う。
逆にキックありなら、ローキック数発でメイの動きは止まるだろう。
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キックありのルールで初めて勝ち負けを問われるだろうけど、メイは蹴りを許さないだろうね。
ルール的に、猪木アリ戦のようになるかもしれない。(腰から下のタックルダメ、蹴りダメ、あれダメこれダメ。猪木はグレコか、寝転んで蹴るしか許されてなかった)
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だからなのか、掲示板とかの書き込みを見ても、意味がないとか、茶番だなんだと書き込むヤツが目につく。
アホウ!
こんな試合、どれだけ不可能なマッチメイクだと?どれだけ大変で、ゼニかかると?ライジンという団体の存亡かけて招聘すんだぜ?
素直に驚け!
素直に喜べ!
実現するだけでもすごいわ!
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榊原さん、よくやってくれました。受けたメイにも感謝。
考えられないよ。
ボクシングの最高傑作で、世界で最も稼ぐアスリートと、日本の20歳になったばかりの青年。
互いに無敗。
どんなルールだろうが、いちファンとして、この「ありえない戦い」を、心から楽しませてもらいます。
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修羅の門という漫画で、陸奥九十九という主人公が、あらゆる世界の強豪と戦い、勝利していくんだけどさ。(ちなみに祖先は武蔵や新撰組とも戦ったんだよ。すごいねえ)
その中に、ボクシング編があったのよね。
主人公はウエルター級なんだけど、ヘビー級のチャンピオンと戦うんだ。
それを思い出すよ。
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その中で、陸奥九十九がアリオスに宣戦布告するシーンがあるの。
陸奥はアリオスのジムに行く。リングの中にはアリオス。見るからにちっぽけな日本人は、世界最強のボクサーにたどたどしい英語でこう話す。
「カマン、アリオス・キルレイン、ファイト、ウィズ、ミー」
アレ好きだなー。
こんな世界だよなー。
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先日の堀口天心戦も、漫画の世界だった。本当に盛り上げてくれた。不利なルールを飲んだ堀口に感謝。
そして、今回はさらにスケールが違う。改めて、こんなカードを実現しようとしてくれる、格闘技関係者に感謝だよ。
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どんなルールになるのか?どちらが勝つのか?ひょっとして凡戦になるかもしれない。でもなんにしても、とにかく目一杯楽しませてもらいます。
それがファンの役目ってもんだよね。
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写真は試合となんも関係ないよ。載せたかっただけだよ。天心頑張れ!
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