NO.1370 谷村新司さんのご冥福をお祈り申し上げます

 谷村新司さん、お亡くなりになったね。

残念でならない。
　
若い頃、バンドが好きな友人に誘われて、よくアリスのコンサートに行った。結構数行ったんじゃないかな。
　
谷村さんは語りがすごく面白く、コンサートはとても楽しかった。帰ってからLP（今の子は知らんかな）を買って何度も聞いたりした。
　
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で、私の通う経済塾の副塾長が谷村新司さん大好きで、駆け出しの頃、ラジオから流れる昴を聞いて「いつか俺も」と頑張ったそう。
　
果たして副塾長は売り上げ5,000億の会社の社長となり、クリスマスに谷村新司さんを呼ぶような人になった。個人的にもお付き合いがあるらしい。
　
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去年のクリスマス、副塾長のはからいで経済塾のパーティーに谷村新司さんが来られて、メンバーたちのために生歌を歌ってくださった。
　
メンバー皆さんが遠慮して最前席に座らないため、塾長が「お前たち前から詰めろよ」と言ってくださったのをいいことに、ちゃっかりと私は最前列の谷村新司さんの真正面に座った。
　
「いいんですね！！こんないい席、本当に座りますよ」と声を出しながら。
　
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ガキの頃からコンサートで見た顔。その時は本当に遠くで小さくしか見えなかったチンペイさん。
　
45年経って、その大歌手が目の前にいる。手を伸ばせば届きそうなくらい。
　
ホンモノだ、実物だ。近い、シワ増えたな、少しお痩せになられたかな、まあお年だからかなあ。今から歌聴けるんだ、嬉しいなあ。
　
そんなことを考えながら、真正面に座った。ディナーショーのチケット買ったとか、そんなじゃなく、誰でも来れるわけではない、来るためにそれなりの資格のいる場所として。
　
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副塾長は自分の夢を叶えた。そして、それに便乗して私もささやかだけれど大きな夢を叶えたと言っていい。
　
「小林あっちゃん（アリスのコンサートに連れてってくてれてた親友）、俺、チンペイさんの真ん前、4メートルの距離で歌聞いてるよ」
　
と今すぐ連絡入れたくなる、そんな夜だった。
　
副塾長、ありがとうございます。
　
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その後、谷村新司さんは一回ディナーショー（最高額だったそうな）をこなされ、終了後倒れて…
　
鬼籍に入られたらしい。
　
つまり経済塾のステージは、最後から二つ目のステージだったということになる。
　
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歌は素晴らしいね。
　
人を勇気づけたり、励ましたり、救ったり。
　
そして何年も、何年も、下手したら永遠に、、、人の心に生き続ける。
　
チンペイさんの歌は副塾長の心にも、あっちゃんの心にも、そして私の心にも生き続けていく。
　
我々も、仕事をするならそんな仕事をしていきたいものですね。
　
谷村新司さんのご冥福をお祈り申し上げます。お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

ご冥福をお祈り申し上げます

当日のステージ。ご本人写すのはNGだった