平先生と安倍さんと三人でキャンプ(?)してるよ。
こうやって三人水入らずは久しぶりだね。
思い起こすと、もう15年になるかな、三人でニューヨークに留学したりしてたんだ。
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自分で言うのはおこがましいけど、私たち三人は、業界の歴史を変えた、と言えると思う。
元は、アキュラの宮沢さんという人が建築が安くできるシステムを作った。
それを平先生が「業界の間違った慣習に喧嘩を売る」というスタイルで、一斉を風靡した。
安倍さんや私が平先生の理論を実証し、世に広めるお手伝いをした。もちろん、私たちだけじゃない。でも、確実に影響は与えた。
結果、業界が変わったんだ。
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30年も前だけど、当時のトステムは地場の工務店を集め、こう言ってた。
「これからはハウスメーカーの寡占状態になります。工務店はどんどん潰れていくのです」
だから、頑張れ、と。
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宮沢さんから平先生の流れで、工務店は逆襲したと言っていい。
ハウスメーカーのシェアは伸びず、最大手HMは木造住宅を作るようになり、何よりほぼ全てのハウスメーカー、フランチャイズは、平先生メソッドの売り方を真似ていった。
地場の工務店たちが、大手ハウスメーカーに勝った瞬間だったよ。
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「家はまだ建てるな」
「日本の家は高すぎる」
業界の間違った慣習に惑わされず、正しい知識を得てからしか、家を建てちゃダメ。そう訴え続けて、、、
今は、ほとんどの業者が、お値打ちに家を建てられるようになったし、その価格が当たり前、という感じになってきた。
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時代は変わる。
というか、我々が変えた。
これからは、また違うものが必要になる。
それこそ、ビジネスモデル変換の時期と言えるかもしれないね。
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この先、金利は上がり、消費税のアップとともに駆け込みが始まる。そして、その後の冷え込みは過去に例のないものになるだろう。
日本の人口は減り続け、移民を増やさざるを得なくなる(すでに移民政策は始まっている)。
そして、その人たちは、あまり新築をしない可能性が強い。
厳しい予測だけど、どれだけ着工件数が減ろうが、自分たちが選ばれる努力を続けていたら、それでいい。
日本の着工は全て俺が建てる、くらいの意気込みがいいね。
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余談だけどさ、建築屋というのはAIの出現によって消滅することはない。
銀行さんやマスコミ、弁護士や会計士など、この先無くなる可能性のある業界が多い中、恵まれてるのかも知れないよ。
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世間は変わる。ビジネスモデルもね。変わらざるを得ないんだ。
そんなことを話しながら、BBQ食べてハイボール飲んでたよ。
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価値観や知識、経験値、目標、それらが揃った、そんな三人で過ごす時間はとても楽しい。
得難い空間だよ。
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写真は、縁側でくつろぐ三人。この後、先生はテントで寝て、安倍さんはソファーで寝たよ。
私は一人、ちゃっかりベッドで寝た^_^
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