2019年4月27日土曜日

カンボジアの話 No.0899

カンボジアで、日本人2人が、タクシーの運転手を殺して、車を奪ったらしい。

カンボジアの人たちは「日本人がそんなことをするわけがない」と、ニセ日本人説が出たとか。

しかし、実際には、犯人は日本人だった。


現地の人たちは、それでも「信じられない」と口々に話してくれたという。


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許せないわ。


日本人は、今まで、カンボジアにいろんな活動をしてきた。


カンボジアの紙幣には、日本が無償で架けた橋が印刷されてる。


日本人をリスペクトし、憧れてもくれてる。世界有数の親日国、それがカンボジア。


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私も、カンボジアにはかなり縁がある。


自慢になって申し訳ないけど、私たちもカンボジアに学校を作った。


2006年〜2007年と、平先生と共同で、10校近く建ててる。(みのも◯たさんと同じ寄付もあったよ)


グループの住宅会社のひとつでは、お客さまと一緒にお金を出し合って建てたものもある。


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その後、2008年に、紳助さんがテレビで「カンボジアに学校を作ろう」と呼びかけ、さらに学校は増えていった。


そして「カンボジアに学校を」はメジャーになった。


ある時、六本木で飲んでたら、若いガキンチョが「俺さ!カンボジアに学校作ってんだよね」と言って女の子を口説いてた。


ゾッとした。


私たちは、そういったブーム化に対するシラケもあり、カンボジアから撤退して、違う寄付をすることにしたんだ。


最終的に、プノンペン市内の小学校は全て行き渡ったと聞いてる。


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留学生も受け付けた。


カンボジアで出会った中で優秀な女の子(もちろん、いかがわしいことは一切していない。当たり前だけど)がいた。


とても頭が良く、人間性もいい。そして、いつか日本語教室がしたいという夢があった。


応援してみるか、と、その子の家まで行き、お父さんお母さんと話した。私の会社と、平先生の会社で交互に預かり、日本語を覚えさせた。


私のところで最初に覚えた日本語は「お疲れさまです!」という挨拶だった。


平先生のところに移動した後、すぐさま「それはやめなさい」と直されたらしい。


日本語教室は、その子が帰国後、数年間スタートアップを助けた。


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そんな風に、私たちだけでなく、個人個人のいろんな日本人が、カンボジアに寄付をし、援助をしてきた。


それが、ずっとカンボジアの人たちに浸透してきたのだと思う。


私が初めて行った時は、まだまだ本当に発展してなかった。何年かして行ったときは、ずいぶん良くなった、と驚いた記憶がある。


その発展のひとつの要因に、日本そして、個人レベルの日本人たちの援助があったと言っていいだろう。


だからゆえに、親日国であってくれているのだと思う。


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そんな、多くの日本人の好意を、このカス達は踏みにじりやがった。


カンボジアのタクシーの運転手なんて、お金なんて持ってない。にもかかわらず、理由は強盗だって。


殺された運転手は、奥さん子供達を食べさせていこうと、タクシーをローンで買ったばかりだという。


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日本人の名誉を守れ、と寄付が集まり、カンボジアの日本人会から遺族にお金が渡されるらしいけれど、ご主人は帰ってこない。


気の毒で仕方ない。


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いろんな犯罪がある。


でも、このようにお金のない、また、罪のない人をわずかなお金目的で殺すなんて、ヘドが出る。


最低の犯罪のひとつだろう。


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このカスたちは、カンボジアで裁かれ、向こうの、地獄のような刑務所で過ごすことになるかもかもしれない。(日本の司法は甘いから、日本で裁いて欲しくない)


むしろ、ザマアミロと思ってしまう。たくさんカマ掘られて欲しい。


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こういう事件はダメだね。
悔しいねえ。


別に学びはないよー

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