最近、某超一流エリートサラリーマンの人たちと、なんだかんだ交流する機会がある。
ちなみに私は両極に存在する立場で、彼らからみたら「ずるい」「許せない」という存在。だってさ、かたや
・小さい頃から必死に勉強して
・遊びたくてもサボりたくても遊ばずサボらず
・親の目、教師の目、世間の目を一生懸命気にして
・何をするにもちゃんと努力をし
・一流高校に進学し
・一流大学に進学し
・一流企業に就職して
・真面目に勤め上げている
人たち。
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方や、私ときたら
・勉強はしない
・だいたいにして学校に行かない
・学校クビになり
・好きな格闘技やるだけやって
・就職してもロクなところへ行かず
・そのロクでもないところからもクビにされ
・どこも雇ってくれないから仕方なくドカタやって
・偶然成功して
今、50億の企業グループを所有して、人様より少しだけお金持ち。
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だから、エリートコース進んだ人から見ると、「コイツずるい」「許せない」「タヒねばいいのに」
くらいに思われてたりする(と思う)。
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逆に私も「エリートコース進んだ奴なんて、おぼっちゃまの〇△×」くらいに思ってた。もちろん私の場合は自分ができなかったヤキモチ。
でもさ、最近、関わりが多いのでそのエリートコースの人たちを見るに、やはりすごいわ。
断言しよう。
日本で一番優秀なのは、サラリーマンだよ。しかもエリートサラリーマン。
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総じて、その人たちは、
・頭が良い(これは当たり前だね)
・行動力がある
・コミュニケーション能力がすごい
・体力的に強い(これは意外だった)。多分喧嘩させても強い。
まあ、成功するだろう要素がたっぷり詰まってる。
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決して、ひ弱なお坊ちゃんではなく、生命力も体力も、そして、押しも強い。
日本のエリートサラリーマンが一斉に独立したら、これはすごいことになるよ。
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日本が再生するために、「独立したら資本参加する」制度を作り、企画を見て、国が金を出し、どんどんエリートサラリーマンたちに起業させたら、、、
国はめちゃくちゃ強くなるんじゃね?
と思ったりしたよ。
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さて、そんな話をうちの連中としててさ、自分達のところはどうだろうね、という話になった。ウチの子らも良くやってくれてる、という上で、
ひとつだけ、スタッフに求めるとしたら、、、
自分の頭で考えて仕事を作ること、かなあ、と。
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一流エリートサラリーマンに共通するのは、彼らは上から与えられる命令は「これを実現せよ」だけなんだよね。
目的、だけなんだ。方法など、指示されない。
それを「社長からこんな命がきた(目的)」「そうか、じゃあどうやって実現する?(方法)」を自分で考えるのよ。
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中小企業のサラリーマンにもそういう人はいると思うけど、ほとんどは指示待ちだったりする。
「どうやって実現する」を自分で考えず、答えを上司に求めるんだ。
それじゃ良くないのよ。
自分で考え探せば、やり方なんていくらでも調べられる。
それをやんないんだよね。
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マンガ島耕作で出てくるんだけど、「フィリピンの工業団地のODAで、我が社の出資を50%以上飲ませろ」が命令としてくる。担当の島と樫村は、どうやって相手にそれを飲ませるか?を考え、相手のスペイン人政商のパーティーに潜伏する、と言った内容なんだけど、
実際、彼らエリートサラリーマンに下される命令って、「何をしろ」ではなくて「こういう結果をもたらせ」だけなんだよね。
方法は自分らで考える。それが仕事だ、と。
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余談になるけど、こういう例があった。
実際うちの本部の女の子の採用試験は私が直接面接したので、こういう入社試験を出したの。
「私はこの地域でヘッドスパの店を出したい。それがうまく行くよう、企画書を作ってください」
彼女は、50Pに至る企画書を作ってきた。ヘッドスパについての知識も何もなかったと思う。しかし、調べればできるんだ。
その企画書は、まあよく調べたなという内容だった。店舗の費用、広告費、顧客の数に単価、いろいろ全て網羅されてた。
そんな風に、自分の頭で調べ考え、結論に至る方法を支持せずとも模索して勤めてくれるスタッフばかりになると、組織は強いよなって、話してたのよ。
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経営者は、目的に対して自分で工夫して方法を見つけ、実行する。
従業員にもそれを望む。
もし皆がそのような意識を持って仕事をするなら、その組織はものすごく強いものになるだろう。
スタッフ全員が経営者視点と、意識を持って努めて欲しい。そしてその働きに合わせ高給をとって欲しいね。
そして互いに人生を高めていって欲しい。
それが理想だね。
(この投稿はスタッフにも読んで欲しいなと思って書いてます)
ちな、久しぶりに社食で打ち合わせしてたら、なんとなく仕事した気持ちになった。
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