2022年5月12日木曜日

でっちあげ NO.1246

私、最近初めて知ったのだけど、、、

ひょっとしたらみなさんはすでにご存知かもしれない。

福岡の「史上最悪の殺人教師」ってあったよね?
 
知らない、と思われる方に
↓wikkiより
 
* 家庭訪問の際、児童の曽祖父がアメリカ人であることを聞いた教諭が、児童の「血が穢れている」などの人種差別発言を行った[4]。

* 翌日以降、児童らが帰り支度をしている際、教諭は児童に対し、教諭が10数える間に帰りの準備をするように命令。できないと「ミッキーマウス(両耳を掴んで持ち上げる)」「ピノキオ(鼻をつまんで振り回す)」などの「刑」の中から児童に選ばせ、実行するという体罰を行うなどした。これにより、児童は耳を切るなどの怪我をした[5]。

* さらに教諭は児童に対して「お前は生きとる価値がなかけん、死ね」などと発言[6]。

* 教諭によるこれらの虐待行為により、児童はPTSDと診断された[6]。
 
まあ、もっといろいろあるんだけど、そんな教師のお話(詳しくはググってね)。
 
・・・
 
で、このような報道があった際、私は
 
「そうか、そんな教師がいるのか、許せない」
 
と思ったものだった。
 
で、最近たまたま、下記の漫画を読んだ。
 
・・・
 
保護者は、教師と福岡市に五千数百万の、訴訟を起こした。
 
弁護団は異例の500人体制。(500人だよ?)
 
しかし、裁判が進むにつれ、事実がいくつか明るみになった。
 
・・・
 
それで、わかった事。
 
全て、保護者の、でっちあげた「嘘」だった。
 
・・・
 
いじめの事実はなく、その子供はPTSDでもなんでもなかった。
 
そして、何より、この保護者はアメリカの血筋など全くなく、米国に住んだことすらなかった(本人は米国の学校にいたと主張)。
 
全てでっちあげ。
 
読んでて背筋が寒くなったわ。 
 
・・・
 
この話のポイント、問題はいくつかある。
 
まず、モンスターペアレンツと言われる、クソな親たちの存在。
 
なんでも学校に委ねて、それが当たり前と思ってるヤカラ。
 
次に、何かあったら事なかれで済まそうとする学校と教育委員会。
 
最初にクレームをつけられたとき、事実を調べもしないで、強制的に「謝っとけ」と教師に謝罪をさせた。
 
そしてなにより、報道。
 
・・・
 
事実を確認しないまま、好き勝手に面白おかしく報道し、この教師の人生を180度変えた。(この教師にインタビューした人はこの著者だけだったらしい)
 
そして、事実がはっきりしたあと、それを訂正しない(したところもある)。
 
好き勝手な報道は盛大に行い、訂正は小さく出す。(訂正をしたところはまだ良心があるだろう)
 
私はこの漫画ででっちあげを知った。
 
マンガか小説を読んでなければ、知らないままだった。
 
これは罪ではないのか?
 
・・・
 
モンスターペアレンツ。市教委。そして報道。
 
犯罪として取り締まれないものか?
 
少なくとも、それに寸分違わなくないか?
 
・・・
 
クソな教師も確かにいる。いじめも横行してる。もみ消そうとする教育委員会の話も枚挙にいとまがない。そして、常識のかけらもないモンペア。報道の自由を逆手に取り、売上のために人の人生を潰す一部のマスコミ。
 
ぶっちゃけ、全て刑事事件にすべきではないか?と思う。
 
・・・
 
まあ、世間もいろいろなことあるけれど、ご興味のあられる方、ぜひマンガか、小説「でっちあげ(福田ますみ)をお読みください。
 
本当に怖いお話です。



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