森ビルが虎ノ門から麻布台までの大開発をぶち上げたね。まあ、業界では織り込み済みなんだけどさ。
(その次の開発もわかる。買収先を見てたら1〜20年先まで読めるよ)
さすが森ビルだね。
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私は森ビルが好きなんだ。もう、足掛け10年以上お世話になってる。
六本木ヒルズB棟に始まり、今は分譲棟に住んでる。ずっと六本木、森ビルだよ。
森ビルは上場しない。
上場すると自由にできないから。株主の顔色を見なきゃいけない上場企業の場合、毎年の利益を優先しなけりゃなんないからさ。
不動産の開発は、仕入れと完成、販売に10年とかの時間を必要とする。
株主は目先の利益を追うから、とても理解してもらえない。だから、上場しないんだ。
企業ポリシーだね。
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雅叙園というホテルを買った時もそう。森さんが買った時は、相場も下がりきっていて「森さん、なんであんなの買うんだ?馬鹿じゃないのか?」と財界ではかなり陰口を言われた。
しかし、その後、相場は高騰。
推定で100億円は価値が上がったろう。
そこで、森ビルは一言。
「相場なんて関係ない」
だってさ。
上がるから買ったわけじゃないってことなんだ。
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目先に一喜一憂せずに投資する。
“上がるなら上がっとけ。下がるなら下がれ。そんなもん関係ない。
俺たちが作るのは、街だ。
街を作ってるのに、少々の上がり下がりなんか知ったことか”
これが森ビルのスタイル。
だから、私は森ビルが好きなんだよね。
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こういう、不動産の価値についてのお話を書いてると、よく聞く言葉がある。
「区分マンションは買うな」とかいう話ね。
ローンは負債だ、賃貸の方がいい、ローンを払い終わるころには、もう価値は残ってない、という理論。
アレ、嘘だからね。
一般論でいえばそうなる。しかし、不動産はそんなに幾つも買うものじゃない。
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例えて言えば「東北から嫁をもらえ。東北の人はみんな我慢強い」みたいな論理だよ。人によるってさ。(昔お年寄りから実際に聞いた)
そして、自宅不動産というのは、ほとんどの人にとってひとつだけ。(私みたいにいくつも買う人もいるけど少ないっしょ)
つまり、一般論は関係ない。傾向は別。自分にとって「良い人」を一人だけ見つければいいんだ。
その「良い人(不動産)」だけが、価値を下げなきゃいいんだから。
つまり、良いも悪いも、選び方だけなんだ。
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さて、そんな、森ビルに学ぶ(?)不動産の買い方について書いてみたいと思います。
投資用不動産というより、買っておいて、価値の下がらないものを手に入れる方法。自宅やセカンドハウスみたいなイメージの方が強いかもしれない。
長くなるので続くよ。
まあ、拍子抜けするくらい簡単でアホみたいなことなんだけどさ。
生ぬるく期待してね!
写真はなんの意味もないよ!六本木ヒルズ界隈だよ!
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