2020年2月28日金曜日

コロナの話 No.1021

まあ、懲りもせずコロナの話題なんだけどさ、六本木ヒルズがガラガラになってる。

六本木ヒルズに住み出して10年以上かな?こんなの見たことない。
 

・・・
 

コロナ、コロナって言ってるけど、それに伴う景気の問題の方がずっと怖い。
 

まあ、感染は怖いけどさ、マスコミも騒ぎすぎじゃねえ?
 
 

・・・
 

中国人を入国禁止にしろったってさ、もういねーって。
 

北海道、京都、大阪、ガラガラだもん。
 

いつもいっぱいでまっすぐ歩けない道頓堀は目をつぶっても誰にも当たらない。
 

京都のホテルはガーラガラ。この週末でも、全く閑散期値段で今から予約できてしまう。
 

・・・
 

このまま行って、オリンピック中止になったら、それこそ、このダメージは1年や2年で終わんねーよ。
 

企業の倒産はすでに出てるけど、この先さらにどんどん出るだろう。
 

・・・
 

今、苦しい会社さんには、この先多分、特別融資が出ると思う。過去の震災手形みたいなもの。
 

それまで頑張って。
 

まあ、ただお金貸してくれるだけなので、根本的解決にはならないけれど。
 

・・・
 

政府のミスをあげつらうのは容易い。確かにあの船事件とかバカなのか?と思うこともある。
 

しかし、やれることは今からのことしかない。
 

・・・
 

日本人は数少ない「客観的に自分を見れる国民」だと信じてる。
 

だから、国民が一丸になって、ウイルスと戦わなきゃいけないんだ。
 

それは、決して感染防止に向けたものだけではない。
 

・・・
 

確かに、感染は怖い。
 

しかし、交通事故で死ぬ確率は圧倒的に高いし、自分でコントロールできる、という観点からいくと、タバコなどの方がずっと悪い。
 

しかし、車に乗るし、タバコを吸う。体に悪いものも食う。
 

・・・
 

怖がり過ぎちゃいけない。
 

感染に気をつけて、徹底的に緊張し警戒することは必要。
 

しかし、その上で怖がり過ぎないことが大切だと思う。
 

政府は徹底的な対策を速やかに、大胆に実行し、国民はパニックになることなく、
 

「感染より恐ろしい経済の落ち込み」
 

に立ち向かわなければいけないんだ。
 

・・・
 

私個人の考えだけど、多分数年後に「コロナの死亡者」より「倒産による自殺者」の方が多かったことになるんじゃないかと想像してる。
 

私は今回の出来事が、バブルと並ぶ、いやそれ以上の危機だと思うね。
 

・・・
 

マスコミも、感染感染言うのではなく、常に「どれくらいの危険度か」と「社会に及ぼす影響」そして「自分たちがやるべきこと」をもっともっと公布して行かなきゃダメだよ。
 

怖がらせたらそりゃ視聴率は取れるよ。しかし、どんな影響を及ぼすかを考えて欲しい。
 

・・・
 

まあ今こそ、日本人の真の底力を出す時だと思う。
 

民衆は愚民なのか?それとも自己を客観的に見て、正しい方向に向かえる賢民なのか?
 

ためされてるとこだよね。
 

経済活動、頑張ろう。この環境の中で、頭を絞って仕事して、お買い物にも行って、社会を支えよう。
 

日本加油だわ。
みんな、頑張ろう。
 

追伸
学校の休校に加え、ディズニーが閉園だってね。ふつーの事態じゃねーな。

2020年2月25日火曜日

最良の師 No.1020

ノリさん(木梨憲武)の展示会に行ってきたよ。
 

とんねるずさんとは、格闘技の師匠の浮田さんのおかげで、何度かご一緒させて頂いたんだよね。
 

「皆さんのおかげです」も呼んでいただいたし、フジテレビの新春隠し芸大会ではとんねるずさん、中森明菜さんと、一週間ほど行動を共にさせていただき、打ち上げではジャニーさん、メリーさん、隠し芸出場の芸能人さんたちとパーティーに出させていただいた。
 

んで、そんな頃から30年だね。
 

・・・
 

あの頃、とんねるずさんはドーム公演をしたばかりで、フジテレビの人たちも「ドームやっちゃったし、ここからが(続くかどうか)正念場だよね」と口にしてた。
 

今も芸能活動続いてる。実力があるんだね。
 

そういえばあの頃ディレクターだった港浩一さんはその後フジの役員になられて、今は共同テレビの社長さんだとか。
 

隔世の感がある。 
 

・・・
 

もともと、10代、20代の頃、よくテレビに出させていただいた。日本テレビ、フジテレビ、NHKなどなど。
 

で、私が偉かったかというと、全然そんなことはない。
 

これは間違いなく師匠のおかげ。
 

格闘技の師匠、浮田さんのおかげなんだ。
 

・・・
 

私は昔から師匠に恵まれている。
 

「持ってる」と言っていいほど、師匠に恵まれてきた。
 

今は平先生。
 

・・・
 

自分の努力というものは当然必要かもしれない。しかし、自分で登るより、上から引っ張ってもらう方がずっと早く、そして大きい。
 

人生って、どんな師に付くか?で決まるのではないのかしら、とまで思う。
 

・・・
 

自分1人の力のみで登る人間もいる。しかし、圧倒的少数の天才、それのみが可能にすることだと思う。
 

ホリエモンさんなんかは、その1人なのかもしれない。私のようなボンクラには全く無理だな。
 

・・・
 

自分にとって最良の師を探そう。指導し、チャンスと環境を与えてくれる師匠を。そして、それに見合う努力を。
 

それが揃えば人生は必ずうまくいく。いや、それが揃った人間こそが、今「うまく」行ってる連中なんだと思う。
 

・・・
 

写真はノリさんの展示会。あと、ノリさんの絵。なんか、やるねえ、と思ったよ。売ってたら買うかも。
 

あと、30年前のノリさんと私。横にいるのは中森明菜さん。可愛かったよん。



2020年2月23日日曜日

ピンチをチャンスに No.1019

平先生とお茶ミーティングしたよ。今後のコロナ対策的なことをあれこれ相談してた。

やっぱこういう時のために会社の体質は身軽にしとかなきゃいけないねえ。


ウチはどうも身動きが重い。多少なり規模があるから。


・・・


以前から、あまり大きくしたくないと思って進めてきた。「なるべく大きくするなー、大きくするな」ーって。


でも、どうしても組織って規模が増えてしまうもんなんだよねー。


・・・


これが、少々景気の波があっても、10人以下なら対応しやすい。


仮に物流が止まって、三ヶ月入金が止まったら?我々程度の小企業ですら、15億円ほど止まってしまう。それを取り返すのは容易なことじゃない。


一気に死活問題だよ。


・・・


ましてや、数千億の大企業なら、とんでもない話になる。さらに、株価が下がる。


どうなるか?大量リストラが始まるさ。


なので、いつもの経済塾じゃ、そんな話題で持ちきりだよ。東証1部上場の人たちばかりだからね。一晩で株価が百億、1千億単位で動くから。怖いわー。


特に、オリンピックが中止にならないか?の心配が一番だったよ。


・・・


一般のサラリーマンさんは「わしゃ知らんわね」と思われるかもしれない。


でも、株価が下がり、企業の利益が減ると、減給、リストラが進む。


だから、誰にとっても利害は一緒なんだよね。無傷な者はほぼ存在しない。


・・・


あとは、この時代、この流れの中で、どうすればピンチをチャンスに変えられるか?が大切だと思う。


例えば、それまで外注していたものを見直して、自社で補う。スタッフの生産性を見直す、そういうところから初めて、この機会に組織を強くするんだ。


無駄を省くチャンスにするんだね。


・・・


またビジネスチャンスのタイミングでもあるよね。


アプリを作る人は多分間違いなく「感染者発見アプリ」を作るだろう。


製薬会社もチャンスだろうね。車移動の国内旅行なんか増やせる可能性あるよね。ハイドロ銀チタンなんかもチャンスだね。


・・・


イベントは一時期できなくなる。


だから、集客方法は変わるんだ。
平先生はウェブ見学会を計画してる。


ちなみに、私はノーイベント集客をやっていく。いろいろ考えなきゃだよね。


・・・


何にしても厳しい時代になりそうだ。何の問題もなく、過ぎていけばそれはそれでいい。


リーダーの役割の一つは、若い衆の代わりに「取り越し苦労をする」ことだからね。


・・・


先生も「この先厳しくなるから今はお金を使わないようにする。高級料理店の予約をみんなキャンセルした」そうな。


自己防衛をあまり考えない、強気イケイケの平先生もそう思うんだから、一般の人はなおさら。


財布の紐は締まる。


逆に言えば、節約系にもチャンスはあるよね。


・・・


まあこの先一、二ヶ月はコロナ一色だろうね。動向を見ながら、やはり常に前に進もうよ。


そう考えればやることは一緒だからさ。みんな頑張ろうねー


・・・


写真は平先生との以前の写真。中国にて。ホンマに、迷惑な国やで。


ちなみに今回、会話に一生懸命で、撮るの忘れた(泣)


・・・


《*追記》

せっかくなのでなんかアイデア出し合うと面白そうですね。

・感染者発見アプリ
・団体の中で発熱者が一目でわかる、簡易ノクトスコープ
・除菌手袋
・最新映画オンデマンド販売
・無接触接客
・ネットテレビ診断医療、薬自宅配送
・ウーバーイーツ配送の充実
・イベント等のオンデマンドの充実
などなど。
みんなでアイデア出し合おうよ。

2020年2月19日水曜日

共に最後まで。人生を楽しもう No.1018

いつもお世話になっている大先輩が、フォーブスに取材された。んでその英文の記事を送っていただいた。

アンソニー・デイマルコ氏の綴るその文章には、新店舗のご案内と、先日私もご招待いただいたガラ・パーティーの内容が書かれていた。


・・・


全部を載せるのはできないけれど、最後の言葉にインスパイアされたのでシェアさせてね。


At the end of the event, Arikawa thanked the guests by saying: “We shall go ahead together until the end. So please enjoy your life.” 


イベントの最後にアリカワ氏は感謝と共にこう語った。


“共に最後まで。人生を楽しもう”


私は、今の仲間たちと、そうありたい。この言葉、額に入れて事務所に飾ろーっと。


・・・


前から書いてるように、私の所有している会社グループの中で、住宅関係は、あと5年で更新に譲る。


株を全て彼らに売り、我々第1世代のおじさんたちは揃って引退する。(まあ、抜けたあと会社が弱るといけないので、顧問で手伝うけどね)


私に尽くしてくれた第1世代と、共に最後まで、人生を楽しみたい。 


・・・


第2世代以降は、第2世代の連中に任せる。


彼らもまた、そうあってくれるだろう。今からのこの数年は、その絆を強めるために、助け合って、進んでいって欲しい。


僕らのようにね。


・・・


我々の業界は、役員を五年勤めないと代表になれない。詳しいことは省く。


なので、今から「時期社長候補」を全て役員として登記する。


あくまで、希望者のみ。かつ、こちらが実力を認めた子は、全て当グループ各社の役員にするんだ。


これを読んでるウチのサブリーダー諸君、希望者を受け付けるから、ちゃんと心の準備しといてね。


今月、来月から、どんどん進めるよ。


・・・


さあ、代替わり秒読みだ。


逆にあと5年しかないからね。急がなきゃ。


もっかい言うか。

“We shall go ahead together until the end. So please enjoy your life.” 
私の周りの、全ての仲間たちと、共に最後まで、人生を楽しみたいね。


写真は共に立ち●ョン。連れショ●ンとも呼ぶ。“So please enjoy your pee.”

2020年2月17日月曜日

感染症医 高山先生の記事 No.1017

非常に冷静で的を得た記事だと思います。さすがプロ。

怖がらせるでもなく煽るでもなく、的確に具体的行動を書かれています。すでにお読みの方も多いと思いますが、まだの方のため、シェアさせていただきます。是非ご一読を。


2020年2月13日木曜日

先物取引 No.1016

この先、商品が買えなくなるかもしれない。なので必要なものはあらかじめ発注しておく。

つまり、何ヶ月先の「その商品をいまの値段で買える権利」を買っておく、それが先物取引と呼ばれるもの。

そして、ここから先のお話は、私の杞憂であることを願う。


・・・


実は、中国国内では、かなり早い時期から移動ができなくなっていた。


私の友人は、武漢から1000キロ離れたところに住んでいる。


しかし、1/26の時点でこんなメールが来た。


「ほとんど外出できない」


・・・


実際、現在はさらに中国国内の移動は難しいようだ。これは報道で出ている。


封鎖された地域、外出できない地域。


さて、ここで、当たり前の問題が出てくる。 


物流だ。


・・・


たとえば、ベニヤ板というものがある。構造用合板と呼ばれるもの。


住宅は言うまでもなく、家具から何から、非常に用途の広い、よく使われる材料。


中国の年間生産量は2500万m3。もちろん世界一。


・・・


さて、もう一度、単純に考えてみよう。


移動を制限され、下手したら外出禁止の中、、、


工場でベニヤを作る奴って、いると思う?


また、工場でできたベニヤを運ぶ奴、いる?


移動を制限されてるのに、合板の出荷、流通だけが動くとでも?


・・・


ことさら、何かのリスクを煽ろうとは思わない。オオカミ少年になりたいわけでもない。


そして、もう一度書くが、この考え方が杞憂であることを願う。


中国は、世界の工場。


品物、足らなくなるぜ。世界的に。たぶん、必ず。


・・・


武漢だけが中国じゃない。


制限されてないところに工場が集まっているのかもしれない。


しかし、その割合はわからない。情報が制限されてる今、我々には知るすべもない。


ベニヤだけでなく、この先、いろんなものが足らなくなることは、容易に想像できる。


・・・


事実、友人の猪木さんからは、


「会長、マレーシアの工場に、中国からの材料が入らなくなっています。よって、製品が作れません。この夏はエアコンが不足します。メーカーはこの事実を公表しないようです」


とコメントをもらってる。彼が大げさに言ってるとは思わない。


むしろ、当然の帰結だろう。


・・・


こういうことを書くと、「そんな大変なら政府が何とかするだろう、また、すでに問題になるだろう」と思われるかもしれない。


でも、はっきり言って、我々平民は後まわしだから。


こういうことはまず、商社が全部あれこれ終わってから、政府は動くんだ。


いつもそうなんだよ。


・・・


これもたまたま合板の話になるけど、アトピーとかの原因になるホルムアルデヒド問題は、実はかなり前から政府は把握していた。


しかし、冒頭で話した先物の問題がある。


ホルムアルデヒドをたっぷり吸った合板をいきなり禁止すると、商社は「確保した先物」で大損をする。


その頃の合板は、ホルマリンのプールにどっぷり漬けて作ってたからね。莫大な数のそれらを先に売り切らなきゃいけない。


で、商社が全て先物分を吐かせてから、世間に発表した、とホルムアルデヒド関係の人から聞いたことがある。


・・・


あと、実はホルムアルデヒド問題は40年とか前から、大手メーカーは把握してたからね。大手メーカー(名前は伏せる)の研究室の人から聞いた。


これら二つとも人づて話だけど、充分納得できる。そりゃ、そうなるだろう。この国の財政は商社が握ってるから。


・・・


さて、話を戻そう。


この国は官僚と商社が最も強い国。


(だいたい、国防、例えばPAC3とかのミサイルだって、商社が買うんだからね。我々の思う「会社」とは桁が違う)


これから起こる可能性のある、もろもろの「商品の欠品」はなるべく騒がれたくない。パニックにもなるしね。


だから、個人個人で、対策を練るべきなんだ。


・・・


我々のように、商品を仕入れて、それを加工なりして販売する業種は「材料の値上げ」に気をつける。


方法はたくさんある。


最も早い時点での発注や、予測した確保を早めに行う。納期ベースが長ければ、それも充分効果を発揮する。


まあ、あとは自分で考えてちょ。


・・・


このように、世界の経済は密接に繋がってる。


中国で誰かが風邪を引いたら、地球の裏側で、エアコンが不足して誰かが熱中症になるんだ。


バタフライエフェクトだよ。


・・・


中国を揶揄する言葉は多い。


国交断絶しろ!とか、いろいろ言う人も多い。私も、心情的にはそう思うときもある。


しかし、その中国が安く材料、商品を作ってくれるおかげで、我々も生活できるんだ。


一概に中国バッシングするのは、違う気がするね。


・・・


前回、「すでに中国のインバウンドは変化した、その影響が出る」と書いた。


どうなるかは誰にもわからない。


しかし、現在予測できる条件から最悪の状況を鑑み、先に備えるのは大切だと思う。


何もなければ?


それでよかったじゃん。胸なでおろして笑おうぜ。


・・・


写真は拾い物。この先、世界がいかに中国に依存していたかがわかるかもしれないね。


とにかく、中国加油。頑張れ。
早く収束し、終息しますように。

2020年2月11日火曜日

私の景気論 No.1015

友人の湊さんの記事で、IMFが日本に消費税15%にしろ、と提言してるって。

はあ?

何でもかんでも消費税上げりゃいいってもんじゃねーだろ。


・・・


でも、実際のところ、今回の中国肺炎で、景気は間違いなく下がる。


ビジネスは身体と同じ。どこかが止まれば必ず身体は壊れる。


身体で言えば、まず、ご飯を食べる。食道を通って胃に入り、腸で吸収して、排泄して、と一連の流れで初めて健康な身体を保てるんだ。


ビジネスで言えば、集客があって受注があり、納品して、てな感じ。


なので、集客の段階で売り上げと利益は読める。ネットビジネスで言えば、LP数字の段階で先が読める、って感じ。 


ご飯が喉を通っていなければ、先の健康は無いわけだね。


・・・


さて、今回、もうすでに、第1段階は過ぎた。


中国人の爆買いは間違いなく減る。


そして、今後、この「世界の工場の物流が止まった影響」が出てくる。


旅行は行かなくなり(もうすでに観光地では影響が大きく出ている)、各地にお金が落ちなくなる。一箇所が止まれば、その先には必ず影響が出る。


この時点で、今年の世界の景気が落ち込むことは明白。


日本もしかり。


・・・


早急に、速やかに収束してくれないと、来年、世間は、かなりキツいだろう。


もう、今の段階で見えてるじゃん。


・・・


で、消費税を15%だってさ。バカじゃねーの?


日本に必要なのは、消費を落ち込ませることではないよね。逆だよ、日本人は貯めすぎなんだ。世界一の貯蓄国なのに、心理的には非常に貧しい国なんだからさ。


むしろ、貯蓄よりも消費、というようにする(させる)べきだと思う。


・・・


まあ、このように何かを揶揄するなら、自分の意見を言うべきだと思うので、私の勝手な景気論を書いてみたい。政治のことを知らない素人なので少々のことは許してね。


・・・


まず、この国の財政を一番圧迫してるのは、医療費だよ。ザクッと、百兆円の予算に、50兆円が医療費なんだから。


んで、税収は実は50兆円(ホント、ざっくりだよ)。


つまり、給料50万円の家庭で、病院代50万円。あと50万円は借金。だから、消費税上げたから、どうなるってレベルのもんじゃねーんだよ。


これを削減しなきゃ、絶対に日本の財政は良くならないよ。


・・・


医療費の個人負担を増やす。まずここ。


予防医療に力を注ぐ。これをある意味、国民の義務とする。


そして何より、高齢者の医療費。病院がサロンになってるようじゃダメだよ。ここ、いろいろ言いたいことあるけど、長くなるし、人間性を疑われそうだから、やめとく。


あと、外国人の医療費は実費。これ早くやらないと、日本に来て保険治療だけするのが増えるよ。「試食?無料?なら全部食ってしまえ」が諸外国の考え方だからね。性善説は通じないことを知ってほしい。


救急車の有料化。そして、延命治療の禁止。あれ、本人も家族も望まない。家族からしたら「延命しないで」とは言えないもん。


チューブにつながれた植物のようになってまで、生きたいと私は思わないなあ。もし、意識があったら「お願いだから死なせて」と言うだろうよ。


・・・


ということで、医療費を大幅に下げないとダメだよ。賛否両論あると思うけど、早晩、強制的に、自動的にそうなるから。


だって、間違いなく日本の医療は破綻するもん。給料全部医療費なんだから。しかも、高齢者時代に入るんだよ。誰がみてもわかる。


・・・


新円切り替えの実施。これで、アングラマネーが表に出る。そこに、課税する。海外に逃さないため、施工は迅速に。それと同時に、マイナンバーを強制化。これで課税しやすくなる。マイナンバーを取ろうとしない者は、国の恩恵を受けられなくすればいい。


・・・


課税を属人化する。日本国籍にあれば、どの国に住んでも課税。これで海外資産逃避を課税しやすい。


日本のパスポートは最強なので、捨てるのは惜しい。課税逃れで海外に出ていたものは戻ってくる。彼らはお金がある。国内で消費するから二重にいい。


・・・


貯金に税金をかける。タンス貯金については、新円切り替えとマイナンバーで大きなものは把握できる。


資産運用は金や芸術品などにすれば少なくとも消費税は取れる。


・・・


会社の経費を、全て認める。飲食、設備投資、限度なく全て。つまり「使うなら許す」状態にする。ただし、国内消費限定。法人税収は減るが、世間にお金が回り、景気が上がる。


・・・


公務員の削減。給与を変動にし、能力給にする制度を作る。当然、いじめを黙認した学校や教育委員会など、倒産させる。民間なら当たり前のこと。


高校野球の生徒には連隊責任を取らせる。タバコ吸っただけで関係ない部員まで試合に出られない。


それなら、模範であるべき教育者は、同じように不祥事を起こした部署を潰すべき。何より、公僕は、一般人より厳しく扱われるべき。


・・・


生活保護の撤廃。シェルターと、食料分配にてまかなう。外国人への給付問題もこれで片付く。


あー、キリがない。


・・・


まー、勝手なことばかり言ったけど、実際、そんなことでもしなきゃ、この国はよくなんないよね。


ダラダラした、とりとめない長文読んでくれてありがとう!


まあとにかくウイルス騒ぎ、早く収束し終息を迎えてほしいねえ、世界の経済のためにも。


そして、日本頑張れ。
これから少々厳しくなるかもだぞ。

2020年2月8日土曜日

仕事の教科書 No.1014

お仕事の話で申し訳ないです。うちのグループは、各々が別の集客方法を試してます。

そして、その結果を常にアーカイブに取り、比較して、また別々に工夫します。


すると、いわば通常の数倍の「テスト結果」が取れるわけです。


・・・


で、当たった時はある程度、全社にフィードバックし、続けます。


今回は「三点秘孔あたたた作戦」という、取ってつけたような名前の作戦(私が今勝手に名付けた)。


・・・


んで、結果が、


2日間の開催で岐阜186組、豊橋181組と、グループ各社全て100組オーバーだったの。久しぶりの集客数だった。モデルハウスオープンに近いぞ。


ちなみに、全社の数字はこちらに載せてるよ。今後、こちらでこんな風なこと公開してくよ。


同業者さんは役にたつかもしれないし、立たないかもしれないよ。こちら
↓↓↓



ご興味のある方見てね。多少は参考になることも出てくるかもしれない。


・・・


私は思うんだけど、仕事って、スポーツ選手が努力するようにやれば、かなりな確率で成功すると思うの。


ちなみにさ、ボクサーって、試合のたびに強くなるんだよね。


何度も自分の試合を見直して、悪いところをチェックし、良いところを自覚し、そして、次の試合ではここを直そう、これを試そうと考える。


そして、練習でそれを繰り返し行い、次の試合でその技を出すんだ。うまくいくことも、そうでないこともある。


しかし、そのアーカイブはどんどん貯まっていく。そして、それがその選手の糧、強さになっていくんだ。


・・・


サラリーマン、あんまやんないよね?


仕事が終わったら居酒屋でウサ晴らして「飲んでる時まで仕事の話するな」とか言ってさ。むかし私が勤めてた会社とか、そうだったもん。


「反省と見直し、そして傾向と対策」。ウチは、それを会社ぐるみでやる。個人個人の良し悪し、そして、会社としての作戦の成否。


これを常に確認し、新たな作戦を仮定し、試し、計測する。


・・・


一試合一試合、強くなっていくべきなんだ。そうでなきゃ、もったいない。


ほとんどのサラリーマンの人たちは、「感覚」で物事をやっている。


例えば格闘技なんか、すごく「感覚的」と思う人が多いかもしれないけれど、あれって、マジ科学だから。


靴半分の距離で結果は変わるし、パンチが効いた後の次の攻撃で、どこを狙うと効率が良いか?はほぼ数字で測られる。全て、理詰めなんだ。


例えば、キックボクシングで言えば、パンチでダウンを取ったあと、一発目は強いローキックを蹴っておく。その次に続くパンチはかなり当たる確率が上がる。そのまんま、ずっとパンチだけを打ち続けるより、たぶん倍は上がるだろう。


という感じ。


・・・


つまり、何が言いたいかというと、お仕事も、科学なんだよ。


計測し、仮定し、また計測する。そして、どんどん、自分の仕事における「正しい教科書」を作っていくんだ。


・・・


私は、「仕事の教科書」があると思っている。住宅屋なら住宅屋、ラーメン屋ならラーメン屋。


その教科書を自分で探し続けるんだ。正しい答えを。


だから、毎回、仮定し計測する。そしてまた、新たな仮説を立てるんだ。


永遠に。


・・・


まあ、そんなこと言ってるけど、当然ながらウチが最高なわけでもないし、どこも「少しでも良くなろう」と努力してる。世間の多くの同業者が、必死に上を目指してるんだ。


ウチもまた、そのひとつであろうぞ。


・・・


また違う新たな作戦を三つくらい思いついてるよ。面白くなりそうだ。最近真面目に仕事してるからね。仕事って、し始めると加速するもんだね。


写真は、作戦練りながら味噌ホルモン食べてるところ。いかがわしい話をしてる可能性も否定できない。


念のためもう一度
↓↓↓↓


2020年2月6日木曜日

予想外の未来 No.1013

始まりは、エリート華僑の、女性の一言だった。

「マーさん?友達ですよ?」

テーブルを囲んでいたみんなは色めき立った。ええ?ジャック・マー?友達なの?


驚くみんなを尻目に、その女性は、我々に携帯の画面を見せた。


やりとりの相手は、まごうことなきジャックマー。アリババの創始者だった。


・・・


テーブルを囲んでいたのは、私がお世話になっている経済塾のメンバーたち。ほとんどが東証一部上場企業の創業社長。一人が質問する。


「ひょっとして、会えたりしますか?」


ああ、大丈夫よ。会いに行きますか?2月くらいとか?数カ国語を自由に操るその中国人女性は、流暢な日本語で答えた。


そして「ジャックマーさんに会いに行こうツアー」がその場で決定した。


去年の年末の話になる。


・・・


私などは、その中でペーペーのペーちゃんなのだけれど、そのテーブルに同席していた都合上、一緒に同行させてもらえるかも、と思ったりした。


まあ、偉いさんたちの後ろで「あれがマーさんかあ」と見てるだけでも、行く価値はあるだろう、てな感じ。


・・・


年が明けて、一緒に行く予定だった人に聞いた。マーさんツアー、日にち決まりました?


「ああ、あれね、中止になった」


聞くと、アリババ視察などに行った日本人がスパイ防止法案で、どしどし拘束されてる、と。北大の教授さえも拘束されたそうな。


上場企業の社長が拘束されたら、株価などへの影響とか、たまったもんじゃないもんねえ。


・・・


別口で、私は2月に、旧旅順(大連)から奉天(瀋陽)へのツアーも計画していた。


このFBでも、「行ってきマウス」とかって、調子に乗って報告したりもしてた。


この二月は中国漬けだなあ、いっそぐるっと回るのもアリだなあ、でも日にちキツいかなあ、なんて考えながら。


・・・


ご存知の通り、今の中国は武漢肺炎で旅行どころではない。国内の移動すらままならないだろう。


奉天行きは2月、春節の時期。新年快楽(シンニェンクワイラー)の発音を練習したりしていたんだもんねえ。ちょうどこの肺炎騒ぎとドンピシャだよ。


でも、マーさんツアーの拘束問題でビビって腰が引けていたおかげで、ズルズルと、チケット手配などもせずにいた。


(私などは拘束されたら内臓抜かれそうだよお)


結果、私たちを奉天に案内する中国の友人も、春節の帰国は叶わなくなった。全てのチケットは結果的に不要だったことになる。


・・・


あの年末、ジャックマーに会えるか?とときめいたり、日露戦争探訪の旅!とマイナス30度の凍てつく奉天やハルピンの荒野を想像していた頃、、、


今現在、世界を最も騒がせている武漢ウイルスはこの世に存在すらしていなかった。


わずか数カ月前のこと。


・・・


誰にも未来はわからない。そして、予測はあまりにも役に立たない。


先の予想は必要だが、半分くらいは、


「まあ、何があるかわからんからなあ」


くらいにしてた方が、むしろ現実的だったりする。


・・・


武漢肺炎だけじゃない。オーストラリアの火事であったり(誰が、世界中のコアラの半分が死ぬと予想した?)、世界は数ヶ月先を予想できなくなってきてる。


別に何が学びってわけじゃないけれど、人生ってこういうものだよな、と感慨深いものがあるわけです。


そんだけなんだけどね。


とにかく、この先にどんな世界が待ち受けていても、しっかりと生きていける、そんな強さを身につけなきゃダメだね。


・・・


奉天、行きたかったなあ。涙。


写真は全く意味ないよ。日露戦争で騎馬隊だったひいおじいさんを偲んでいるところ。せめて、馬賊たらん。