2019年8月29日木曜日

日露戦争の話 No.0947

韓国のお話を書いて、震災時の垂れ幕をシェアした。

私が言いたいことは、メディアに踊らされないで、自分の頭で考えようよ、ということ、そして、韓国にもいい人悪い人はいる、十把一からげで見ちゃいけないよね、ということなの。


で、市井の人間同士から国と国が仲良くなれば最高だね、という感じです。


・・・


少し矛盾してるかもしれないけど、じゃあ政治的にはどうなのか?というと、やはり、戦いは戦いであると思う。


外交交渉というものは、ある意味、国と国との戦争なんだ。


弾は飛び交わないけど、実際の国益はそれ以上に影響される。


そこはそこで、国としては毅然とした対応をしなくちゃいけない。


そう思ってる。


・・・


そういう意味では、今の韓国政府のの対応はひどい。ここで日本が引いてては、交渉もヘチマもない。


いつになく強く出てる日本政府のイメージがあるけど、もっと強く行っていいと思う。


・・・


昔、日露戦争の際に、広瀬武夫という人がいた。ロシアを知るために、ロシアに留学、武官として派遣された。


(*注 少しエピソードを紹介するよ。創作も入っているとの意見もある。まあ、昔の記録だからね)


講道館の猛者で、死後六段。ロシアの社交界で、小さい日本人をバカにしてきたロシア軍人を投げ飛ばして尊敬を集めた。一説では、皇帝ニコライの前でも、柔道を披露したと言われる。諸説あるが、ロシアの軍隊格闘技、サンボの元になったとも。


6年のロシア滞在中に、ロシア軍人たちと親友同士になり「我ら無二の親友たちなれど、いつか両国に戦あれば、正々堂々と戦おう」と誓い合った。


広瀬はアリアズナというロシア人女性と恋仲になる。添い遂げたかったが、両国に戦争の暗雲が垂れ込めてくるゆえ、叶わず。親交のあった女性は生涯アリアズナだけ。


日露戦争勃発。


広瀬の参加した旅順閉塞作戦中、乗艦している船に「親愛なるロシア軍人諸君、我は広瀬武夫なり。正々堂々と戦わん」とロシア語の垂れ幕をかけた。


杉野という部下の生存を確かめに、沈没する船に戻る際、砲弾を受け、戦死。「杉野はいずこ、杉野はいずや」の歌は有名。


ロシア海軍は、敵国の将官である広瀬中佐の死を悼み、丁重に弔った。


恋人アリアズナは広瀬戦死の報を受け、ロシアにて喪に服したらしい。


日本の軍神第一号。


・・・


という人がいたんだよね。


ロシア軍人たちと個人的には仲良くなって、でも、戦は戦。


今も同じ。


韓国人の人たちと個人的には仲良くなって、いつか両国が仲良くなればいい。


しかし、外交自体は「政治の戦争」。これはこれで、お互いにやり合いしてるわけだから、、、


正々堂々と正面から戦うべきだよ。


・・・


韓国人は大好き。でも、韓国政府は大嫌い。わけて考える。


外交、一歩も引いちゃダメだよ。


弱気外交は絶対良い結果を生まない。戦いも辞さず、こちらの国益を主張し、互いに正々堂々と戦わなきゃ。


・・・


韓国は日本を悪者にして、国益を得ようとする。それに対して、日本は毅然と対応するべきだよ。


こう言えばいい。


「横車は通さん。でないと国民の最後の一人まで戦うぞ」


これ、香港を返そうとしなかったサッチャーに、鄧小平が言った有名な言葉だよ。


これで、香港は返還された。(それがいいか悪いかは別)


日本も、戦いを辞さず、国益を得るべきなんだ。


・・・


戦、という結論は最悪。


しかし、戦のできないヤツは最低だよ。


そこ、混ぜちゃいけない。


・・・


私の思う結論。


韓国人の人たちと、民間同士で、お互いに心から繋がっていこう。


そんな連中が増えて、10年、20年もすれば、絶対国と国は仲良くなる。


韓流大好きな子供と日本アニメ大好きな子供がいつか両国の政治家になれば、絶対いがみ合いせずに解決しようとするよ。


・・・


それと、現在の外交交渉は別の問題。国益を優先するのは、どの国も同じだよ。


でないと、仲良くなる前に国がなくなっちゃっうって。


・・・


写真は広瀬武夫。
そして、広瀬が家族に送った「アリアズナに似てる」ロシア女性の絵葉書。


アリアズナさんと添い遂げさせてあげたかったよね。


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