フナから、
「自分自身を変える方法はありますか?」
という質問をもらいました。
答えは、、、
あります。
今日は、そのお話です。
・・・
話は変わりますが、、、
ルサンチマンというマンガがあります。
デブ、はげ、仕事も出来ない、冴えない男である「たくろー」が
友人の越後に影響され、ギャルゲーの世界に入る。
その仮想現実(アンリアル)は現実以上に現実感があり、
たくろーはそのアンリアルで一人の女性を好きになる。
・・・
まあ、そんなマンガなのですが、
そこに出てくる主人公たくろーの友人、
越後大作というのがいます。
ちび、デブ、はげた長髪、
家から一歩もでない。
主人公のたくろーよりもひどい。
そんな、現実世界において
すでに廃人に近い越後。
しかし彼はアンリアルの世界の中では
長身、ルックス最高、性格も冷静で人望厚い、
ラインハルトと呼ばれるキャラ。
アンリアルの世界を守るために、
自分の命を犠牲にして世界と彼女たちを守る。
そんな感じなのですが、
これって、あり得る話だとおもうのです。
・・・
アンリアルがあるとかないとかではなく、
一人の人間が、
そのキャラの、、、
・やるべき事
・やらなければならない事
に殉じるという事は、一般社会でもよく見られる事なのです。
越後の性格は、社会からはじき出された廃人のそれ。
でも、同じ人間が操作するラインハルトは
越後とまったく違う行動をとっていきます。
それは周りがラインハルトに期待する行動であり、
「ラインハルトらしい」行動なのです。
・・・
越後大作、現実の姿。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj_To_ZJfkqsWF7xQpxO-XrFSAt9MT3ZSFfqQxa8i5ezWika0PRJS0njFHI70mLsqttYVR_TdAxrxdUOkzNQnFr-p7MkXMb209c86l16Z7Q-Yp755HujUVl6DpfXZPbUSdjuJx9i2ROkF-d/s400/2012011213490000.jpg)
下の画像は、ラインハルト・ウォルフガング・シュナウファー卿。
越後大作のアンリアル(仮想現実)の姿。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEime4yZw67voOfB7Lq3GUbi8oSxZawbx78rNobwliIKEfvpB1mkdRGzqDIujyTYMcK_t6hpTPY8cmJJWVTK-IxBwKAUMnRSddZ-q4GwHazQmaQHtaCZ0FwWg39VbtfB9uxyytg4dgAUuJKa/s400/2012011213480000.jpg)
越後は仮想現実の世界に置いて、
ラインハルトの本来あるべき行動をとり、
守るべき皆のために命を捧げます。
・・・
マンガだから、という話でなく、
実際にもそう言う事は多くあると思います。
「私は社長だから、こうあらねばならない」
経営者は時にそう考えます。
「親分だから、ここで逃げるわけにはいかない」
「いいわけせずに切腹するのが武士のあり方」
映画でもそんな事ありますよね。
自分の、なりたい、なるべき人間性。
そのキャラが持つ(もつべき)、人間性に、
近づいていくものなのです。
マンガ島耕作で、作者の弘兼さんは
最初40代のサラリーマンの悲哀を描きたかったのに、
キャラが勝手にストーリーを作り、
(キャラが立つ、と表現する)
いつのまにか「男性の夢」マンガになってしまいました。
・・・
それを意識しておこなうこと。
これを、自己教育と言います。
自分を変えるには、自己教育が必要です。
「器が大きい」で有名な西郷さんは、
自己教育によってそれを手に入れたのです。
性格は変えられる。
人間性は変えられる。
生まれ持った性格というのは、
今現在の性格や行動を決定する要因の、
わずか数%しかない、と私は思っています。
今日は、そんなお話。
今の自分を変えたい、
脱皮したい。
そんな人、聞いてください。
あなたは、あなたの仮想現実のキャラを脳内に作り、
そのキャラの行うべき行動を
現実世界で行えばいいのです。
キャラを立てましょう。
自分を変える方法(マンガ参考)青山録音約12分
あなたもラインハルトになれるかな。
ルサンチマン、面白いよ、読んでみて。
ちょっとエッチだけどね。
ご無沙汰しております。
返信削除山田です。
自己啓発、自己啓発と
いろいろな本が出ていたり
セミナーが開かれていますが、
今日の自己教育のお話が
一番しっくりきました。
これだけで自己啓発の
3万円のセミナーと
同等の価値がありますよ!
ありがとうございました。
山田さま、コメントありがとうございます!
返信削除>自己教育の話
ありがとうございます!お役に立てれば幸いです!
是非自分の中に優れたキャラを造り、そのキャラの行うがままに行動くださいませ!またぜひ覗いてくださいね!
廣田先生、こんばんは!
返信削除さっそくルサンチマンを買いに走り、読破しました。
なかなか面白い設定の話でしたね。
越後がすんごい現実とギャップがあって少し引きました(笑)
理想の自分になったつもりで行動している漫画でしたね。
僕は自分が007のボンドになったと思って生活します。
仕事が出来る男になりそうです(笑)
野田はじめさま、コメントありがとうございます!
返信削除>さっそく
ありがとうございます!野田様のおかげで確実に売り上げに協力したので、無断転載もとがめられないでしょう(笑)
>理想の自分
はい、理想の自分を作り、そのキャラの赴くままに判断してみましょう!いい人生が送れると思います!
>007に
いいですね!アストン買いますか。でもスパイだからといって危険な行動はしないようにしてくださいね!また覗いてくださいませ!
飯田です。
返信削除廣田会長こんにちは。
いや~分かりやすい
話がとにかく分かりやすい。
意識的に自分の理想のキャラを作り、行動、判断する。
常にイメージし、徐々にぶれないように人格を形成し
自己教育していく。
考えるてみると人って、結構無意識(意識的にも)のうちにそれぞれの環境毎でキャラ作ってますもんね。
家ではお兄ちゃんはお兄ちゃんらしく。
ただそのおにいちゃんも学校では
ひょうきんものでムードメーカー、
方や、年上のお兄ちゃん、お姉ちゃんがいるところでは、
頼りになり引っ張ってくれるので、
弟タイプのキャラになったり、....
余裕がないとき、追い込まれているときに
その人の本性が現れるが、
常に自分の理想像をイメージして行動、判断し、
それが骨の髄までしみこんでいれば、
いざというときも自然と勇断できますね
人間、他人を変えることはできないが
自分を変えることはできる
今回の話も腑に落ちました。
もやもやした考えが腑に落ちると、クリアーになるので、
さらに思考が広がり自己成長にもつながります。
今回も本当にありがとうございました。
飯田さま、コメントありがとうございます!
返信削除>いや〜分かりやすい
ありがとうございます!たぶん、「分かりやすい」ということは、飯田さまも既に「それ(今回の話のポイント)」に気づいておられるからだと思いますよ!
>考えてみると
はい、人は自然に「そのキャラ」を演じるものです!そこが動物と違うところだと思います!飯田さまのおっしゃる通り、みんな「結構無意識に」やっているものなのですよね!
>追い込まれているとき
そうですね!追い込まれて、「頭が真っ白」状態のときこそ、このスキームは役に立つと思います!意識するだけで必ず変わりますね!
>さらに思考が広がり
ありがとうございます!お役に立てれば幸いです!また是非覗いてくださいませ!