2016年7月17日日曜日

都知事選 No.0681

都知事選始まったね。都民として興味があると書いたけど、今回の候補者さんたち、なんだろアレ。

私は基本的にあまり政治にどうこう思わない。他人事、と言ってしまえばその通りなのかもしれない。
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実際のところは「まあ、私よりももっともっと、ど頭のよい人たちがたくさんいるのだから、なんとかするだろう」と思ってる感じかな。

でも、なんじゃコイツら。

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東京都のトップと言えば、ある意味、一国の大統領よりその存在は上だよ。

実は東京都は世界で一番の都市。人口もトップ、何より都市圏GDPでも、東京都単体GDPでも.全くのトップ。ニューヨークよりも上なんだ。

GDPは1兆6千億ドル。韓国の国全体のGDPより多い。

そのトップを選ぶ、そんな選挙なんだよね、これ。

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靴下を履くとか履かないとかいう軽薄なバカが、出るとか出ないとか言ってみたり、政治を一度も経験したことのないアルツが入りかけたようなコメンテーターが出たり。

何考えてんだろう?こいつら何がしたいんだろう?どうして、こんなことになったんだろう。

石原さんから、猪瀬さん、舛添さん、なんか回を追うごとに、どんどん知事の相場が落ちてきてるよ。

石原さん時代が懐かしい。カッコよくって、強くてリーダーシップがあって、ディーゼル撤廃など、実際に東京都を変えていった、そんな政治家はもう出てくれないのかしら。

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選挙というのは、本当にありがたい制度だよ。共産国には、こんな制度ないんだから。中国や北の将軍様のように、トップがどんな人間だろうが、変えることなんてできない。

それに比べ、言ってみれば私たちは、自分の会社の社長を選挙で選べるんだ。

こんな素晴らしいことってないんだよね。私たちは、もっともっとこの制度を大切にしなきゃいけない。

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リーダーを自分たちで選ぶことができる。なのに出てくる人のレベルがひどすぎる。

マスゴミが叩くせいで誰もやろうとしない。そのうち「〇〇知事は制限速度40キロのところを50キロで走るという犯罪を犯した模様」とか書き出すぜ、あいつら。

大切なのは政治の能力。社長で言えば経営能力。ゴシップじゃない。

犯罪を犯したら当然罰されるべきだから、それは追求するべき。だけど、ファーストクラスに乗ったとかは犯罪じゃない。一緒くたに、かつ意図的に報道するから、全てが犯罪扱いだよ。

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日本の国は一部の悪意的なマスゴミが悪くしてると思う。こないだ書いた、景気もそう。不安や心配を誘う記事ばかり載せるから皆が警戒してお金を使わないからお金が回らない(日本の景気低迷なんて、たったそれだけが原因)。

もちろん、正しいジャーナリズムに命をかけているマスコミの人も知ってる。そういう人は今の「売らんかな」風潮を苦々しく見てるよ。

「大人がやってる真のいじめ」であるマスコミの報道で、誰も「知事という名のいじめの対象であるまな板」から逃げちゃった。誰もやらないよね。

都知事みたいな激務を安い給料でやり(年収2億円くらいもらうべきだ。で、自分のカネでファースト乗ればいい。みすぼらしいことする必要なんてないよ)、かつ犯罪でないことまで、感情論で犯罪的に報道されることが決まってるんだからさ。

でもそんなマスゴミを増長させてるのは、ゴシップ記事に飛びつく私たちだよね。自分たちも襟を正さなきゃだよ。マスコミを監視できるのは唯一国民だけなんだからさ。

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愚痴を言ってても始まらない。世界で一番大きな都市のリーダーを決めなきゃならない。

政治というとわかりにくいから、会社に例えるとイメージしやすいよ。

今から私たちの会社の社長を決めるんだ。株主は私たち都民だよ。株はみんなが一票づつ持ってるの。

雰囲気に流されず、感情論を別にして、自分たち自身は目でしっかり見て、それで決める必要があるよ。それがパッとしない社長候補ばかりだったとしてもね。

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せめて、どの経営者候補が「どんな経営をします」と明確に公表してほしい。

私たちが選ぶべきは、選ばれる社長候補たちが「どんな会社にしようか」を公表して、次にその「実現する確率」を私たちが想像し、「この社長ならよくなる、私たちの会社を任せられる」と思ってる投票するべきなんだ。

「経営?わかりませーん。したことアリマセーン」なんて言ってる奴なんて、論外だよ。

だれも、そんな奴を社長にして自分たちの将来をまかせようなんて思わないはずなのにね。

まあ、問題は公約がほとんどはっきりしてない、で、みんな一緒、ってトコなんだけどね(明確な人もいるけど、あまり報道されない)。

涙出てくるわ。

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今回の都知事選は、都知事だけでなく、都民の民度も試されるよね。東京都以外の人は「都民って馬鹿なんじゃね?」と思ってるかもしれないよ。見る目ねえな、って。

都民のみんな、ここは世界一の都市なんだ。

余談だけど、家康が江戸に入った時、ここには湿地帯しかなかった。「いつか、ここを堺の町より大きくしよう」と参謀に言った。本多は「上様、もっと志を大きく持ちましょうぞ、せめて大坂と言ってくだされ」と答えた。それが世界一の都市、TOKIOになるとは家康たちも想像だにしなかったろうね。

この都市の舵取りを、誇りを持って私たちの将来をだれに任せるか考えようよ。自分たちで自分たちのリーダーを決めらられる、本当にありがたい制度がここにはあるんだからさ。

しばらく海外にいるけど、月末までには帰るよ。選挙に間に合うようにね。

誰に入れるか?じっくり考える。他人事にするのはもうやめる。自分が、一票を動かすんだ。この一票の力は当たり前にあるものじゃない。それを国民が持っていない国、近くに二つもあるんだからね。かの国の国民から見たら、夢のようなことなんだ。

選挙に行く。でも、残念な奴がリーダーになったら?都民やめるのもひとつかもしれない。もしくは好きなリーダーのいる自治体に納税する。名古屋の河村市長なんてすごい良いもんね。以前の橋下さんとか、東さんとかね。ああいうリーダーが欲しいなあ。

写真はずっと前のだよ。意味なく東京っぽいの探してみたよ。



2016年7月14日木曜日

日本と海外の話 No.0680

ホリエモンさんの本で「君はどこにでもいける」というのがあるよね。日本は元気がない、いまやアジアでも日本は取り残されてるよ、みんな頑張ろうよ、てな感じな本なのだけどさ。ホリエモンさんは、いつもとてもいいことを言う。

手前味噌だけど、私もホリエモンさん程度には海外に行ってる。(生涯フライト時間は3千時間を超えてる)で、やはり、彼と同じことを思うよ。
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で、いまインドネシアにいるのだけど、まあホント、元気いいよね。ここは2年ぶりなんだけど、またまた良くなってるよ。

道が新しくなって、車や若い子らの服が綺麗になって、どんどん進歩してるのが一目でわかるね。

比べて日本はやはり20年で何が変わったんだろう?ってな感じ。

もちょっと頑張らなきゃさ。

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自民党が大勝したらしいね。文句しか言わない野党とか、何とかルズとか、変な連中が騒いだりもしてたけど、ああ、やはり国民の皆は、踊らされずにちゃんと見てるんだな、と安心したよ。

自分は日本にいなかったので投票してないけどさ、よかったと思う。

昔は自民党一本だったよ。何かをやろうと思っても(なかなか決められない日本ではあったけど)、それでもいろいろ決まりながら進んでた。

今後は多少スピードアップしてくれることを祈るよ。

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企業でも同じで、例えば社長が「こうしよう」という。で、専務が「それはダメ」と何につけても反対意見ばかり言って決まらなければ、すぐ立ちいかなくなるんだ。

倒産しちゃうよ。

トップダウンのほうが、絶対効率はいい。合議制の会社は意思決定がうまくいかないので、実質ほぼ存在しない。潰れるからさ、勝手に淘汰されてく。

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戦争になったりで「国がトップダウンだと危険」という説もあるだろうけど、それは指導者(社長)次第なだけだよね。「何も決まらない合議制」ならばどちらにしても良くはならない。

それに比べ、社長に対して「建設的な意見のみを出して反対、賛成を言う」専務なり幹部なら、会社は上手くいく。

今回も大敗した民進党なんかはそれができていない。反対意見ばかりで建設的な意見が何もないからこそ、国民のみんなは嫌気がさしたんだと思う。

何とかルズたちも同じ。私も「仕事(国を良くしていこうとする努力)の邪魔すんなや、仕事する気のない奴は引っ込んどれ」と思うもんね。

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昔、日本人はアジアのヒーローだったと言っていいと思う。いまも尊敬はされてる。

マナーもいいし、過去、第二次大戦では自らの身を犠牲にして、アジアの植民地を欧米から解放した。

(中韓以外の国ではこういう認識のほうが主流だよ。侵略戦争だなんで誰も言わない。嘘だと思ったらインドネシアでも行って知識人に聞いてみたらいい)

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でも、今の日本は憧れの存在から変わりつつある。元気ないからねえ。

マナーも良くて勤勉で、誠実で、自分のことより他人の幸せを願うことを当たり前と思う、こんな国民が、いまみたいに低迷してちゃ、もったいないと思うよ。

日本人のみんな、元気だしてこうよ。

これから少子高齢化だとか、国の借金がいくらあるからとか、マスコミの垂れ流すマイナスイメージに振り回されるんじゃなくてさ。希望を持ちたい。

国の借金どころか、実際は貯金もたっぷりとあるわけだし、少子高齢化っていうけど、20年後はその高齢者たちも減って、バランスは改めて整われていくよ。

なにより、世界最高のインフラが整って、マナーや勤勉さで他に類を見ない国民がいるこの国は、もっとポテンシャルがあるわけだもん。

日本と海外の国々とを「会社」と考え、仮定して比べたら、どこにも負けない会社であると思う。

あとは社長、社員次第だよね。

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今度は都知事選だね。私も都民なので、これまた興味があるよ。正しく、そして有能なリーダー(社長)を選びたい、また、そういう人が選ばれてほしい、と心から思うよ。

会社は社長と社員次第。国も都も、同じだよね。リーダーも大切。チームの全員、これまた重要。私たち日本チームの国民のみんな、全ては自分たちにかえってくるんだからさ、元気出してこうね。

2016年7月4日月曜日

ココイチの話 No.0679

私は隠れもしないココイチファン。

多いときは一週間に三回くらいココイチのカレーを食べる。30年くらい食べてるんじゃないかな。しかも、ひょんなとこで、ココイチの創業者のご友人ともご縁がある。
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ココイチの何がよいかというと、社風がいいんだよね。経営者や中の社員さんがいいの。

店は綺麗だし、ほとんどすべての店員さんの態度がいい。

ココイチは「中のよい夫婦が実際に店に出ること」が独立の条件。

いくら「お金を出すから」と言ってもお店は出せない。だから、無責任なオーナーがお金目当てでやることもない。

ロイヤリティーもない。カレーを仕入れてくれればいい、と素晴らしいシステムなんだ。

ココイチの創業者、宗次徳二さんは、自分の名前も知らない。孤児で、仕事をするだけが趣味。朝早くから広小路通りを掃除してる。どう見ても市の職員にしか見えない。

本当に、素晴らしい経営者なんだ。真似はできないし、するつもりもないけど、心から尊敬してる。

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宗次さんの本で、バナナジュースのくだりがある。

入院中の患者さんが、「どうしてもココイチのバナナジュースが飲みたい」と家族に買いにやらせた。その人はココイチの大ファンでいつも通っていたらしい。カレーは食べられないけど、せめてバナナジュースを、と。

そしたら店員さんが「バナナジュースは持ち帰りできません」と断ったらしい。何度も、家族の人は食い下がったんだけど、ダメだったと。で、それをハガキに書いて送った。

宗次さんは、それを読んで「本当に申し訳ない。涙が出る。今からでも、自分が届けたい。なぜスタッフはそれくらいの機転が利かなかったのか?」と本の中で謝罪してた。

ちなみにその本は、自分のところの失敗ばかり書いてる。素晴らしい本。

そんなココイチだからこそ、私は好きなの。

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これ前振り。今日は長いよ。

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そんなことで、いつものようにココイチに入った。

私は納豆が嫌い。でも、医者から言われて食べるようにしてる。ココイチは納豆があるので助かってる。

いつものようにオーダーした。「カレーを〇〇。でサラダと納豆と、先にくれるかな?」そしたら、「納豆は単品で出せません」との答え。これ、よくあるの。どうやらルールらしい。なので言った。

「トッピングというお勘定でいいから、カレーに乗せずに別皿で先にちょうだい」

そしたら、「できません」の一言。面倒だなとは思ったけど説明した。

「好きではないからカレーには乗せたくない。でも医者から勧められているから食べたい。本来カレーに乗せるものを別の皿にしてくれたら済む。それがなぜいけない?」

「できません」
少し腹が立った。

「責任者呼びなさい」「今いません」のやり取りの後、こう聞いてみた。

「あのねえ、君ね、宗次さんの本、読んでるか?」

そしたら、予想もできない言葉が返ってきた。

「宗次さん・・・ですか?」

知らんのかよ!お前らの親分で、ある意味伝説の経営者、宗次徳二知らんのか!

「お前、宗次さんが誰なのか、先輩に聞け。で、バナナジュースのくだりを読んでおけ」

そう言ってココイチを出た。

ハガキで書こうかと思ったけど、書ききれないわ、と思ってやめた。若い子の個人攻撃になってもかわいそうだ。ハガキには店名が書いてあるからさ。

もし、ココイチの関係者、お勤めの方がいれば、こういうことがあった、宗次さんの意図する方向性ではないことが起こったことを知ってほしいな。

ココイチで働く人は、宗次さんの本読むことを必須にするべきだね。

ココイチの良さは味とかじゃない。食べた時の気持ちにある。宗次さんの志にある。それをこの先も変わらずずっと持ち続けて欲しい。

熱烈なココイチファンより。

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でもまあ、自分たち自身もよほど気をつけなきゃだよね。

仕事でのトレーニング No.0678

久しぶりの更新だよね。最近めちゃんこ仕事してる。先月は10日間でセミナー4回やったよ。ほとんどは社内セミナーなんだけどね。

 もともとスポーツ選手上がりだから、トレーニングの大切さはわかってるつもりだよ。選手って、確かに素質も大切だけど、実際のところ、トップ選手以外はあまり関係ない。

チャンピオンになろうと思えば、素質は必要だよ。でも、一流選手になら、たくさん練習すれば誰でもなれるんだ。

で、私たちが目指すのは、チャンピオンではなく、一流選手なんだからさ。どんな社員でも一流になれると思ってる。


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ちなみに、手前味噌だけど、ウチは各ジャンルのチャンピオンが揃ってるよ。多分受賞数は業界でも最多レベルだと思う。

で、やはり、強い選手がいるところには、やはりまた強い選手が育つんだよね。見て覚え、真似できるからね。伸びやすいんだ。

ボクシングでも、名門と呼ばれてるところは、やはり強い選手が育つよ。これは素質のある選手が集まる(それもあるけど)というより、指導やトレーニングの環境がいいからなんだよね。

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 プロスポーツ選手のレベルで仕事のトレーニングしたら、必ずうまくいくよ。給料も上がるし、結果も出るさ。

もし、高校球児くらい(仕事の)練習してたら、確実に億万長者になるね。

スポーツ選手は不遇です。年がら年中、命を削って練習して、でも、お金になるのはほんの一握り。まあ、好きでやってるんだからいいんだけどさ。

でも、サラリーマンだって、お給料もらってるということは「プロ」なんだよね。なので、常に自分を向上させるべきだよ。

そしてなにより、、、

「仕事でのトレーニング」は収入に直結するし、効率がいいんだ。
 

だって、ほとんどのサラリーマンはトレーニングなんてしてない。だから、こっちは仕事以外の時間もどんどん自主トレーニングすればいい。そうすれば、一人勝ちできるよね。(一応ウチのセミナーは就業時間内でやってます、念のため)

 努力が何倍にもなって帰ってくる。お得だよ。


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最近のトレンドというか、とにかく結果を出してる会社は、社員教育レベルが高いよ。顕著だと思う。なんとか、私たちも頑張っていかなきゃね。

 写真は、連続セミナーの様子だよ。一つは社外セミナー。コレはビルダーズだよ。あとは社内セミナー。ビジネスマナー、人事評価基準のセミナー、そして先日記事にした業界のニューヒーロー、Sさんの設計セミナーだよ。

 常に、自分たちを磨かなきゃね。磨きつづけて、初めて人並みだと思ってる。停滞は退化だよ。

まあ、師匠の平先生を真似て、セミナー以外にも無茶苦茶なスケジュールを入れてやってたんだけど、やはり途中で少し体調崩した。真似できんわ。


 先生身体強すぎ。

もちょっと人並みレベルのスケジュールにしようっと。私はひ弱なゆるゆる小デブなんだからね!

いつも忙しい中、一生懸命勉強してるウチの若い子らに。ご苦労さま。君たちが私の自慢です。