2020年11月1日日曜日

付け方のポイント No.1094

《記録-2 付け方のポイント》


「記録なんて付けてるよ」と思われる方も多いと思います。

で、今回は、その付け方のポイントを行ってみたいと思います。

大きく分けて、、、

・意味のある記録


・意味のない記録

の2通りがあると思っています。

・・・

ゴルフに例えてみましょう。
誰もが、スコアをつけます。

今回は100で回ってきた、前回は105だった、とかね。

それを「記録つけてまーす」というと、ちょっと違うんです。

・・・

結論を言うと、

「改善ポイントがわかる記録」

の付け方こそが大切です。

・・・

ゴルフのトータルスコアだけだと、どこが弱かったのか?はわかりません。

たまたま調子が良くてスコアが良かったのか?それとも、実際の練習の効果が出たのか?たまたま連続で入ったとか?

これらがわからないので、改善がしにくいのです。

・・・

これがもし、ショットとパットと分けて記録したらどうでしょう?

今回はショットがいくつ、パターがいくつで、トータル幾つ。

これをすると、少し改善点が見えてきます。少なくとも、パットを練習するべきか?ショットを直すべきか?がおぼろげながら見えてきます。

・・・
もし、もう少し詳しく各ショットについて記録すれば?

毎回バンカーで叩く人は、バンカーショットを直せばいい。アプローチで寄ってない人は、アプローチの練習。

こんな感じです。

改善点はひと目でわかるでしょう。

・・・

「記録してください」というと、「記録してますよ」と答える人は多いです。

しかし、実際に「改善ポイントを理解するための記録」にはなってない場合が多いのです。

ただ単に、ご契約数を記録しても、それはゴルフでいうトータルスコアと同じです。

どこで叩いているのか?を見えなければ、本当の原因がわからず、改善しにくいということなのです。

・・・

営業を一つとってみても、どの段階で問題があるのか?それを明確にする「記録」が必要です。

営業段階のどこで、つまづくのか?

初回面談、次回アポ取り、そしてクロージング、などなど、つまづく可能性のあるポイントはいくつもあります。

これは、「どこの段階でお客様から断られているか?(もしくは次の商談へと続かないのか?)」が分かれば、ウィークポイントが見えてきます。

つまり、そういうことを記録し分析していくと、どこでスコアを落としているのか?が理解できて、直すポイントがわかる、ということなのです。

・・・

初回の商談から次につながらない人は、当然初回の面談が悪いのです。

トークか、それとも服装か?または、アポ取りのレベルが低いのか?など、直すところが探せます。

これは、トータルスコアの記録だけでは、決して見えてこないのです。

バンカーで叩いた数を記録しているからこそ、バンカーが苦手、とわかるのです。

もし、パーオン率が低いのであれば、セカンドショットのアイアンが弱いのか、ひょっとしたらドライバーの飛距離が短いのかもしれません。

などなど。

・・・

なので、そこを念頭において、記録の方法を考えていただきたいと思います。

ちなみに、ウチの場合の記録、アーカイブの取り方の実例を載せますね。これはあくまでネット系たちからの集客の記録です。ご参考になれば幸いです。

・・・

一点注意するところは、「アーカイブで儲かるわけではない」というところ。

記録することに手間をかけすぎてもいけません。記録自体は儲かる作業では無いです。なので、記録が目的にならないよう、ある程度の深さまでにして、改善行為にこそ、手間をかけてください。

・・・

今回の投稿は前回の動画の補足としてお読みくださいねー

次回は、カルテから読み解く、基準点の作り方を行こうと思います。でわー



0 件のコメント:

コメントを投稿