2011年12月20日火曜日

心を奮い立たせるシンボルをプレゼント No.0329

もうかれこれ10何年前になるけど、、、

平先生が独立したとき、
机よりも何よりも先に、
一番最初に買ったものがあります。

「あしたのジョー」の絵。

涙橋をバックに、ジョーが立っている、
シルクスクリーンで、綺麗な額に入った、
そんな絵です。

「真っ白な灰になるまで働く」

そう決意した先生は、とにかく
「余力を残さず仕事をする」と
決意して、事実その通りにしました。

先生は、大成功をおさめました。


・・・


数年後、先生は、後進の為に、
自分が燃え尽きるわけにはいかないと、
「あしたのジョー」を手放す事に決めました。

その絵は、私のところに届けられました。

あたしの「あしたのジョー」。

その絵を見ながら、私も一生懸命頑張りました。
そして、先生のように、大成功をおさめました。


・・・


さらに数年後、私はその絵を次の人間に渡す事にしました。

その絵をもらった人間は、桑原といい、
今私のところでマンション管理の会社をやっています。

名古屋の一等地にある事務所。

そこの事務所の正面の奥に、今も「あしたのジョー」は
飾られています。

苦しいとき、つらいとき、桑原は、、、
その絵を見て自分を奮い立たせているのでしょう。


・・・


人は、何かをするときに、
本尊の様なものがあってもいい、と私は思っています。

自分だけの宗教。

それを心の支えに、くじけそうなときはそのシンボルを見て、
また心を奮い立たせる。

それはある意味、、、

お守りでもあります。


・・・


この「あしたのジョー」をプレゼント、、、

するわけではありません。

私のものじゃないしね。


ひょっとして期待した人がいたらごめんなさい。
ということで、まがい物なシンボル、お守りというか
本尊をプレゼントしましょう。


・・・


あしたのジョーの原作者、梶原一騎という人がいます。

・あしたのジョー
・巨人の星
・空手バカ一代
・タイガーマスク

などの名作をヒットさせた、
日本の原作者の草分けの様な人です。


・・・


その梶原作品は、一様に

・根性もの
・常に挑戦する
・ハッピーエンドではなく、燃え尽きる

という共通点が有ります。


・・・


その作品群の中で、
「最高の梶原作品」と
呼ばれている中に、

「紅の挑戦者」という作品があります。


あらすじは、

 サッカーで将来を嘱望されていた紅鬪志也は、
 遠征先のタイで一人の人間と出会う。
 サッカーボールをひと蹴りでパンクさせたその男は、
 「ガルーダ」と呼ばれ、タイの国王、法王と並び、
 タイに三人の王ありと呼ばれたムエタイの神。
 紅はサッカーをやめ、ムエタイに挑戦。格闘ロードを歩んでいく。
 
というものです。


・・・


このマンガ、とにかく暗い。
梶原作品の真骨頂。

師匠は、ガルーダに試合で敗れ片足を失い、
とにかく復讐しか考えていない、という大利根一鬼。
(モデルは鬼の黒崎師範。でも黒崎さんかわいそう)

最後、紅はガルーダに勝つが、ガルーダは死亡、
紅鬪志也は再起不能と救いがない。

でも、そういうのが男の子は好きなのです。
損得抜き、戦う為に生き、

そして、、、

燃え尽きるまで戦う。

まあ、男のロマンだね。


・・・


で、、、
ここからが本題です。

(ながっ)


今回のプレゼントは、このガルーダ!

紅の挑戦者のガルーダの胸に入っている入れ墨は、
「悪を食べる神の鳥」ガルーダです。

タイで、ガルーダの像を買ってきました!

これをプレゼントしましょう!

カテゴリーB、商品番号13

「タイの聖鳥、ガルーダ」

です。

タイ王国軍の紋章にもなっています!





↑これは実際の紋章です。

皆様にに送るのはこの下だよ!

大きさは2センチから5センチ。





(種類がひとつひとつ違うので、
 違うタイプがくるかも)

全部で三つだよ!

机の上に置いたり、
ぶら下げたり(できるのあるの)
なんにせよこれを見ながら
心を奮い立たせてね!

8 件のコメント:

  1. 通りががかりの者です。

    このブログ、すごいですね。

    これからちょくちょく
    寄りますね。

    それにしてもすごいです。

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  2. 廣田会長、マニアックですね~!僕は知ってます。
    黒崎道場はなぜチャンピオンが出ないのでしょうか?

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  3. 匿名さま、コメントありがとうございます!

    >通りがかり

    ありがとうございます!嬉しいです!

    >ちょくちょく

    はい、ぜひお寄りください!プレゼントもご応募くださいね!

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  4. 匿名さま、ありがとうございます!

    >マニアック

    はい、そう言われる匿名さまこそ(笑)
    黒崎師範の話は凄く興味深い話が多いので、一度記事にしてみたいものですね!私が今まで見た人間の中で一番オーラを感じた人です!まあ、ファンという事も有りますけど(汗)

    >なぜチャンピオン

    はい、昔の目白ジム時代は多くのチャンピオンが育っていました!藤原さん、嶋さん、岡尾さん、数え上げるときりがないです!これまた理由があると思います!一度このあたり書いてみたいなあ。

    また是非覗いてくださいませ!

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  5. 竹山晴友氏、大沢昇氏と以前話がでていましたが
    ついに鬼の黒崎まででましたか(笑)
    オールドファンにはたまらない名前です(^_^;)

    個人的には梶原一騎さんは晩年のアウトローな側面が
    なかったら国民栄誉賞だと思っています。

    次はベニーユキーデが登場するのでしょうか。
    それともケンカ十段でしょうか。

    こやしブログの違う楽しみ方を見つけた気分です。
    いや~たまりません。

    世代的には会長は竹山氏と同世代でしょうか?
    ワクワクしながら読みました。

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  6. 長政さま、コメントありがとうございます!

    >竹山春友氏、大沢昇氏

    嬉しいですね!覚えていてくださいましたか!はい、オールドファンにはたまらない人たちですね!今の選手も素晴らしいけど、あの頃の人たちも凄かったです!

    >晩年のアウトロー

    ほんとですね(苦笑)残念です。でも、業界の連中も、梶原さんが力をなくしたらぼろかす言って、あれもなんですね。それまでホイホイしまくっていて。所詮マスコミ体質なんだなーと漫画界にガッカリしたのを覚えています!
    小池一男は、梶原一騎(若い頃、晩年)と真木日佐男の似顔キャラを、フリーマンにやっつけさせたりして。どーかなー、と思いました!

    ベニーは、面識ありません、でも凄い好きでしたね!芦原さんも、道場に遊びによらせてもらったときはありますが、会ってないです!当時は石井館長が師範をされていました!

    竹山さんは角海老宝石で練習していた頃、お邪魔した事があります!恐ろしいほどの練習量でした!当時既におじさんだった大沢師範の動きも凄かったです!

    あー、つい、いろいろ書いてしまった(汗)こういう話大好きで、いろんな格闘家の話、してみたいですね!まずは黒崎師範のエピソードでも行きますか!また覗いてくださいませ!

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  7. プレゼントは「紅の挑戦者」全巻セットかと思いました。
    それは持っていました。
    印刷機の下で埃をかぶっていたので、どんなだったか読み返して見ます。
    これを知っている人は数少ないと思います。
    名作ですよね。

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  8. はんこ屋さま、コメントありがとうございます!

    >「紅の挑戦者」全巻セット

    いいですね!マンガ喫茶へ行って久しぶりに読み返してみようかな。でも、登場人物の誰ひとりも幸せになれないマンガですよね(笑)梶原作品全てに言えますが。

    >名作

    はい、梶原作品の中での真骨頂と言われているようです!全巻お持ちの方もまた少ないと思います!ぜひ読み返してくださいね!また覗いてくださいませ!

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