懲りずに沖縄続き。これで最後にするね。今日はめっちゃ長いよ。こういう話が嫌いな人、ゴメンなさい。
沖縄のことで、現地の人の意見を聞きました。その方は「沖縄には基地は、いらない」。なぜ?と聞くと「お前の家の近くに基地があったら嫌だろう!」という答えでした。
お気持ちはわかります。
でも、これは感情論です。
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どうも、沖縄の方々の決定において、どうしても私たちが理解できないポイントがあります。(先日の記事の「利権」というのはむしろ健全です)んで、折り合わない点はふたつ。感情論と現実認識。
・お前ら本土人は沖縄にばかり負担をかける
・中国は攻めてこない。仲良くできる
というもののようです。
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ひとつめ。負担。感情論。
まず、自分の住む地域に基地があったら?
私は別段、気になりません。ああ、そうなのか、と思うだけです。
というか、実際に私は基地のすぐ近くにも家を持っています。伊達に世界中に家があるわけではありません。
横須賀の米軍用の宿舎ビルを購入する話もありました(値段が合わず買わなかったけど)。
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もちろん、この後、間違いなく沖縄にも家を買いますし、現在、沖縄にホテル購入の商談を進めているところです。
だから、「お前は人ごとだから言えるんだ」というのは違います。
ちなみに、基地が嫌ならハワイやグアムはじめ、海外には住めねーよ。どこでもあるもん。特に国境の島は。
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「沖縄だけに負担をさせやがって!」という意見もあります。
はい、沖縄の皆様には、多大なご負担かけてますよね。
だからといって、わたし達、本土人が何もしないわけではありません。
ちなみに、今までに私はこの国に対して、数十億円の税金を払ってきました。その中のお金は、沖縄にも回っているわけです。
つまり大切なことは、私に限らず、本土の人間も多少なり苦労は共有している、ということです。
私たちも負担しているのです。
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沖縄の方々のお心はお察しいたします。しかし、負担は国民全員が負担していることも、また忘れないで欲しいのです。
この金額が高いか安いかは知りません。もっと負担しろ、ということであれば、もっともらうべきです。しかし、感情でいい悪いを決めるような問題ではありません。
国防なのですから。
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ふたつめ。中共の脅威について。
「中国が攻めてくるか?」という問題もなかなか噛み合いません。
私が辺野古で話したオバーは、「中国なんて来ないよ」と言ってました。
根拠は知りません。
しかし、八重山の方々は全く違う意見のようです。
すぐ目と鼻の先に、来ているのですから。
(だいたい、沖縄本島こそ五百年前から八重山を侵略し植民地にしてたんですけどね)
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念のためいつも言いますが、私は中国人が大好きです。私の中国人の友人は、みな素晴らしい人間ばかりです。そして、彼らも日本が大好きです。概ね、日本にいる中国人は、本国よりも日本が良いと考えています。
その代わりと言ってはなんですが、国としての中国は大嫌いです。
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国としての中国。中共、つまり、中国共産党は、帝国主義をもう一度蘇らせようとしていると言われています。
スリランカに借金をかぶせ、それを取り、南沙に基地を作り、どんどん自国の領土を拡大しようとしています。
中国の軍隊は場所によって別れています。人民解放軍最強の瀋陽軍区をはじめ、七つの軍区があります。尖閣をカバーする東海艦隊の軍区と、南沙をカバーする南海艦隊の軍区とは別物なのです。
彼らは競っています。南沙に実績を残した南海に対抗したい東海は、尖閣を何としても取りたいのです。資源や太平洋にも出られるなど、攻めたい理由は山ほどあるのです。
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中共には、容赦というものはありません。
かつて自国民を八千万人殺し、今、ウイグル、チベットで、大虐殺を行っています。
それは、ヒトラーのホロコーストを彷彿とさせます。
映画「ルンタ」を見てください。業田良家さんの漫画を読んでください。身の毛もよだつ地獄がそこにあり、かつ、今お金と力を持った中国に対して、世界の国々は何もできないことが実証されています。
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「沖縄が占領されるならなぜ台湾や香港はされないのか?」だから沖縄も大丈夫、という意見もあります。
イヤイヤ、台湾や香港をウイグルチベットのような乗っ取り方をしたら、それこそ世論が黙っていません。
沖縄も、いきなり爆弾を落とされるようなことはないでしょう。
静かに占領されるだけです。
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沖縄が自治領になれば、中共は多くの移民をさせ、選挙で自分たちの傀儡をトップに据えるでしょう。
クソバトがやりかけた、外国人参政権です。
そうなれば結果は目に見えています。
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タイの政変があったとき、タクシン派のデモに参加した人間は、日本円で約三千円程が配られました。地方の貧しい農民が、「お金もらえるー」と集まりました。莫大なお金です。
その豊富な資金は中共から出ている、と聞きました。私は国軍の将校から聞いたので、まず間違いないでしょう。
なので、事態の収束を狙ったプミポン国王さまは、軍のトップを政治のトップに据えたのです。ご自身が崩御されることを予測した上で。まさに名君です。
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自国を守る。この概念が存在しない人がいるのは日本だけです。
そして、軍隊のない、防衛機能のない国はチベットのようになるだけです。
チベットは自分に危害を加える人間を「かわいそう」と思える素晴らしい国民です。しかし、力がないゆえに、女性は強姦され、堕胎を許されず華人の子供を宿し、尼さんは局部に電気棒を突っ込まれます。(映画ルンタ、業田良家さんの慈悲と修羅をみてください)
逃げる人間はハンティングゲームのマトにされ(ユーチューブで見れると思います)、民族を消されかかっています。
人間のやることでしょうか?
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かつて、大国だった中国は、発展の遅れから、諸外国に食い物にされました。今はその仕返しです。
「今度はこちらの番だ」と、それを公言しているのです。
一帯一路、ワンベルトワンロードは「現代版帝国主義作戦」に他なりません。
そして、最も大切なことは、彼らはそれを「当たり前のこと(当然の仕返し)」と思っているのです。
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明治維新は、関ヶ原のリベンジです。今は薩長が支配する世の中です。いい悪いではなく、事実です。
しかし、それを世界規模で、もっと狡猾にやっているのが彼らです。かつてない力とお金を持って。
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沖縄の二誌は、間違いなく〇〇の影響を受けていると言って過言ではありません。
八重山日報のみが事実を事実のまま報道しています。
沖縄の人々は純粋で真面目であるからこそ、二誌を信じているのでしょう。
なので、中共が他国で何をしているか?を知らないのだと思います。
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私はこの国が好きで、決して共産主義に乗っ取られて欲しいと思っていません。日本が日本であり続けて欲しいと思っています。なので、この問題を考える時とても心が重くなります。
沖縄が独立し、中共に乗っ取られたら、その時、みんなは気がつくのでしょうか。時すでに遅しですが。
沖縄の方々、現在はネットというものがあり、偏向でないさまざまな情報が手に入ります。(自分自身で判断が必要ですが)どうか目を開いてくださいますよう。
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写真はパリの8区でたまたま遭遇したデモ。「チベットに自由を」「中国を止めてくれ!」と連呼していた。悲しいデモだった。
彼らは自分の体に火をつけて、焼身自殺しながら抗議することしかできない。
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映画「ルンタ」
業田良家さん「慈悲と修羅」
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