2019年9月11日水曜日

9.11 No.0953

今日はセプテンバーイレブンだね。9.11。初めてNYに行った年だ。あれから、18年が経つんだね。

タイムズスクエアを装甲車が走り、NY中が砂けむりに包まれ、人々の怒号と悲鳴がこだましてた。


・・・


NYには五年住んだ。正確にいうと、五年間、会社と家を所有してた。


だから何をした、ということも別にない。


・・・


平先生や安倍さんと、変わったこともした。


9.11で傷ついたアメリカ人を励まそうと、忍者の格好をして、タイムズスクエアでお守りを配った。


で、警察に捕まった。


でも、良いことをしていることを評価され、翌日のNYの朝刊に載った。


・・・


あのテロはなんだったのだろうね。


パールハーバーのように世論を動かすための仕掛けだったのか?それとも、アルカイダが弱者の理想の元に起こした魂の叫びだったのか?


・・・


マンハッタンからあの双頭のビルはなくなり、その代わりのビルも建った。地下にはまだ爪痕を残すミュージアムが作られ、当時の酷さを物語ってる。これまた、パールハーバーに沈む戦艦アリゾナと同じ。


・・・


18年が経って、改めて考えてみるけど、実際のところよくわからない。自作自演なのか?強者に対する弱者のあがきなのか?それはよくわからない。


ただ、そういうこととは別に、あの年にNYへ行って、いろいろ経験したことは、自分の中のアルバムに入ってる。


人生というものは、そのようなページが何枚あるか?というものかもしれない。


・・・


最近、ハワイやタイや、わりかし行きやすいところに落ち着いてた。楽で便利なところ。


あまり自分が足を運んでないところに、多少の苦労をしながら赴く、そんな旅も、またしてみようかな、とふと感じたよ。


・・・


若い時は、今で言うバックパック(本人はそんなこと思ってない)を担いでスラム街とかに泊まったりした。


アディダスの緑のボロボロのスポーツバックに、ガムテープをわざとぐるぐる巻きにして、スラムの住所をわざと書いて、ビリビリに破り、いかにも貧民ぽくした。


この歳でそんなことしたくもないけれど、多少変わったところもまた行ってみようと思う。


・・・


来月あたり、シベリア鉄道でウラジオからモスクワ、ペテルブルクまで行ってみようかな。


あと、マイナス38度の奉天も見てみたい。ひいおじいさんが騎馬隊で日露の時行ってたからさ。秋山さんの部下だったんだよ。


・・・


いろんなことをやって、いろんなところに行って、いろんなことを体験する。そのように、いろんなページが自分の中にあるのもまた、人生の面白さであると思う。


また一枚、新たなページを重ねていくんだ。そうして人生を過ごす。無駄にならないようにね。


9.11から意味もなくそんなことを連想してしまったよ。今日は別に学びはないね。


みなさん、今日1日というページもまた、大切に、有意義に過ごそうね。


写真はリトリイタリー。前に借りてた家の近くだよ。

0 件のコメント:

コメントを投稿