2019年11月12日火曜日

ローマ法王 No.0976

11/23より、ローマ法王が日本に来られると聞いたよ。フランシスコ教皇さま。私はクリスチャンではなく、根っからのブッディスト(仏教徒)だけれど、今回は非常に興味がある。

私が間違って理解している情報もあるかもしれないので、事実と違うところがあれば、お許しいただきたい。(正否の議論はしたくないのでゴメン)


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フランシスコ教皇は、枢機卿の時代より、ワンルームに住み、ご自身で料理を作り、公共の交通機関を使い、貧しい人たちに施しを与えてきた。


そんな人ゆえ、高位聖職者の腐敗が許せない。


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昨今の、特に米国カトリックは、ペドフィリア(まあロリコンやな)、マネロン(資金洗浄ね)などのスキャンダルが多いそうな。


中でも、マルチンクスという、ひと文字を伏せ字にしたら恥ずかしさで赤面しなければならないような名前の大司教なんて、恐ろしいほどの経歴を持ってる。


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(以下、記事引用)

マルチン○スといえば、『コーザ・ノストラ』と強い絆を結んで、一躍時代の寵児となった銀行家ミケーレ・シンドーナや、のちに暗殺されたロベルト・カルヴィが総裁だったアンブロジアーノ銀行と結託し、マフィアの大がかりなマネーロンダリングだけでなく、その後のカルディ暗殺事件、教皇ヨハネ・パオロ1世の暗殺疑惑、ヴァチカン職員の娘、エマヌエーラ・オルランディが突然失踪した未解決の事件、教皇ヨハネ・パオロ2世暗殺未遂事件などに関わったとされ、秘密結社『ロッジャ・P2』及びCIAの一員として、当時のヴァチカンに激震を走らせ、同時にその信頼を失墜させた人物です。


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ニューヨークマフィアの大物、ラッキールチアーノとも関係があったとか、また彼の父はアルカポネの運転手をしてたとか。 


まあ、もう映画の世界だね。


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どの宗教でもそうだけど、高位聖職者は、ほぼ裁かれない。


しかし、フランシスコ教皇さまは、腐敗した高位聖職者を断罪し、資格を剥奪したりしてる。


そして、自分の任命した13人の司教は、非常に質素で、まさにシンプルな聖職者。


だいたい、教皇になられてすぐに、「高級車禁止」にしたそうだから。


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フランシスコ教皇の教えだけどさ、


LGBTについて、容認はしないまでも、「ゲイであるという形容詞よりも人間であるという主体こそが大切」と発言されたり、今議題に挙がってるのは「妻帯者が聖職者となり、女性が助祭司を務める」という決定をするか、という流れになってる。


これはすごいことらしいよ。


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なんにしても、本来あるべき姿を貫こうとする新興勢力を、既存の既得権益を持った連中は排除しようとする。


それは周りから見ると(無責任ながら)非常に興味深い。


フランシスコ教皇さまVS既存の既得権益軍団ってとこかしら。


ぜひ頑張られて欲しい。


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ダライ・ラマさんもステキ。やはり世界の指導者には、高潔な姿を求めてしまう。尊敬したいもんね。


まして、キリスト教といえば世界最大最強の宗教。


その指導者が、やはり人格者であるというのは嬉しい。


私はひいおじいさんが僧侶だったので、キリスト教とは全く縁のないブッディストだけどさ。


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フランシスコ教皇さまが、11/23に羽田、そのまま長崎に飛んで、また東京に。26日まで居られる。


どんなお話をされるか、非常に興味深い。


天皇陛下ともお会いされるのかな、いろいろ楽しみだな。


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ローマ法王(教皇)となられた今でも、50ヘーベーの部屋(フツーの1LDKくらい)に住み、常に普段着(白い服)で、ファミリーカーに乗る、虚飾を嫌うフランシスコさま。


すげえよね、やっぱ聖職者はこうでなきゃ。

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