2013年1月12日土曜日

今夜もラオチュー No.0469

日中関係もいろいろ取りざたされてるけれど・・・

どんな国の人でも、
どんな主義の人でも、
言葉が違っても、

飲んで食って笑い合えば、みな友達だよー

・・・

私の個人的意見ですけど、中国人の人って、ひょっとしたら日本人以上に、義理堅いと思う。約束も、堅いと思う。

日本民族は素晴らしい。世界で最高の民族だと思います。でも、海外の人も、捨てたものではないよね。

以前の震災のときは、タイ人は「普段世話になってる日本のピンチ」と、国民あげてすごい金額の寄付をしてくれた。

実際、中国の識者は「日本のODAがあったからこそ今がある」と言ってる(報道では一切やらない、政府が黙殺する)。

互いにもっと交流し合って、また、ネットなどで直接繋がって、国民一人一人の個人的交流を増やし、大きな流れ、民意となって、国同士が仲良くなれば最高だね。

だから、みなさん、今夜はラオチュー!(意味わからん)

・・・

どーでもいいんだけど、お正月前から顎関節症になってしまって、食べると痛かったの。治るかな、と放っておいたら、どんどんひどくなり、めちゃんこ痛くなって、指一本くらいしか口が開けられなくなって来た。写真のときはまだ大丈夫だったんだけど・・・

とにかくアゴを動かすと痛いよ(泣)何かいい方法ないかなー




5 件のコメント:

  1. 廣田様、

    楽しそうな中国のお正月の趣宴、美味しそうな料理が盛りたくさん写っていましたね。

    中華料理の香りがリアルに想像できます。

    ラオチュウといえば、以前、モロッコで取引先の中国人から頂いた古酒の味を想い出しました。

    こちらでの恒例の酒宴はコーペラン達とバーベキューですが、恐怖のアブサンの呑み合戦が始まります。

    ほんとうに、酒は国境を越えますね。
    ヨーロッパの様々な国から来ているコーペラン達とも、酒があれば直ぐに打ち解けてしまいますしね。

    ところで、コーペランというのは、旧東側をも含むヨーロッパの国々が加盟している途上国技術援助制度の派遣員のことで、いわゆる、ナショナル・サービスの一環です。

    分野としては、建築・土木、医療、獣医学、化学、科学技術、IT、工業、農業などの特殊技術者が選ばれ、2年間を無償で途上国の為に働くシステム。

    生活費としては、派遣元の国から日当50ユーロが支給されて、これを食費に充てるわけですが、原則として給料手当はありません。

    つまり、本来は、ナションル・サービスなので、2年間の兵役に従事しなければならないのですが、技術を持っている人は、これを免除され、その代わりに持っている技術と経験を2年間の期限で対象となる途上国の為に働け、ということなのです。

    そのコーペランの中でも、極めつけに酒豪揃いは何といってもロシア人とルーマニア人。

    とにかく、あのペルノを水で割らずに生でゴクゴクと喉を鳴らしながら、しかも、水みたいに呑むのです。

    信じられませんね。

    私がこれをやったら、口から火を吹いてぶっ倒れるでしょう。

    ペルノはところによっては、パスティスともリカールとも言われ、それぞれに違うラベルが貼られているのですが、要するにアニス(茴香=ウイウキョウ)の実を発酵させて作った現代版アブサンのことですね。

    ちなみに、ここ北アフリカのマグレブ(モロッコ、アルジェリア、チュニジア)では、中東アラブに比べると酒類に対する規制は、随分ゆるい感じです。

    アルジェリア産ワインも購入できますし、フランス経由でスピリッツ類も購入できますが、内乱の一時期(1988〜2003)は、おおっぴらには飲めませんでした。

    イスラム原理主義者が目を光らせていて、テロ組織に通報され、殺される確率が大きかった為です。

    でも、10年経って、随分よくなりました。

    ところで、首都アルジェでは中華料理レストランもあるのですが、パトロンはベトナム人で、何を食べてもパクチ(=コリアンダー)の味。かなりエスニック色が強いですね。

    あぁ、本物の四川料理が食べたいです。

    廣田様、

    今日もありがとうございました。

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    1. tokkuさま、いつもコメントありがとうございます!

      アブサンを水のようにゴクゴクですか、さすがロシア人たちは違いますねー
      イスラム圏で酒がゆるいところがあるのですね。でも、通報されて殺される環境があったというのもすごい。禁酒法時代以上の恐ろしさですね・・・

      コーペランという名称自体、初めて耳にしました。いつも海外情報、すごく勉強と刺激になります!また是非お教えくださいませ!

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    2. tokkuさま、アルジェで大変な事件が起っていますね、tokkuさまは大丈夫でしょうか?また、人質にされてしまった方々が無事救出されることをお祈りしております。

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  2. 廣田様、

    廣田様、ありがとうございます。
    気にかけて頂き、ほんとうに嬉しく思います。

    昨年夏過ぎ頃から、サハラ地方は極めて危険との情報が入り、
    2012年9月以降は、沿岸部の首都アルジェに移動してきています。
    折しも、アルジェリアに南部で隣接する国、マリ共和国北部ではイスラーム原理主義組織と、アルカイダ系組織が勢力を強め、非常に危険な状態が続いているのです。

    この、マリ共和国は、折からの大干ばつで国土全体が疲弊しており、その脆弱性を突かれる格好になって、アルカイダの格好の棲家になってしまっています。

    この組織は、当然に世界屈指の産油国であるアルジェリアを標的にしており、
    彼らがアルジェリア領内に侵入することは、時間の問題とされてきました。

    ところで、アルジェリアの強みは、何といっても権謀術数で名を馳せている同国の大統領ブーテフリカの存在です。

    得意の寝技でフランスと取引し、自国アルジェリアの手をなるべく汚すことなく、フランス軍を活用して、マリ共和国からアルジェリアを諜う(うかがう)アルカイダ組織の掃討作戦を実現させてきたことです。

    勿論、フランスもフランスで、アルジェリアの天然ガスは自国にとっても大きな国益に繋がるわけですから言うなれば、キツネとタヌキの化かし合いのようなものです。

    とにかく、ブーテフリカ大統領の目論見は、ある程度は成功しました。

    フランス空軍のファイター・ミラージュが空からアルカイダ殲滅オペレーションを続行し、それに呼応してフランス陸軍(その多くはプロの傭兵部隊=外人部隊)がアルカイダと連日熾烈な銃撃戦を繰り返して来ていると伝えられます。

    そして、アルジェリア国家警察軍(GENDARMERIE[ジャンダルムリー]=「憲兵」)のTOYOTA ランドクルーザー特別仕様車が国境を絶えず監視していたのですが、今回は、マリ共和国経由ではなく、リビア経由でアルジェリア国境を侵入してきたとされえています。

    実際、此のような事件は、実は今回が初めてではありません。

    いずれも、事件の多くはサハラ地方なのですが、アルカイダ組織、或いは他のイスラーム原理主義組織が、地方の憲兵隊本部や、軍の駐屯地を自爆テロで攻撃したり、迫撃砲、マシンガンで無差別乱射事件を頻繁に起こしたりしているのです。

    特に、チュニジア国境に近いGERMA(ゲルマ)では、良質の天然温泉が出ることから、地の利を利用して、アルカイダ組織が潜伏していることで、有名です。

    また、中部沿岸部カビリー(古代ローマ人の直系子孫が棲むとされる地域)のタラギレフという山岳地帯にも、テロリストの隠れ家があることで知られています。

    余談ですが、このタラギレフは全体が絶えず霧に包まれた山岳地帯で、黒松の原生林が鬱蒼(うっそう)としています。

    そして、非常に匂いの芳香な良質の松茸とマッシュルームがセットで採れる地域なのです。(日本の松茸は赤松ですね)しかし、天然のマッシルームは絶品。松茸が霞んで見えるほどです。

    これを採りに出かけて、とんでもない場面に遭遇しました。
    その時、上空を見上げると20機ほどの軍用ヘリとミグ戦闘機が数機、山の斜面に向かってミサイルを打ち込んでいるのです。

    最初は演習かと思いました。
    しかし、次の瞬間、そうでないことを悟ります。
    憲兵隊のランドクルーザーに静止され、「命が惜しかったら引き返せ」と凄い形相でマシンガンを突きつけて来るのですね。

    さしずめ、日本なら、トップニュースになるところですが、この国では総て極秘。

    一般人には何も情報を与えません。

    ・・・・

    さて、首都アルジェはやっぱり便利です。
    ヨーロッパ、アフリカ地域限定のJSTVチャンネルで日本のテレビ放送の人気番組が、見られるのですから。

    そのJSTVで、今回の日揮社員人質事件が大々的に報じられていました。

    そして、実は、
    一つ気になることがあります。
    それは、今回のテロ事件に対する対処法を巡って、アルジェリア側と人質を出した国々の考えが余りにも乖離していることです。

    人質を出した国はいすれも人命優先を当然に強く主張しています。当たり前ですね。

    それに対して、アルジェリア側が重きに置いているのは、如何なる方法を用いても、今回のテロ行為を殲滅させることを第一義に置いている訳です。

    つまり、人質の安全優先という美辞麗句はあまり出て来ません。

    従って、テロリストを皆殺しにする為には、人質の安全は考慮の枠外と考えていることです。

    これは、過去の事例でもそうなのですが、多くの場合、人質を取った犯人を、容赦なく人質もろとも射殺しています。

    こんなことをしても無駄だという強烈なアピールなのですね。

    こうしてテロの後続を断ち切って、断固とした威信を示し、石油、天然ガズをはじめとする国益に大きな影響が出ないようにする訳です。

    悪く転べば、一連のアラブの春のように、最初は小さなピンホールでも、短期間でマンホールの穴となって、国家が転覆する事例をいやと言うほど彼らは見て来ている筈です。

    今回、アルジェリア軍は、極めて迅速かつ、早期に強硬手段に出ました。

    しかも、日本や欧米に知らせることなく。
    知らせれば、彼らにとっての雑音に悩まされるという訳です。

    重複しますが、日本、欧米は、「人命優先、人質救出」を声高に主張するのに対して、アルジェリア側は、「何が何でもテロリスト殲滅」を最優先しているのです。

    ですから、人質が構内に居ようが居まいがお構いなしに、掃討作戦を即時実行し、そこにいるテロリストに容赦なくロケットランチャーや銃撃を加えるのです。

    日本人の感覚では、理解しがたいのですが、アルジェリア人が国益を考えたとき、躊躇なくそういった行動に出るのですね。

    ちなみに、
    アルジェリアの現体制を握っている政府重鎮達も、かつてはテロリストでした。

    フランス領時代の末期、1950年代、多くのアルジェリア人少年達が、フランス人の通うレストラン、ナイトクラブ、空港など大凡あらゆるパブリックスペースに時限爆弾をセットし、テロ行為を繰り返して来たのです。

    アルジェリア民族解放戦線(FLN)と言われ、当時のエジプトに地下組織の本部が置かれていました。

    そこで、教育を受けた一人が、現大統領のブータフリカです。

    ですから、テロの手口、テロリストの行動パターン、ものの考え方、手の内をよく把握しているのです。

    そんなアルジェリア政府にとって、人質が居ようが居まいが、とにかく、テロリストを皆殺しにすること。
    これが総てに優先すると考える訳ですね。

    近いうちに
    アルジェリア人のものの考え方など、
    機会見て、もっと詳しくお伝えしたいと思っています。

    私は、お蔭さまで、今回事件のあった場所から1200km離れた首都アルジェにおりますので、今のところ安全です。

    そして、これ以上テロ事件が日常的にならないことを祈るばかりです。

    更に、今回人質になった方々が皆、無事で解放されることを切に願って止みません。

    廣田様、
    メッセージありがとうございました。



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    1. tokkuさま、ありがとうございます!ご無事で何より、安心いたしました!このコメントは非常にタイムリーなので、早速FBにてもシェアさせていただきます!どうかこの先もお身体の安全だけはお守りくださるよう、よろしくお願い申し上げます!

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