2019年10月13日日曜日

台風の爪痕 No.0964

未だ風は強けれど、東京において台風は過ぎ去りました。が、各地に爪痕を残しています。

この台風で被害に遭われた方に、心よりお見舞い申し上げます。


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ありがたいとことに、私のグループ各社において、被害はなかったようです。


若い連中がギリギリまで養生を頑張ってくれたおかげでもあります。


が、地域によってはそんなの関係ないようなレベルの被害もありました。特に、堤防が決壊した、なんてものは、人力ではどうにもなりません。


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過去、スーパー堤防の話があり、それを“悪夢の民主党”が全て潰しました。


奴らは「スーパー堤防は、スーパー無駄遣い、ということで」という歴史的な迷言を吐き、堤防計画を止めました。その結果、多大なる被害を産んでいます。


これが、民間の仕事なら間違いなく損害賠償の対象になるでしょう。


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不思議なもので、我々の業界にはこんなジンクスがあります。


「養生すれば台風逸れる」


まあ、保険かければ事故しない、みたいなものでしょう。マーフィーぽいですね。


でも、逆にいうと、準備する事でジンクス通りにそれてくれるならば、これ以上のことはないのです。


取り返しはつかないのですから。


以前の洪水の際も、尊い命が奪われました。一見無駄に見えたスーパー堤防さえあれば、救われた命でした。


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何も被害がなかった地域も、どうか他山の石とせず、被災地を応援してあげてほしいものです。


ウチらは何もなくてよかったね、ではなく、日本を活性化させて、被災地を助けようよ。


災害の復興にはお金がいるんだもん。財政出動レベルで、国の経済活動を活発にしなきゃなんないんだからさ。


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みんな元気出してさ、デフレなんて言ってないで、上を見て、たくさん仕事して、稼いで、お金を使って回そう。


日本自体を復興させるんだ。日本人ひとりひとりの気持ちの中身から動かしていこうよ。


ウチも頑張るからさ。


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写真は、晴れた六本木。


「スーパー堤防はスーパー無駄遣い」と言ったクソ政治家の写真にしようかと思ったのだけど、穢らわしいのでやめた。


まだ風は強いけど、いい天気だよ。これから先も、きっと良くなるさ。

2019年10月11日金曜日

台風19号  No.0963

グループ各社の社長、従業員に告ぐ。


今回の台風19号は、史上稀に見る強さ、大きさの台風である。


この台風から我々はお客様の大切な家を守らねばならない。


なので、台風養生をこれ以上ないほどに完璧に行うこと。直撃するか、しないかは未知数であれど、自らの地域に直撃すると予想して養生を行うこと。


その上で、明確に指示する。


いざ、台風19号が上陸、直撃するとなった場合、従業員の命を最優先して事に当たること。


もし仮に養生を行なった現場が暴風雨によって損壊したとしても、台風が通過するまで、決して現場に行ってはならない。


風速40メートルを超える暴風雨は人力の及ぶところではない。よって、第二次災害の危険がある。


この場合、たとえ現場に到着しても、なにかを行う術はない。無駄に従業員の命を危険に晒すだけである。


なので、台風19号の直撃中は、現場に向かうことを禁ずる。


繰り返すが、従業員の命を最優先すること。これを第一義として、この台風19号にあたって欲しい。


また、従業員の中でも、事務方など、当日の業務を入れ替えることが可能な者には、有給消化のない有給としての休日扱いとすることを、事前に通達すること。


さらに、当社事務所にて打ち合わせなどのお約束をさせていただいているお客様に対しても、日程を変更するなどして、お客様の安全をお守りさせていただくよう、強く通達するものとする。


以上、ここに指示する。


株式会社サティス・ホールディングス・グループ

代表取締役会長 廣田康之


*追記

ウチの若い衆たちの名誉のために追記します。

ウチの連中は私がこのように止めないと、必ず出勤し、夜も待機し、もし被害のある現場なりがあると必ずそのまま24時間体制で現地に向かいます。 

(実際毎回そうしてきています)

ただ、今回は未曾有の大型台風です。

それゆえ、私が前もって止めておかないと、いつものように24時間体制で、かつ現地に直行するでしょう。

それは多大なる危険を伴う行為です。

なので、なかば例外的に、今回は「動くな」と指示しております。

ウチの連中の名誉のため、追記させていただきました。


黒四ダム No.0962

FB友達から嘆きのメッセージをもらった。

聞くと、今、自分の会社は大変な状況にある。なぜなら、トップが本当に恥ずかしいことをした、との事。


ピンと来た。

「関電?」
「はい」


確かに。トップ達が賄賂を受け取り、しかも往生際の悪い態度。従業員の方々も、さぞかし恥ずかしい思いをしたろうね。


士気にも関わるだろう。


・・・


関電。


この、本来素晴らしい会社は、過去、日本の国に多大なる貢献をした。


みなさんも一度は聞いたことがあると思う。


黒部四号発電所。
通称、黒四ダム。


長野県の大町から、富山県の宇奈月までの間にある、秘境中の秘境に作られたダム。


これは太田垣士郎社長(当時)社員率いる、関電スタッフ全員の、会社の存亡をかけた仕事だったんだ。


・・・


世紀の大工事、黒部ダム建設は、日本の建設史に残る、難工事中の難工事だった。


まず、ダムまでのルートを確保しなければならない。大正時代、黒部が水力発電に最適だと目をつけられた。


しかし、そこに行くのがまず、困難。日電歩道(写真)を通って調査が進められ、また、富山側からのトロッコ電車のチケットには「安全は保証できません」との注意書きがなされてた。


その後、発足したばかりの関西電力として工事が始まる。


「とても無理だ」という声に、関電は「このダムができれば、一気に関西地方の電力をまかなえる」とゴーサインを出したらしい。日本の戦後復興を促すにはここしかない、と。


しかし、長野県側からの資材搬入トンネルを作ろうとした、そのトンネル工事で、破砕帯と呼ばれる、水脈にぶち当たったんだ。


・・・


多くの死者を出し、破砕帯で工事は止まった。


このままでは、黒四ダム工事自体が進められない。


この工事が完成しなければ、関電は潰れる。何より、日本を支える電力は手に入らない。


工事予算をひねり出すために、関電社員は一致団結し、これにあたった。


黒四を助けろ、を合言葉に社員全員、鉛筆を握れなくなるまで使い、黒四にお金を回したんだ。


(私は見てないけど、映画「黒部の太陽」や「プロジェクトX」でも、映像化されてる)


悪戦苦闘の末、破砕帯を通り抜け、トンネルは開通した。現在も、大町から黒四に抜ける通称「関電トンネル」には、破砕帯の場所を記す表記があり、亡くなった作業員の方々の慰霊碑がある。


何が言いたいか?というと、かつての関電は、自社の存亡を賭け、国のため、日本の発展のため、その身を犠牲にする覚悟で、社会に貢献した、という事なの。 


関西電力には、その実績があるんだ。


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今の不祥事は、本当に恥ずかしい。 


賄賂なんて、多分あの世界じゃ日常茶飯事なのだろう。


たまたま見つかっただけで、いくらでもある話なんだろう。


しかし、その後の対応もまずい。言い訳はできない。トップの辞任は当たり前。


しかし、国の恩人である関電自体が貶められるのは、あまりに忍びない。


・・・


もし、私が社員なら「黒四を忘れるな」を合言葉に、「もう一度関電の誇りを取り戻そう」という運動をするね。


簡単なこと。


社内に、上の言葉たちを紙に書いて貼りまくるだけ。


士気を取り戻し、かつての誇り高き関電の意思を持ち直すんだ。


・・・


もし、そんなスローガンを掲げたら、社員の士気は勝手に上がる。みんな、今の不祥事に辟易してるはずだからね。受け入れられるはず。


そうすると、いいことが起こる。誇りを取り戻した会社には、必ずラッキーな出来事が起こるんだ。


従業員からこそ、従業員発の会社復興をしてほしい。


・・・


社内いたるところに、紙を貼るだけ。みんな発奮するよ。マスコミも食いつく。関電は社会から注目され、復活のチャンスになる。


そこで従業員全員が自らを律した仕事、行動を取れば、関電は世間の評価において復活するはずだよ。


・・・


従業員の方々、ぜひ、それをやってほしい。


トップの不祥事を社員が救う、という伝説を作ってほしい。


黒四に行くたびに、いつも涙が溢れてくる。そして、その当時の、関電という会社に、感動を覚える。


そんな、関電ファンの気持ちを、この先も持ち続けさせてほしい。


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写真は、黒四ダム。


私は大好きで、もう何度行ったか、数えきれないよ。ぜひみなさんも行ってみてほしい。


こんなところに、よくこんな大きいダムを作ってくださった。関電のおかげで、日本の国は大きく発展することができたんだ。


ありがとう。


この先も、関電はあの素晴らしい関電として存在してくださいますように。






2019年10月8日火曜日

クレーマーの話  No.0961

友人の元東洋太平洋チャンピオン、佐々木さんの記事で、過去のしまむら店員の土下座の話があった。

クレーマー客が「気に入らない、土下座しろ」と店員を土下座させたってやつね。数年前かな。


それについてちょっと改めて考えたのでシェアさせてね。


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結論から言うと、もし私がその会社の経営者ならこう言う。


「ウチの若い衆は、奴隷ではありません。また、土下座は業務でもありません。そしてなにより、うちのスタッフに土下座を強要するあなたは、私どものお客様ではありません。お引き取りください」


と、必ず、言うわ。約束する。


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物事には、たしかに状況というものはある。


もし私が、平先生のお手伝いをしていて、そんなクレーマーに接することがあったら、土下座なんぞ、何万回でもしてやる。頭を床にぶつけて、血を流しながら土下座してビビらせてやるわ。


そのクレーマーに頭を下げるのではない。平先生に感謝の頭を下げるのだ。だから、そんなちんまいことで私のプライドは傷つかない。


だから、土下座をしたしまむらのスタッフたちの行動は、それでいい。立派だと思う。


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だが、これが、こと私の会社ならば話は別。


私は、毎月お客様にお送りする月刊会報誌にも、過去にこう書いている。


「私たちは、私たちを大好きで、私たちの商品を気に入ってくれたお客様だけと、生涯に渡ってお付き合いをさせていただきたいと考えています。お前のところで買ってやるから安くしろ、こうしろ、〇〇しろ、とおっしゃられる方を、私たちはお客様とは考えておりません。そんな時間があれば、私たちを大切にしてくれるお客様にその分の時間を使わせていただきたいと考えております〜」


・・・


私は、クレーム目的、また、悪質なクレーマーの人を、お客様にしたいと思っていません。


なので、「しまむら事件」がもし私の目の前で起こったら?私は冒頭に書いたあの言葉を口にして、そのクレーマーに、即時退去を願います。


買う権利もあるけれと、売る権利もあると思っています。


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いま、私はもう、現場から退いて、実際の旗振り、棒振りは、現役の社長たちが行なっています。


ウチの現役社長たち、これを読んでると思うので、書いておく。


“良いお客様を大切にしろ。正しいお客様に時間と労力を使え。そうすれば、会社は栄える。
付き合いたくない人に時間と労力をかけるのは、良いお客様、正しいお客様に対する裏切りであると思え”


・・・


逆に言えば、クレーマーに時間を割くと、会社は衰退する。


悪質クレーマーに使う時間の経費と給与は、良いお客様、正しいお客様からいただいたお金から支払われているのだから。


・・・


物事は至ってシンプル。考えてみればいい。友人でも、恋人でも。


自分を大切に考えてくれて、正当に評価してくれて、そしてなにより、自分のことを大好きである、、、


そんな人とだけ、付き合いしよう。


そうでない人間に割く時間など、1秒たりとも存在しない。


人生は短いんだ。


・・・


もう一回言おう。


本当に自分を大切にしてくれる、そして正当に評価してくれて、自分のことを大好きな人間。


仕事であれ、プライベートであれ、友人、恋人、伴侶であれ、、、


そんな人たちと過ごす時間こそが、人生で最も大切なものなのだから。


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少なくとも、私が物事を決め、私が采配する世界の中では、そうありたい、そうあってほしいと願っています。


写真はウチのスタッフ、仲間たちだよ。4〜500人いるのかな。


みんな、肝に命じて欲しい。最高のお客様にこそ、俺たちの力を最大限に使い、心より尽くそうぜ。
お客様を選べ。そのかわり、お客様から選ばれる会社、人であり続けろ。

2019年10月7日月曜日

1人の店員 No.0960

普段、肉食でございます。基本、肉、麺、カレー、肉、肉、寿司の繰り返しです。圧倒的に、野菜が足りません。

というわけで、最近は朝もしくはお昼に野菜をたっぷり取るようにしています。


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ありがたいことに、ヒルズ近辺は、ホテルの朝食ブッフェ、またはお昼の野菜ブッフェが沢山あります。


ほぼ毎日、野菜着け。ヒルズの野菜とパスタブッフェに通っております。


身体にいいんだよお。


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んで、まあ、今日もオープンテラスで野菜ブッフェを食べてたの。


ちなみに、私はヒルズのレジデンス居住者シールを持ってるので、概ね何買っても食べても、10%オフなんだよ。


いーでしょ。


で、お会計で、それを出したってわけ。


・・・


「お会計はいくらになりまーす」って、まあ、基本的にあまり値段は聞いてない。


昔、神田先生が言ってたの。


「お金持ちになっても、あまり生活は変わらないよ。まあ、メニューや会計の値段を見なくなったくらいかな」


と。実際、車や時計を買うときくらいしか、値段は見なくなった。


まして、お昼のランチブッフェだからね、今日も見なかった。

・・・


んで、お家に向かってテクテク歩ってると、後ろからイタリア人の女性が走ってきたの。


ずいぶん時間たってたから、かなりお店からは離れてた。


「ハアハア、お客様、すみません、レジデンス割引ができておりませんでした」


まあ、聞くと、10%に当たる180円を、課金しちゃった、だから追いかけてきた、ということみたい。


結構離れてたから、探すの苦労しただろうにな、とむしろ悪い気がしたのよ。


「そんなん、よかったのに、どうもご親切に」とこちらが丁重にお礼を言ったよ。


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だいたい、私なんぞ、いくら払ったかわかってないんだからさ。


先日なんか、銀座の飲み代で「〇〇〇万か、高けーなあ」と驚いた。実際会計したら、実は27万5千円だったってことがある(ちょっとホッとした)。つまり、ほとんど見ていない。


だいたいブッフェがいくらなのかも見てなかったし。


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ということで、またお店に戻って、切りなおしてもらった。


戻る方が面倒な気もしたけど、まあ気持ちは嬉しいね。


ハアハア言って追いかけてきてくれた日焼けしたイタリア人のおねいたま(歳は結構行ってる)は少し怖かったけど、とても気持ちがいい。


また行こう、行ってあげよう、と思うね。


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どんなビジネスも、すべからく、たった1人の店員、社員の態度で決まるもんだよ。


1人の店員が店を潰すし、1人の店員が店を栄えさせる。


私たちも、ゆめゆめ忘れちゃいけないね。


明日も野菜食ーべよっと。


写真はちょっと前の朝昼兼用飯だよ。緑黄色野菜いいいイィィイぃぃ