2023年9月19日火曜日

NO.1366 昭和天皇の素晴らしいエピソード

 *とーちゃんさんの記事から〜
 
昭和天皇は太平洋戦争末期に作られた防空壕(御文庫)に戦後も住んでいた。
この御文庫、爆弾に貫通されないように分厚いコンクリートで作られたから
頑丈は頑丈なんだが
雪が降る中突貫工事で作った代物で
健康を害するほど湿度が高く
タンスの中に吊るしたスーツが3日でしけたほど。
側近も幾度となく「新しい御所を建設しましょう」と進言したが
「国民は皆、掘立て小屋で暮らしてる。私にはこれだけのものがあるから」
と、頑として首を縦に振らない。
しからば…と侍従たちは陛下のお気持ちが変わる前から
設計図を引いていつでも取り掛かれるようにスタンバイ。
それで、やっと完成したのが東京オリンピック(前の)の直前で
天皇陛下は日の差さない穴倉みたいな御文庫から、
使い古しのちびたスリッパを持ってお引越しされた。
旧居とは打って変わって、窓を広く取り快適な新居に
「こんないい家に住めるのも、みんな国民のおかげだ」と話した、という。
 
〜とーちゃんさんの記事より
 
 
・・・
 
写真は陛下のお履きになられていたスリッパ。
 
昭和天皇の素晴らしいエピソードは枚挙にいとまがない。
 
意気揚々と乗り込んできた占領軍のマッカーサーを逆に心酔させたり、戦後、全国を周り、国民を慰労されたりもした。
 
沖縄だけは米軍占領下など様々な理由で行幸できず、心を痛めておられた。
 
ご危篤の際に「もうダメか」と問われ、周りの者がご体調のことかと思い聞き直したら「沖縄にはもう行けぬのか?」ということだった。
 
いかに国民を愛されておられたか。
 
こういったことなども全て学校で教えるべきだと思う。


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