2022年12月2日金曜日

NO.1291 最後の仕事

 なぜか最近お葬式が立て込む。
 
ウチ関係の葬儀にお花くださった皆様、ありがとうございます。この場をお借りして深く御礼申し上げます。
 
・・・
 
ウチのトップ連中と一緒にやってきて、もう30年という月日が経つ。
 
みんな、歳をとった。髪には白髪が増え、シワが増えた。ドライバーは飛ばなくなり、酒も弱くなった。気がつけばもうみんな定年近くだもんね。
 
私は引退した身だけど、一つ仕事が残ってる。
 
 
それは、今の事業をきっちり次に引き継ぐこと。
 
初代の連中が楽に引退でき、悠々自適な余生を送れるようにするのが私の役目。
 
今まで尽くしてきてくれた行動に、こちらが報いなければならない。
 
・・・
 
すでに、組織の二代目代表も決まった。他の次世代リーダーたちも育ち、なんとか目処がついてきた感もある。
 
しかしコロナやなんやかで時代は変わる。先行きはどんな時も気が抜けない。
 
まだまだやらなければならないことはたくさんあるよ。
 
・・・
 
人様の葬儀に出たりする時、常に思う。
 
仲間の葬式だけは出したくないなあ。
 
みんな、どうか体に気をつけて長生きしてほしい。
 
自分より年上の久保ちゃんだけは俺が送るけど、寺田父ちゃんや小林カッチンたちは俺が送る順番じゃない。
 
神様、願わくば彼らより先に私を召しますよう。切に願います。


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