2023年1月11日水曜日

NO.1301 仕事の選び方

 先日、「日本人は働かなきゃ」という記事を書いたら、

ある経営者さん(めちゃんこ優秀。名前言えば皆知ってる人)から「内容よかったので社員皆に読ませたよ」と教えてくれました。
 
嬉しいねえ。
 
それとは別に、逆の意見も。
 
ある人(多分どこかのエンプロイーさん)から「あなたは会社を経営してるから『働け』というのだろう。自分が儲かるから」とも言われました。そりゃそう思うわな。わかる。
 
というわけで、少し補足してみようかな(ウチの若い子らにもいつも言ってることだよ)。
 
・・・
 
まず大前提として、私は今引退おじさんなので、従業員なんていません。
 
私の直属の部下は、数人の秘書だけです。彼らが私のお世話をしてくれてます(私は彼ら秘書室の連中がいないと生きていけません)。
 
だから、べつだん誰かに「働け」という必要もありません。
 
なのでお門違い。
 
・・・
 
直属の部下はほぼ存在しませんが、もちろんグループのスタッフたちはおりますし、その彼らを統べる社長たちは存在しております。
 
彼らにはいちいち「働け」という必要もありません。たまには休んだらー?と私が心配して言うくらいです。私の口癖は「飯いこー」「海外いこー」です。
 
・・・
 
さて、本題に戻りましょう。
 
私は「働いた方が得」だと思っています。
 
いま現在の給料がどう、とかではなく、将来の自分自身のために。
 
私が儲けたいからこういう記事を書いてるのではないことは、既に説明済みですね。 
 
で、なぜ自分自身のためなのか?を説明させてください。
 
・・・
 
私は拙著「敗者復活力(買ってくれたら嬉しいな)」にも書いたのですが、若い頃、全く働かない阿呆でした。
 
中卒、元プロキックボクサー崩れ、12種類の職を転々としたまあ、控えめに言ってろくでなし。   
 
深夜喫茶のウエイターや、S川急便ですら就職を断られた(これなかなか聞かないっすよ)経験があります。職場の物を盗みそうな顔をしてたのかも知れません。
 
そんな若い衆でした。
 
それが、なんの因果か、年間50億企業を作り、10年以上連続年収一億二千万を超え、多分生涯で1000億円くらいは売り上げると思います。今はホールディングカンパニーを二代目に渡して、引退してます。(今はそこまで給料もらってないよ。引退ジジイだからね)
 
・・・
 
これ、なんでそうなったか?
 
ちょっとしたきっかけで、仕事を一生懸命するようになったから。それだけです。
 
別に特別なことをしたわけではありません。
 
・・・
 
ただ、一時期、非常なほど仕事をしました。質、量共に、チャンピオン目指すボクサー以上に。
 
私だけでなく、仲間も同じように仕事をしました。24時間、仕事のことを考え、どうすればうまくいくかを話し合い、工夫し、最大の努力をしました。
 
(仲間と師匠にはものすごく恵まれました)
 
当時の私と仲間は「趣味=仕事」「特技=仕事」「生まれ変わってもやりたいこと=仕事」「休日に何する?=仕事」でした。
 
夜も寝ずに(全く寝ないわけではないけど)、休まずに。事務所に寝袋を持ってくる仲間もいました(風呂入れよ)。大晦日の鐘の音は仕事中に聴きました。
 
あの頃のハードワークが、いまの自分たちを作ったと思っています。
 
・・・
 
余談ですが、「そんな好きになれる仕事を見つけてラッキーですね」と言われることがあります。違います。好きな仕事をするのではありません。仕事がうまくいくと、得意になるので「好きになる」のです。
   
「好きだからやる」のではなく「やるから好きになる」のです。
 
・・・
 
話を戻します。誰でも同じだけやれば、50億の企業ができるとは言いません。もっと上も下もあるでしょう。
 
また、私が生まれ変わったとして、もう一度同じ努力をしたとしても、同じ結果が出るとは思いません。
 
ただ、もしあの頃の努力がなかったら?
 
今は絶対ない。それだけは言えます。
 
・・・
 
あの頃、死に物狂いで仕事して、よかったなあ、と心から思います。私も仲間の社長も同じでしょう。
 
ちなみに、昔、学校の教師は、生徒みんなの前で私に「お前は社会の寄生虫にしかならない」と(本当に)そう言いました。
 
ひどいこと言うなあ、と思いますが、こういう時に話のタネにできるのでよかったです。
 
ちなみに、その先生が一生かけて払う税金を、私は毎年払っています。
 
少しは胸を張れるかもしれませんね。
 
・・・
 
 
戻ります。
 
いまの若い子が仕事を探すポイントは「職場が近いか?」「給与は?」「手当があるか?」「休暇があるか?」だと聞きます。
 
わからなくはありません。
 
私も過去、「仕事は自分の時間を切り売りするもの」「就業時間中は我慢の時間」と思っていましたから。
 
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でもそれは、非常にもったいない考え方です。
 
たまたまうまく行っただけの私からのアドバイスがあるとしたら、、、
 
「身になる仕事を探せ」です。
 
営業とかでもいいでしょう。技術職もいいですね。手に職をつける、と考えてもいいかもしれません。頭か身体に積み上がっていくもの。どこに行っても雇ってくれる、どこに行っても食える。それが後に自分を助けます。
 
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若い時期に必要なこと。それは生きるための糧を得ることのできるスキルを学べる仕事を探し、身につけることです。
 
スキルを学び、向上させるための、言わばトレーニングとしての仕事をするのです。
 
ハードワークすべきです。誰にも負けないチャンピオンになるための、ハードなトレーニングを自分に課すのです。
 
そうして「あなたの価値」を上げましょう。そうすればあなたの値段は上がり、のちの人生に大きく影響してくるのです。  
 
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できればハードワークは若い時期にした方がいいです(もしお若くなくても、常に今この時だけが分岐点)。
 
たとえばいまの私が同じことをやったら、間違いなく神に召されますから。
 
しかも、仕事のトレーニングを、給料もらいながらできるのです。こんないいことはありません。
 
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もしあの頃の私が「時間切り売り・1日8時間週5日」でイヤイヤ仕事をやっていたら?
  
今頃、私が今もらってる月の給料より、低い年収で生活していたでしょう。年収一億二千万?いや時給いくらの計算をしていたでしょう。
 
休暇?私はその気になれば一年で365日までは休むことが可能です(うるう年除く)。
 
どっちがよいかな?
 
・・・
 
いまの手取りが一万二万多い?少ない?家から近い?休暇があるない?
 
そんなことに気をとらわれていてはいけません。
 
それよりも、自分の値打ちを上げるトレーニングの場として、後々自分が食えるスキルを身につけられる職場かどうか?
 
今の「ほんのちょっとの楽」と、将来の「大きな得」とどちらが良いか?
 
今の十万円と将来の一億円。
 
お金に困らず、時間を自由に使え、将来の不安のない生活。それを手に入れられるのは、若いうちのトレーニングなのです。
 
そう考えて仕事の種類や取り組み方を選ぶと、概ね間違いない、と引退ジジイは思うのでありますよ。


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