2016年7月4日月曜日

ココイチの話

私は隠れもしないココイチファン。

多いときは一週間に三回くらいココイチのカレーを食べる。30年くらい食べてるんじゃないかな。しかも、ひょんなとこで、ココイチの創業者のご友人ともご縁がある。
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ココイチの何がよいかというと、社風がいいんだよね。経営者や中の社員さんがいいの。

店は綺麗だし、ほとんどすべての店員さんの態度がいい。

ココイチは「中のよい夫婦が実際に店に出ること」が独立の条件。

いくら「お金を出すから」と言ってもお店は出せない。だから、無責任なオーナーがお金目当てでやることもない。

ロイヤリティーもない。カレーを仕入れてくれればいい、と素晴らしいシステムなんだ。

ココイチの創業者、宗次徳二さんは、自分の名前も知らない。孤児で、仕事をするだけが趣味。朝早くから広小路通りを掃除してる。どう見ても市の職員にしか見えない。

本当に、素晴らしい経営者なんだ。真似はできないし、するつもりもないけど、心から尊敬してる。

・・・

宗次さんの本で、バナナジュースのくだりがある。

入院中の患者さんが、「どうしてもココイチのバナナジュースが飲みたい」と家族に買いにやらせた。その人はココイチの大ファンでいつも通っていたらしい。カレーは食べられないけど、せめてバナナジュースを、と。

そしたら店員さんが「バナナジュースは持ち帰りできません」と断ったらしい。何度も、家族の人は食い下がったんだけど、ダメだったと。で、それをハガキに書いて送った。

宗次さんは、それを読んで「本当に申し訳ない。涙が出る。今からでも、自分が届けたい。なぜスタッフはそれくらいの機転が利かなかったのか?」と本の中で謝罪してた。

ちなみにその本は、自分のところの失敗ばかり書いてる。素晴らしい本。

そんなココイチだからこそ、私は好きなの。

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これ前振り。今日は長いよ。

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そんなことで、いつものようにココイチに入った。

私は納豆が嫌い。でも、医者から言われて食べるようにしてる。ココイチは納豆があるので助かってる。

いつものようにオーダーした。「カレーを〇〇。でサラダと納豆と、先にくれるかな?」そしたら、「納豆は単品で出せません」との答え。これ、よくあるの。どうやらルールらしい。なので言った。

「トッピングというお勘定でいいから、カレーに乗せずに別皿で先にちょうだい」

そしたら、「できません」の一言。面倒だなとは思ったけど説明した。

「好きではないからカレーには乗せたくない。でも医者から勧められているから食べたい。本来カレーに乗せるものを別の皿にしてくれたら済む。それがなぜいけない?」

「できません」
少し腹が立った。

「責任者呼びなさい」「今いません」のやり取りの後、こう聞いてみた。

「あのねえ、君ね、宗次さんの本、読んでるか?」

そしたら、予想もできない言葉が返ってきた。

「宗次さん・・・ですか?」

知らんのかよ!お前らの親分で、ある意味伝説の経営者、宗次徳二知らんのか!

「お前、宗次さんが誰なのか、先輩に聞け。で、バナナジュースのくだりを読んでおけ」

そう言ってココイチを出た。

ハガキで書こうかと思ったけど、書ききれないわ、と思ってやめた。若い子の個人攻撃になってもかわいそうだ。ハガキには店名が書いてあるからさ。

もし、ココイチの関係者、お勤めの方がいれば、こういうことがあった、宗次さんの意図する方向性ではないことが起こったことを知ってほしいな。

ココイチで働く人は、宗次さんの本読むことを必須にするべきだね。

ココイチの良さは味とかじゃない。食べた時の気持ちにある。宗次さんの志にある。それをこの先も変わらずずっと持ち続けて欲しい。

熱烈なココイチファンより。

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でもまあ、自分たち自身もよほど気をつけなきゃだよね。

 

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