2019年2月28日木曜日

割れ窓理論 追記 No.0874

追記でーす。

「割れ窓理論」のところと「怒らない」について(多分、ないと思うけど)、勘違いがあるといけないので、少し補足させてね。

「割れ窓理論」において大切なことは、


「細かい出来事に気を配る」


ということです。細かく(口うるさく)注意するとか、部下の仕事の細かい部分をチェックするというわけではありません。


・・・


「重箱の隅をつつく」


とは意味が違うのです。重箱の隅を突つくのは社長の仕事ではありません。職人の仕事です。


職人は自分の仕事の重箱の隅をつついて、良いものを追求していきます。


社長は、それら職人(もしくはスタッフ)の力を引き出すのが仕事。


勘違いしないでね。


逆に言えば、割れた窓ガラスの直し方に口を挟むのではなく、放ったらかしになってないか?を見るのです。


・・・


ガラスの仕上がり具合にケチをつけるのではなく、ガラスが割れてないか?を注意深くチェックして、直してくれた者、また、割れないよう頑張ってくれてる者を評価し、褒める。


それが社長の仕事ですよ。


細かいところに気を配る=細かいことをグチグチ言う(任さない的な)


とは違いますからね。


・・・


怒らない、について。


ここで言う「怒らない」は「叱らない」とは違います。


感情をぶつけるような指導は、してはいけない、ということです。


(いうまでもないですけど)


・・・


怒るリーダー、つまり、力で従えようとするリーダーは最低です。


しかし、怒ることのできない、つまり、従える力のないリーダーは最悪なのです。


本来、キツく注意すべきなところ(理念を破ったとか、お客様に非礼をしたとか)は、やはりそれなりのことをしなければいけません。


その時にスタッフに遠慮したり、言うべきなのに言えない、というのは、もはや、リーダーですらありません。


・・・


本来、リーダーの仕事は人を導くことです。


ビジネスでも、宗教でも、野球でもなんでも同じ。


人を導いて、望む道へ連れて行ける、そういう力を持った者こそがリーダーなのです。


・・・


スタッフを幸せにするために、スタッフの様子に目を配り、目一杯気遣い見守るのはリーダーの仕事です。


しかし、スタッフの顔色を伺うのは、リーダーの仕事ではありません。


・・・


誰よりも強く、そして、行くべき道を示し、そこに連れて行ける力を持った上で、仲間に優しい。


そんな姿が理想ですね。

私も修行中。

お互い頑張って高めていきましょうね。


・・・


これはお父ちゃんかな?お父ちゃんも割と怖いぞ。

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