2012年12月4日火曜日

二代目さん続き No.0458

二代目のことで書いていて、ちょっと思うことがあったので
そのテーマについて考えてみました。二代目シリーズ続き。

前はおかれた環境だったね。今度は人間性について。

二代目さんは、、、


私は、端的に言って「いい人」が多いと思う。


なぜか?

親御さんがある程度余裕があるので、、、

・愛情たっぷりに育てられた
・モラルをちゃんと教えられている
・強要がある人が多い
・習い事などもいくつかしているので、経験や知識も多い


そして、
ここが一番大きいと思うけど、、、

余裕があるので、「独り占め」しようとしない。

2杯の水があったら、一杯は人にあげる。

これ、大きなことだと思う。

(まあ、常に例外はあるけど、
 おおむねそうじゃないかなあ)

実際、小さい頃兄弟で取り合いしていると、
ちょっと違ったりするんだよね。


自分の食べる分が無ければ、取り合うのは当たり前。

人間だって所詮動物だから。


でも、自分のお腹が満たされたとき、
余った分を気持ちよく人にあげられるかどうか?

ここ、「人を使う」という段階で
非常に大きな美点になると思う。


気前の悪い親分についた社員はかわいそうだもん。

「人に与える」ことが出来る人間、
そういう人間こそが上に立つべきだよね。

与えるものこそ、王者だよ。


・・・


あと、商売屋さんの子供って、商売カンがあって、
やはり普通に育った子に比べて、
商売のセンスがいいように思う。

なので、ウチの会社は商売屋さんの息子、
わりと優先的に取ってるね。


・・・


とにかく、「人に優しくしろ」と
育てられている子が多いので、
二代目さんには優しい人が多い。


人に施す、ということを知ってるし、
そういう余裕の中で育てられてる。

困ってる人を放っておけなかったりする。

なので「ボンボン」という言葉は悪い印象があるけど、
実際は、友達として最高の要素を持ってるよ。


ハングリーではあるかもしれないけど、
ガツガツして、なんでも「オレのもの!」という友人より、
絶対そっちの方がいいよね。

まあ、初代がみんな「独り占めタイプ」と
いう訳ではないけどね。


二代目でなくても、「人に施す」人は多いけど、
二代目さんって、そういう割合が多いと思う。


・・・



ちなみに、幼なじみの友人と
ボンボンについての話をしてたら、
こんなことを言われた。


「あのなあ、会長よ。ワシもアンタもなあ、、、
 しょせんは、ボンボンやで」

「なんでー?」と私。

「ワシもアンタもな、人間の心ちゅうもんを、
 もっとるやないか」

「?」

「わしのところに来る若いモンはな、
 そりゃ、人間の心ちゅうもんを
 忘れてしもうとるヤツがぎょうさんおる。
 そういうのと比べたら、、、
 ワシらボンボンやでえ」

「いや、あの、それ、話してるレベルが違うくない?」

「いーや、ボンボンや。ワシもアンタも、
 ボンボンで、、、それでええやないか」


いや、ええやないかって言われても、、、
定義の問題ではなくて、、、

まー、ええか。


・・・


写真は、一見おぼうさんに見える友人。

人間らしさは持ってるかもしれないけど、
あまり一般の人間らしくは見えない気がするよ!


でも、「ボンボン」だそうだから、きっと、優しいよ!






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