今日はビジネス系の話だよ。いつもの経済塾に、驚くようなゲストが来られた。まあちょっと前の話なんだけどね。
ハーバード大学ビジネススクールの教授である、竹内弘高(たけうち・ひろたか)教授。
そんじょそこらの団体には来てくださらない方らしいよ。
ある企業などは、竹内教授から教えを乞うためにハーバードに毎年3億円の寄付をしてるとかしてないとか、聞いたことがある。
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三井物産や大和証券グループなど、名だたる世界的企業の社外取締役を務めてる。一橋大学名誉教授。
まあ、書き出すとキリがない経歴の持ち主。
まさに、世界の頭脳。
その方が、ビジネスのコツを私たちみんなにレクチャーしてくださったわけ。
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成功体験を捨てることが企業には大切だ、というお話しに始まり、
日本は規制が多すぎるから企業が育たないことをホンダのジェット機を例えながら話され、また別のテーマで、ユニクロやニトリでは、と実例を示され、
割と複雑なビジネス論に移り、暗黙知と形式知、そしてそのスパイラルなど、いろんなお話をされた。
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で、あれやコレや話された後で、、、
いつも最後に学生たちにいうんですよ、と竹内教授。
「君たち、いろいろあるが、覚えておけ。最後に大切なのは、GNN。
GNN、GNN、GNNだ」
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んで、GNNって何ですか?と尋ねると、
「そりゃー君、義理人情とナニワ節だよ」
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アメリカ人が、しかもハーバードビジネススクールのMBA取ろうって連中が、義理人情やナニワ節に対してどんな感情を持つのかはわからない。
でも、世界の頭脳がそれを言う。
いいねえ。ステキだねえ。
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そういえば平先生も、GTOという名の会社をやってたな。
「平先生、なんでGTOなのですか?まさかグレートティーチャー鬼塚じゃないですよね?」と聞く私に、
え?GTO?それは、廣田さん、、、
「義理人情と恩返しだよ」
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なんと、ハーバードビジネススクールの教授、平先生とセンスが同じだ。
と、会場で私一人、うつむいてニヤニヤ笑ってた。
やっぱ最後はそこだよな。GNNもしくはGTO。それなしで機械的なビジネスやってても、人生、面白くねーもん。
どう稼ぐか?じゃない。
どう生きるか?なんだよね。
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