2017年10月15日日曜日

医療問題 No.0757

朝のポートランド、なんか浮浪者がたくさん店舗の玄関で寝てます。寒そう。
アメリカでは、日本のように国民皆保険ではないので、ホームレスだけでなく、あまりお金のない人は病院に行けない。

米国の平均寿命は先進国の中でもかなり低いんだよ。

肥満だけでなく、結果的にこういうことが平均寿命を下げることに一役買ってしまっているのかも知れない。

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以前に、ある州のタックスオフィスで順番待ちしてるときにさ、女の人がいきなりパターンと倒れた。ヒスパニック系の若い女性。

みんなが駆け寄る中、その女性は半ば意識のない朦朧とした状態にもかかわらず、「救急車は呼ばないで」と連呼してた。

救急車代が払えないから、呼べないのよね。

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そういう人って、アメリカでは決して少数派ではないんだ。

医療費はアホほど高い。盲腸切ったら150万だからね。

日本人は、高額の手術は別として、医療にあまりお金がかかると思っていない。負担が少ないから。誰でも、下手したら暇つぶしに病院へ行けてしまう。

病院の待合室で「最近〇〇さん見ないねえ、病気でもしたのかしら?」と、老人たちが話してる、という冗談、よく聞くもん。

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日本人は、人間の永遠のテーマ、不老長寿を世界で一番手に入れていると言っていい。

平均寿命が長いんだからさ。

でも、その代わりに、、、
世界で例のない高齢化社会を作ってしまった。

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消費税がまた今度10%に上がる、というか、上げなきゃ財源はない。

でも、この国の予算約100兆円のうち40兆円は、医療費なんだってさ。

ほぼ半分なんだからね。家計簿で考えたらすごい数字でしょ?

もし、アメリカみたいに、保険は自分持ち!ってやったら?
一気に国の財政は好転する。

ひょっとしたら、いつかそんな日が来てしまうのかもしれない。

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消費税は上げたくない。医療費も負担して欲しい。あれもしたい、これも欲しい、そんなこと言ってると、いつか破綻する。

でも、国民皆保険は、世界にほとんど例のない、素晴らしい制度。

だから、継続のためにも、医療関係の規制や体制は変えていかなきゃならない。

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ビッグマネーが動くゆえ、既得権益ズブズブのブラックボックスなのは誰もが周知の事実だと思う。

でも、いつまでもそんことやってたら、本当に国が滅びてしまうよ。

本来ならば、医療費や薬剤のコストダウン、厚労相の許可(岩盤規制)の見直しなど、やれることはいっぱいあるはずなんだからさ。

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だいたい、厚労相の認可が遅すぎるから、日本に入って来る薬剤は皆米国のお下がり(ひと型遅れ)なんだってさ。米国で不要になった薬を日本に売りつけてるって聞いた。ホントかどうかは知らん。

何より、サラリーマンが診て欲しい土日にこぞって休むなんて、日本だけだよ。この一点だけでも、日本の医療は変わらなくちゃいけない。24時間365日が当たり前だろうよ。

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でも、こういったものに政治家が手をつけると、また左翼が騒ぐだろうね。医師会とかの抵抗もすごいと思う。

うりゃっ!って一刀両断できるような政治、して欲しいけど無理だよな。

そういう意味では赤パンダや刈り上げの国なんて楽だよね。少数派意見は無視というか、聞きもしないんだもん。

文句言ったら〇せばいいし。

文句ばかり言う左翼がこういう国を崇拝してるんだから不思議なものだよね。

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話は戻るけど、政治家は票が欲しいから言えない。だから私たち草の根が声を出して、日本の医療を変えていくのがいいね。

そうして、医療のレベルを下げずに、40兆円から無駄なコストを少しでも減らしていく。それが理想だよ。

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写真は朝のダウンタウン。コーヒー飲みながらあるいてるよ。

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