《記録-2 付け方のポイント》
「記録なんて付けてるよ」と思われる方も多いと思います。
で、今回は、その付け方のポイントを行ってみたいと思います。
大きく分けて、、、
・意味のある記録
と
・意味のない記録
の2通りがあると思っています。
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ゴルフに例えてみましょう。
誰もが、スコアをつけます。
今回は100で回ってきた、前回は105だった、とかね。
それを「記録つけてまーす」というと、ちょっと違うんです。
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結論を言うと、
「改善ポイントがわかる記録」
の付け方こそが大切です。
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ゴルフのトータルスコアだけだと、どこが弱かったのか?はわかりません。
たまたま調子が良くてスコアが良かったのか?それとも、実際の練習の効果が出たのか?たまたま連続で入ったとか?
これらがわからないので、改善がしにくいのです。
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これがもし、ショットとパットと分けて記録したらどうでしょう?
今回はショットがいくつ、パターがいくつで、トータル幾つ。
これをすると、少し改善点が見えてきます。少なくとも、パットを練習するべきか?ショットを直すべきか?がおぼろげながら見えてきます。
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もし、もう少し詳しく各ショットについて記録すれば?
毎回バンカーで叩く人は、バンカーショットを直せばいい。アプローチで寄ってない人は、アプローチの練習。
こんな感じです。
改善点はひと目でわかるでしょう。
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「記録してください」というと、「記録してますよ」と答える人は多いです。
しかし、実際に「改善ポイントを理解するための記録」にはなってない場合が多いのです。
ただ単に、ご契約数を記録しても、それはゴルフでいうトータルスコアと同じです。
どこで叩いているのか?を見えなければ、本当の原因がわからず、改善しにくいということなのです。
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営業を一つとってみても、どの段階で問題があるのか?それを明確にする「記録」が必要です。
営業段階のどこで、つまづくのか?
初回面談、次回アポ取り、そしてクロージング、などなど、つまづく可能性のあるポイントはいくつもあります。
これは、「どこの段階でお客様から断られているか?(もしくは次の商談へと続かないのか?)」が分かれば、ウィークポイントが見えてきます。
つまり、そういうことを記録し分析していくと、どこでスコアを落としているのか?が理解できて、直すポイントがわかる、ということなのです。
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初回の商談から次につながらない人は、当然初回の面談が悪いのです。
トークか、それとも服装か?または、アポ取りのレベルが低いのか?など、直すところが探せます。
これは、トータルスコアの記録だけでは、決して見えてこないのです。
バンカーで叩いた数を記録しているからこそ、バンカーが苦手、とわかるのです。
もし、パーオン率が低いのであれば、セカンドショットのアイアンが弱いのか、ひょっとしたらドライバーの飛距離が短いのかもしれません。
などなど。
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なので、そこを念頭において、記録の方法を考えていただきたいと思います。
ちなみに、ウチの場合の記録、アーカイブの取り方の実例を載せますね。これはあくまでネット系たちからの集客の記録です。ご参考になれば幸いです。
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一点注意するところは、「アーカイブで儲かるわけではない」というところ。
記録することに手間をかけすぎてもいけません。記録自体は儲かる作業では無いです。なので、記録が目的にならないよう、ある程度の深さまでにして、改善行為にこそ、手間をかけてください。
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今回の投稿は前回の動画の補足としてお読みくださいねー
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