2019年4月28日日曜日

ゴールデンウィーク No.900

ゴールデンウイーク始まったね。みなさん遊びにいくのかな?私はなーんも変わらず、いつもどーり。

朝ジム行って蕎麦食って、ゲームして、また各地回ります(休んでない会社もあるからね)。


むしろ、世間様のお休みは混むので、どこも遊びには行かないなあ。


・・・


ホリエモンさんもいつも言うけど、なんで連休に固まって休むのか?と私も思う。


鬼のような渋滞に、馬鹿高いチケット。飛行機なんて、三倍だもんね。


散らせば、みんなが助かるのに、と思うね。


・・・


なんで休みを統一するのか?というと、こういう時じゃないと、会社の休みと、学校の休みが合わない、という意見がある。


みんなの休みが揃うからこそ、家族が予定を揃えられるんだ、と。


イヤイヤ、会社も、学校も、もっと自由に休んだらいいじゃん。


・・・


会社も、まとめて皆が休んだら、消費者も困るんだ。今回のアホみたいな10連休、銀行とか、必ず社会に問題出るよ。


(私は皇室の大ファンだけど、今回の大型連休は反対。政府が悪い)


学校も、休みなどを選択できるようすればいい。だいたい、休んだら評価が下がる、内申書とかいうアホなものの基準がおかしい。


休んでも、自主勉強で何の問題があるのか?私には理解できない。


・・・


会社を経営する人間の立場から言わせてもらうと、
・働きたい時しっかり働いて結果を出し、かつ、スキルを伸ばし
・休みたい時しっかり休んで人生を謳歌して
欲しい、と心から思う。


・・・


学校も同じだろう。
・一生懸命勉強して学力を伸ばし
・社会においての学びと共に、二度とない青春の思い出(例えば家族旅行とか)を作る
方が良いのではないか?若い時の旅行とかって、人生に大きな影響を与えるんだぜ。


・・・


なので、本当の自由主義、資本主義というのならば、、、


働きたいだけたくさん働いて(勉強して)、たくさんお給料をもらい、恥じることなく休める環境をつくる。


働きたくない人はのんびりやればいい。どちらでも、個人の自由に決められるようなシステム。


これこそが必要なのではないだろうか?


・・・


東京から下手すると静岡まで続く、数十キロの渋滞。3回も往復できそうな航空チケット。 


いつまでこんなことやってんだろうね。 


・・・


だいたい、なるべく働くな、という政府の指導がおかしい。国の弱体化を狙っているようにしか思えない。


日本は資源がない代わりに、人間という資源が図抜けている。世界的に見てこんな優秀な国民はいない。だから、働くことだけが日本という国の強み。


日本人は働き者なんだ。だから、もっと働きたい人、たくさんいるって。


たくさん働いて、家計を豊かにして、たくさん休んで、人生を謳歌すべきだよ。 


・・・


もひとつ言うと、こういう時、公務員は仕事しろよ。役所、病院(やってるのかな?)、銀行、年中一日も休むなよ、と思う。


公的機関は国民の休みにこそ仕事しろって。サービス業はそういうもんだよ。吉野家でも営業してんだよ。


ってまあ、ここは長くなるのでまた今度。


・・・


まあ、なんにしても、こういう時期は、都内はガラガラになる。


昨日のジムも、トレーニーは私1人だった。都内を車で走るのも、割とスイスイ。


まあ多少はいいことあるね。


・・・


てな訳で都内は狙い目だよ。


ちなみに、東京には、ゴラいもんがたくさんいるんだよ!と、と、と、東京タワーもあるんだよ!寂しいから是非遊びに来てね!


では、みなさん、ゴールデンウイーク、楽しんでね^_^











2019年4月27日土曜日

カンボジアの話 No.0899

カンボジアで、日本人2人が、タクシーの運転手を殺して、車を奪ったらしい。

カンボジアの人たちは「日本人がそんなことをするわけがない」と、ニセ日本人説が出たとか。

しかし、実際には、犯人は日本人だった。


現地の人たちは、それでも「信じられない」と口々に話してくれたという。


・・・


許せないわ。


日本人は、今まで、カンボジアにいろんな活動をしてきた。


カンボジアの紙幣には、日本が無償で架けた橋が印刷されてる。


日本人をリスペクトし、憧れてもくれてる。世界有数の親日国、それがカンボジア。


・・・


私も、カンボジアにはかなり縁がある。


自慢になって申し訳ないけど、私たちもカンボジアに学校を作った。


2006年〜2007年と、平先生と共同で、10校近く建ててる。(みのも◯たさんと同じ寄付もあったよ)


グループの住宅会社のひとつでは、お客さまと一緒にお金を出し合って建てたものもある。


・・・


その後、2008年に、紳助さんがテレビで「カンボジアに学校を作ろう」と呼びかけ、さらに学校は増えていった。


そして「カンボジアに学校を」はメジャーになった。


ある時、六本木で飲んでたら、若いガキンチョが「俺さ!カンボジアに学校作ってんだよね」と言って女の子を口説いてた。


ゾッとした。


私たちは、そういったブーム化に対するシラケもあり、カンボジアから撤退して、違う寄付をすることにしたんだ。


最終的に、プノンペン市内の小学校は全て行き渡ったと聞いてる。


・・・


留学生も受け付けた。


カンボジアで出会った中で優秀な女の子(もちろん、いかがわしいことは一切していない。当たり前だけど)がいた。


とても頭が良く、人間性もいい。そして、いつか日本語教室がしたいという夢があった。


応援してみるか、と、その子の家まで行き、お父さんお母さんと話した。私の会社と、平先生の会社で交互に預かり、日本語を覚えさせた。


私のところで最初に覚えた日本語は「お疲れさまです!」という挨拶だった。


平先生のところに移動した後、すぐさま「それはやめなさい」と直されたらしい。


日本語教室は、その子が帰国後、数年間スタートアップを助けた。


・・・


そんな風に、私たちだけでなく、個人個人のいろんな日本人が、カンボジアに寄付をし、援助をしてきた。


それが、ずっとカンボジアの人たちに浸透してきたのだと思う。


私が初めて行った時は、まだまだ本当に発展してなかった。何年かして行ったときは、ずいぶん良くなった、と驚いた記憶がある。


その発展のひとつの要因に、日本そして、個人レベルの日本人たちの援助があったと言っていいだろう。


だからゆえに、親日国であってくれているのだと思う。


・・・


そんな、多くの日本人の好意を、このカス達は踏みにじりやがった。


カンボジアのタクシーの運転手なんて、お金なんて持ってない。にもかかわらず、理由は強盗だって。


殺された運転手は、奥さん子供達を食べさせていこうと、タクシーをローンで買ったばかりだという。


・・・


日本人の名誉を守れ、と寄付が集まり、カンボジアの日本人会から遺族にお金が渡されるらしいけれど、ご主人は帰ってこない。


気の毒で仕方ない。


・・・


いろんな犯罪がある。


でも、このようにお金のない、また、罪のない人をわずかなお金目的で殺すなんて、ヘドが出る。


最低の犯罪のひとつだろう。


・・・


このカスたちは、カンボジアで裁かれ、向こうの、地獄のような刑務所で過ごすことになるかもかもしれない。(日本の司法は甘いから、日本で裁いて欲しくない)


むしろ、ザマアミロと思ってしまう。たくさんカマ掘られて欲しい。


・・


こういう事件はダメだね。
悔しいねえ。


別に学びはないよー

2019年4月26日金曜日

ゴルフの話 No.0898

ゴルフが好きだった。田舎に住んでた時は、かなり頑張って練習した。毎日練習場で800球打って(朝、昼、夜、と練習場をハシゴした)アバラが折れても打ってた。

アバラの二、三本、折れなきゃゴルファーじゃない、とか言ってた。


・・・


東京に出てきて約15年、あまり練習やラウンドをしなくなった。地元の時は、半径30分にコースは10やそこらあった。半径1時間というと、50はあるんじゃないかしら。


なので、週二回はラウンドし、朝からスルーで回って、昼から仕事してた。今思えば、最高のゴルフ環境だった。


・・・


東京では、半径30分には存在しないし、何より、近い練習場でもほぼ1時間かかる。そして、少したくさん打つと、すぐ一万円近くになる。


あかんやん。


ということで、練習をしなくなった。


・・・


昔はハーフ2アンダーで回ったことがある。一日5バーディーもある。フルバックでもほぼ70台だったし、県の練習場連盟の大会で勝ったこともある。(ハンデ戦だけどね)


で、、、

最近、平気で100を叩く。


・・・


練習しない。そうすると、当たり前に下手になる。そして、嫌気がさして、さらにやらなくなる、と言った悪循環。


なんとか、戻そうと躍起になってるけれど、一つ問題かあるの。


・・・


それは、筋トレとゴルフの両立。


筋トレして、2日間はゴルフにならない。かと言って、それ以上空けると、筋トレの効果もなくなる。


超回復も、遅くなってんだね。


で、週に2回コースや練習に行くとなると、今度は筋トレができない。


・・・


ということで、目下の悩みは、、、

筋トレとゴルフの両立なの(涙)


・・・


だれか、いい方法知らないかしら?教えてちょんまげ。


「筋トレを軽い重量にしなさい」というのはナシだよ。 あくまで高負荷、筋肥大トレーニング。


できれば、ビッグ3の重量をしっかり扱って、かつ、ゴルフの練習やコースにも、良い影響を与えるようなトレーニング。


どーも、ゴルフと高負荷筋トレって、相反する気がするんだよねー。誰かうまくいってる人、いるのかな。


両立の方法を教えていただけますよう、何卒、お願いいたします。


・・・


いちおー、今の私のスイング貼っときます。なんか、飛距離もずいぶん落ちたの。ホント、飛ばなくなった。歳のせいもあると思う。


いい方法ないかなー


・・・


動画だよ。ダウンスイングでわずかに左スウェーしてるので、左足の裏が少しめくれ、タメが少し解けてる。ってまあ、アマチュアなんだから、許容範囲ではあると思うのだけど、、、
誰か教えてー


・・・


追伸 

うちのグループのトップアマの1人、桑原ちゃんはハンデ2。それが先日、続けて100を打った。ゴルフって怖いなあ。他のスポーツだと、一度できたことは概ねできる。でも、ゴルフはそうはいかないなあ。困ったもんちっち。

2019年4月24日水曜日

経歴の話 No.0897

なんか経歴詐称をカミングアウトしたとかいう、情報商材屋をしてる若い衆の記事を見たよ。

元中卒で海外へ出て、17社起業したとか、今は東大を出て、なんたらかんたらしてるとか。どっかで聞いた某なにがしに似てる気もする。


まあ別に、他人のことだから何でもいいんだけど、私などは、詐称すべき経歴すらない。中卒だからねえ。


・・・


こういう時よく思うのだけど、その経歴詐称情報商材屋くんは、一体、セミナーで参加者に対して、どんな話してたんだろう?


参加者たち、タメになったのかな?役に立つ情報だったのかな?


もし、めっちゃ役に立ってたなら、医師免許持ってないブラックジャックみたいなもん。ある意味、凄腕。


それならそれで、別にいいんじゃないかな?


・・・


肩書きは大切。


やはり、人は実績で話を聞く。やはり、近所の野球好きオジさんより、イチローのアドバイスの方が貴重だからねえ。


でも、一度レールに乗ったら、あとは「その人の発する情報」が大切になるんじゃないかしら。


・・・


チャンピオン製造機エディ・タウンゼント、カスダマト、ナダルのコーチのトニさん、彼らは名選手というわけじゃない。


コーチとして、トレーナーとして優れてたんだ。


つまり何が言いたいかというと、一旦育てる側に回れば、その実力こそが大切なんだということだよね。


この若い衆が、コーチとして優れていたのかどうかは知らない。まあ、別にどっちでもいいけど。


・・・


人は、外見で判断する。肩書きも同じ。しかし、一旦付き合えば、相手の本質って、わかるもんだよ。


その時に評価される人間でいたいと思うよね。


・・・


こういう話をすると、ひとつのモデルを思い出す。


ミスターX。


彼はどこの誰助かわからない。謎のアメリカ人青年。


たしかに、平先生は、エックスのことを「資産数百億、サンダル履きの旅行者で〜」と紹介した。


平先生の紹介だからこそ、人は最初、聞く耳を持った。


・・・


しかし、、、
ミスターXの第一回目の電話セミナー、その一言で、皆は魅了された。


「お客様は、読まない(聞かない)、信じない、行動しない」


この一言で、エックスが「どこの誰助か?」がどうでもよくなった。


以降、ミスターXは、本人の名前も実績も全てを差し置いて、伝説のマーケッターとして、人々の記憶に刻み込まれたんだ。


・・・


「語るものより、語られる話こそ」


という言葉がある。


どこの誰かは知らん。その人間の経歴は(興味を持つには十分であったけれど)、今は関係ない。


その人間の発するメッセージこそに価値がある。


そうありたいものだね。


・・・


その経歴詐称情報商材屋くん、そのカミングアウトこそ嘘だったりしてね。


そうだったら笑えるね。


写真は、近所で朝飯食ってるとこだよー。でも、これも嘘かもしれないねえ。どっちでもいいんだけどねえ。

2019年4月21日日曜日

高齢者の運転 No.0896

いつまでこんなこと続けるんだろうね。高齢者がまた若い人を跳ね殺した。

「アクセルが戻らない」
「暴走した」


なんてことは、ATが出だしたころ、事故したオバハンがよく使った言い訳。


その頃の理由は機械オンチ。
今は認知。

(別に韻を踏んでるわけではない)


・・・


ぶっちゃけ、高齢になったら、免許の返上、その他の仕組みはあるっちゃある。しかし、強制力に乏しい。


例えば、18歳からしか免許が取れないように、〇〇歳からは返上を義務にし、再度取り直すことにしなけりゃ、収まらないよ。


・・・


実際問題として、高齢者の免許を取り消してしまうと、生活ができないという問題がでてくる。


東京のように、インフラが整備されてるところは良いけど、田舎に行くと、車に乗れなきゃ何もできない。


・・・


私などは、東京に住んでるけど、よく地方に行くのでよく分かる。


例えば、夜の夜中、実家の近くには、タクシーなんて存在すらもしない。


地方の都市部でも、深夜とか、雨がひどかったりとかしたら、全く拾えない。


結果、市民は困ることになる。


・・・


でも、この解決策は実は簡単だったりする。


ウーバーが発達すれば良い。


(タクシーを配車するのと違ってホントのウーバーね。でないと過疎地域にとって意味がない)


タクシー業者を保護するために、ウーバーを禁止してるこの国。


結果、痛い目を見るのは、国民なんだよね。


・・・


自家用車がないと生活できない田舎こそ、ウーバーが必要なんだ。


それさえあれば、高齢者は無理して運転しなくて済むんだもん。


・・・


高齢者がスマホなんて使いこなせない!というアホな意見もあるとは思うけど、解決方法はある。


まず、ウーバーを許可する。


そして、そのウーバーと、高齢者を電話でつなげるビシネスが発達すれば良い。


耳の遠い人のために、スピーカーが発達する、もしくは読める電話を作ればいい。


これらは周辺機器で間に合うだろう。


そして、それすらもできない高齢者は?つまり、スマホも無理、電話も無理?そもそもそんな奴が運転するべきではないだろう。


・・・


こう考えると、岩盤規制というか、既得権益を持った連中が、いかに成長を疎外してるか、理解できると思う。


人を載せるには、2種免許が必要。でも、そんなもの必要ないのは、今は誰もが分かっている。


必要なのは、事故した時の保険くらいのもんだろうよ。


・・・


この先も、このような高齢者の事故は続く。犠牲者は増えていくだろう。


そして、結果的にはこのように「インフラのない田舎でも、移動ができて生活に困らないよう」になる(ならざるを得ない)に決まってるんだ。


今現在、高齢者の事故に巻き込まれて亡くなる人は、無駄死にに近いよ。


早く変えなきゃ。体制を。


・・・


タクシーが許可制でなくなったら、例えば大阪の個人タクシーの運転手の何人かは職を失うかもしれない。


ホリエモンさんの投稿を見たら分かる。私も何度か嫌な思いをした。


(その際に、こちらが強い口調で、反社会勢力風の対応をすると、奴らは急に大人しくなる。でも女の子なんかはナメられるから、嫌な思いしてるだろうね)


そういう奴らは、運転者の評価が明確にされるウーバーに取って変わられるだろう。ハッキリ言うが、ざまあみろだよ。


既得権益を貪る連中に引導を渡すべき。これがないと、社会は良くならないよね。


・・・


日本は官僚が支配する社会主義の国。これらをできる限り自由主義に変えていかなければならない。


岩盤規制と既得権益。


これを潰していかないと、未来はない。早くそういう議論が活発になるべきだよ。


・・・


写真は、暖かくなってきたから、浮かれて屋根を開けてるマルモリだよ。
オープンでウーバーしようかなー

だれか乗ってくれるかなー
女性は無料にしようかなー
むしろ小遣いあげよかなー
男性は倍付けにしよかなー

2019年4月20日土曜日

タワンチャイTシャツプレゼント抽選結果 No.0895

《追加プレゼント2名様アリ》

さて、タワンチャイTシャツとメーソンボールペンの抽選だよ!

また、ふなガウさんと、ことちゃんが引いてくれたよ。(もっちーはサボったよ)

んで、たった1人だと申し訳ないので、なんか、あとふたつ、プレゼントを追加したみたい。


さて、だーれに当たるかな?


3分ほどの抽選動画なので、みてみてねてね!ねるねるねるね!私も誰に当たるか知らないよ!割とスピーディーに仕上げたみたいだよ!


当たった人、お手数ですが、送り先をメッセンジャーで教えてね!

2019年4月19日金曜日

戦争の話 No.0894

若い頃から、戦争の話を聞くのが好きだった。今日も長いっす。

私がまだ現場に入ったころ、まだ今から30年も前、多くの人夫さんは戦争経験者だった。


いろんな戦線の、しかも、実体験の話を直接聞く。それは決してドラマチックなものばかりではなく、地味ではあるけどその代わり、迫力のある話が多かった。


「そりゃ、怖かったよ。でも、俺たちが行かなかったら、この国どうなるの。お父さんやお母さん弟や妹たち、いったいどうなるの」


当時、まだ若く純粋だった彼らは、心から「この国を守りたい」と戦った。


・・・


是非を問う気はない。


私の知ってる中で、戦争の話を自慢げに話すクソ人間は、たった1人だった。


嫌われ者の人夫さん。


自分を、周りから怖がらせるために武勇伝として語っていた。


敵を殺して食べた、白人は白豚、黒人は黒豚。こうしてこのようにすれば人間は簡単に殺せる、現地の女性をこうして、ああして、、、云々。


・・・


私の経験上、


「俺は昔悪かったんだぜ!どうだ!俺は怖いだろう!ビビれ!」


みたいな話は、概ね嘘。
実際は大したことない。


(ちなみに現在でも、元本職は「俺は若い頃ブイブイで」とは言わない。こっそり隠すか、自虐ネタにするか、事実だけを淡々と話す)


武勇伝として、人殺しと人肉食を自慢げに話すそのクソ野郎の行ってた中国戦線の地域には、アメリカ兵は投入されてないことを他の人間から聞いた。白人、黒人ってさあ、ベトナム戦争かよ。


・・・


本題に戻りたい。


戦争の話を聞くのが好きだった。そして概ね、従軍した人の話が多かった。


でも、東京大空襲を経験した方の話を聞く機会があったんだ。


純粋に国を守ろうと戦った人の話と、また違った観点からのお話だった。


・・・


東京大空襲の日、自分の親と兄弟、八人の家族を亡くしたその方は、燃え盛る火の中、川に飛び込んだらしい。


父親と自分、2人だけが生き残った。


・・・


戦いに行った者。国に残り、虐殺行為に出会った者。


やはり、それによっても、戦争観は全く異なる。


ただ単に、家族を殺されただけなのだから。


・・・


その方は、


「自分には、新たに家族ができ、子供や孫ができ、多くの親戚ができた。もし、兄弟たちが生きていたなら、一体どれくらいの大家族になったろう。それが悔しくて仕方がない」


と、当時を嘆く。亡くした兄弟たちを、片時も忘れたことはないだろう。


70年以上経っても、その方にとっての戦争は、決して終わってないんだ。


・・・


その方の、訃報が届いた。


もっと話を聞きたかった。その方の思い出や悲しみや、そのつらさを、私自身の記憶に変えたかった。


また、そういった話を誰かにシェアできるのだから。


・・・


戦争は悲惨。戦いに行って散った方々、被災して亡くなった方々。


どちらにしても、普通に暮らしていれば、天寿をまっとうし、泣いたり笑ったり、好きな人と一緒になったり、美味しいもの食べたり、、、

できたんだ。


・・・


私は極右で、徴兵制度にも賛成。もし、開戦したら、自分も戦う。


しかし、戦争は反対だよ。


あんなの起こらないほうがいい。朝起きて、カレー食って、ジム行って、お酒飲んで、仲の良い大切な人たちと笑って暮らせる、そんな生活を、私だけでなく今の日本人は普通に持っている。


それと全く違う地獄がそこにある。

誰がそんなの望むかよ。


・・・


戦争を起こそうとする勢力を「抑えるための力」は必要だと思う。


それによって初めて、平和が訪れるのだと思う。冷戦時代の米ソだよね。


これは私の考え方であり、例えば9条信者などは違う考え方だろう。白旗を上げることこそ、平和を勝ち取る術だと思っているのかもしれない。


しかし、各々別のアプローチながら、戦争を避けようというのは、みな同じなのではないだろうか。


中共の工作員は別として。


・・・


その方の訃報により、これで実体験として私に戦争を語ってくれる知人は、全ていなくなった。


あとは、当時若く「空が赤かった、怖かった」だけしか覚えていない人が多い。


もっと話をたくさん聞けばよかったなあ。


・・・


その方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。我々残された日本人は、立場や考え方は違えど、二度と戦争を繰り返さないよう努力しております。


どうぞ、あなた様の末裔の、日本人たちを見守ってくださいませ。


・・・


ここまで書いて、葬儀会場についた。今、帰りの新幹線でこの残りを書いている。


・・・


会場の片隅に、74年前の、セロハンテープで貼り直した写真が飾ってあった。


昭和20年の3月。ひな祭りの写真。父母、六人の兄弟、そして、屏風に大きなひな壇。裕福な家だったのだろう。1歳か2歳か?6人目の、末娘のひな祭りを祝った姿。幸せそうに、家族皆が並んでいる。


この写真を撮った、たった一周間後の3月10日、ここに写った家族たちは、この写真と、父と子のたった2人を残して、燃え盛る炎の中、帰らぬ人となった。


「私だけが生き残ってしまった。兄弟たちに申し訳ない」


が口癖だったと、お身内から聞いた。


今頃は兄弟たちと一緒にいるのだろうか。会えるまでに、74年。長い間、寂しかったね。

安らかにお眠りください。

2019年4月17日水曜日

ノートルダム No.0893

ノートルダム、焼け落ちたね。とてもショックだよ。パリに行くと、よく見に行ってた。ゴシック様式の最高傑作。

ヴォールトを支えるフライング・バットレス(なんのこっちゃでしょ)を見て感心したり、感嘆したりしてた。

(こう見えても一応、一級建築士なんだよ)

それが、見れなくなった。


・・・


日本で言えば、姫路城か五重の塔が焼け落ちたみたいなものだよね。


パリの人も、みな泣きながら、崩れ落ちる尖塔を見上げていたらしい。私も見てたら泣けてきたと思う。


すぐさま、多額の寄付が集まり、修復の運びになったと聞くけど、、、

でも、アレって、作るときに、ほぼ200年かかってるんだ。


・・・


最近の工法なら、もっと早くなるかもしれない。全部建て替えるわけじゃないしね。


「五年で修復してみせる」と大統領も声明を出してる。


でも、ガウディのサグラダファミリアでもそうなんだけど、昔の工法でないと、やっぱ、かなり雰囲気変わるんだよね。


サグラダファミリアも、基本的には昔の工法で作ってる。


でも、やはり古い工事部分と、新しいところでは、全く違う。見た人にはわかってもらえると思うけど、別物と言ってもいいくらい。


・・・


今度もそうなるだろう。


もし、古い工法のままでいくなら、私が生きているうちに修復が完成することはないだろう。


もしくは、早く仕上げて、趣の違ったものになるかも知れない。


何にしても、、、
同じものには、二度と会えない。


・・・


フランスは好きで、アメリカほどではないけど、平先生とよく行った。


フランス全土を車で縦断して、ジャーニーという映画を撮影した。ワインのシャトーを買いにブルゴーニュにも行った。F1レーサー、ジャン・アレジの予約した桃を盗んで食べたり、ローランギャロスも何度か見た。あの「赤土の帝王」と呼ばれた10年間ほぼ無敗王者、ラファエル・ナダルの初めての負け試合もこの目で見た。


そして、パリに寄った際は、ルーブル、オルセーは必ず寄った。そしてまた、ノートルダムも必須だった。建築屋だからね。


・・・


ノートルダムの入り口には、各国の言葉で、ヴィアンヴェニュー(ウエルカム)が書いてある。


でも、20年も前は「よこそう」と書いてあったんだよ。後に直されたけどね。いつもそれ見てシュールに笑ってた。


・・・


五年で修復がホントに可能としたら、生きているうちにまたパリでノートルダムを観れるかもしれない。


初夏のパリの、夕方(と言っても夜の8時とか)の空って、ブルーにピンクの混じった、とても綺麗なバニラ色になることがある。


そんな、モネのバニラスカイのような空を見上げながらワインを飲んで、生ハムをモチャモチャ食べるのがとても美味い。


修復できたら見に行こう。
ワインと生ハム食べに。


・・・


何にしても、「本来そこにあるもの」がある日いきなり無くなってしまうのはとても悲しい。


歳を重ねる、ということは、こういった喪失感の連続との戦いなのかもしれない。


遠く離れて暮らす幼馴染の友人が亡くなった、そこまでは言わないけど、ある意味そんな感じと似てる。


・・・


この世界、同じ1日は二度と来ない。今あるものも、いつまであるのかわからない。チャンスや、機会も、今周りにいてくれる人についても同じことが言えると思う。


周りを大切にしよう。
チャレンジを続けよう。


今、生きているうちに、やりたいこと、やるべきこと、キチンとやっとかなきゃね。


後悔しないように生きようね。


・・・


というわけで、まずは後悔しないよう、青葉に行ってラーメン大盛りを二杯食べるとしよう。明日死んだら後悔するもんね。


こんなことばかりしてるから太るんだよ!


・・・


写真は拾い物だよ。まずければ教えてね。ちなみに、焼け落ちた写真は載せたくなかったんだ。

2019年4月16日火曜日

タイガーウッズ No.0892

沖縄に来ています。で、来る前日、6時起床にもかかわらず、深夜からマスターズを見てしまった。眠い。

タイガーウッズが、久しぶりの優勝。テレビから目を離せなかったんだよね。


ゴメンね、またスポーツの話題だよ。


・・・


一時期のタイガーは本当に凄かった。たった一人、異次元のゴルフをしていた。


全ての大会で勝ち、タイガーと競おうとすら、他の選手に思わせなかった。


タイガーと優勝争いをした段階で、他の選手は崩れていった。


まさに、神の領域。


この人は、生涯、このまま強いのだろう、そうみんなが思ってた。


・・・


しかし、皮肉にも、そうはいかなかった。


ある時を機会に、彼の人生は転落の一途を辿った。


ケガ、手術、酩酊し警察のお世話になったり、なにより、あの訳のわからない「セッ◯ス依存症」たらいう病気とすら言われた。

(そんな病気あるかよ。何でもかんでも病気にしやがって。タイガーほどの遺伝子なら、むしろたくさん広めたれや)

彼は終わった。もう、復活しないだろう、と世界中の誰もが思った。


・・・


そして、昨日。ゴルフのトーナメントで最も価値のある、オーガスタに、彼は帰ってきた。


トップで迎えた最終日、最終ホール。


オーガスタのパトロンたちは、あらん限りのスタンディングオベーションを彼に送った。


・・・


オーガスタは特殊で、誰でも観戦できるわけではない。限られた人(パトロンと呼ばれてる)だけしか、入場すらできない。


オーガスタというコースはこのマスターズというトーナメントのためだけにあり、普段はパトロンでさえ、ほとんどラウンドできないんだ。

(ちなみに、日本人でオーガスタをラウンドしたのは、トーナメント除いて50名ほどらしい。ウチの塾長は、その中の一人)

そんな特殊なコース、そして、特殊な観客、それがオーガスタ、そしてパトロン。


・・・


そのパトロンたちは、タイガーにぴったり付いて回り、そして、最終ホールであらん限りの拍手を送った。


テレビの解説も言う。


「世界中が、この瞬間、タイガーの復活を待っていました!」


オーガスタのパトロンだけでなく、みんなが、この瞬間を待ってたんだ。


・・・


私は差別は好きではない。


しかし、現実も知ってる。アメリカ、特に南部などは、確実に人種差別が色濃くある。イギリスあたりのヨーロッパもひどい。住めばわかる。


ひと昔前は、黒人がフェアウェイを歩くなんて、想像もできなかった。


殺されても文句が言えない、そんなムードが実際にあったんだ。


・・・


そんな背景の中の、タイガーウッズの姿。


そこには、タイガーを愛するパトロン、そして世界中の期待があった。


これって、世界史上的に、素晴らしいことなんだよね。


・・・


黒人がフェアウェイの真ん中を堂々と、そして、全ての人たちの期待を一身に受け、祝福を受けた。


最も厳しい観客である、オーガスタのパトロンたちに迎えられて。


誰もが、心からタイガーの復活を祝ったんだ。


歴史上、意味のある事だよ。


・・・


日本人は差別をしない国。


ヘイトスピーチだとか言ってる連中は、それを政治利用したいだけ。比較論になるけど、こんな差別のない国はないよ。


マスターズのビデオを撮った人は、もう一度パトロンを見直してみるといい。


その中に、黒人を見つけてみて欲しい。ほとんど見つからないはず。


これが、アメリカの現実だよ。


・・・


タイガーウッズという人間の出現で、世界中の人たちが黒人のプレーするゴルフを歓迎した。


昨日の一日、世界中から最も応援されたゴルファーは、間違いなくタイガーであったろう。


・・・


もう一度言うけど、タイガーがトップで最終日、最終ホールに近づいた時、観客はあらん限りの拍手を送った。


全ての白人が、黒人である彼の復活を心から祝ったんだ。


あの瞬間、壁はなくなっていた。多くの黒人は、それを感じたことだろう。


見てて涙が出てきたよ。


スポーツは、人種を超えたんだ。
素晴らしいね。


・・・


今日は別段学びとかはないよ。自分が感動したからシェアしたくて書いただけだよ。


写真は沖縄だよ。今縁があって来てるよ。


・・・


余談になるけど、たけしの記事で、風俗店で「タイガーウッピュ」という店名があるのを紹介してた。


シュールで笑える。


あ、これ書くべきではなかったかも知れない!


こういうのは、余談ではなく、蛇足というんだよ!恥ずかしいよ!