今日はセプテンバーイレブンだね。9.11。初めてNYに行った年だ。あれから、18年が経つんだね。
タイムズスクエアを装甲車が走り、NY中が砂けむりに包まれ、人々の怒号と悲鳴がこだましてた。
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NYには五年住んだ。正確にいうと、五年間、会社と家を所有してた。
だから何をした、ということも別にない。
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平先生や安倍さんと、変わったこともした。
9.11で傷ついたアメリカ人を励まそうと、忍者の格好をして、タイムズスクエアでお守りを配った。
で、警察に捕まった。
でも、良いことをしていることを評価され、翌日のNYの朝刊に載った。
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あのテロはなんだったのだろうね。
パールハーバーのように世論を動かすための仕掛けだったのか?それとも、アルカイダが弱者の理想の元に起こした魂の叫びだったのか?
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マンハッタンからあの双頭のビルはなくなり、その代わりのビルも建った。地下にはまだ爪痕を残すミュージアムが作られ、当時の酷さを物語ってる。これまた、パールハーバーに沈む戦艦アリゾナと同じ。
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18年が経って、改めて考えてみるけど、実際のところよくわからない。自作自演なのか?強者に対する弱者のあがきなのか?それはよくわからない。
ただ、そういうこととは別に、あの年にNYへ行って、いろいろ経験したことは、自分の中のアルバムに入ってる。
人生というものは、そのようなページが何枚あるか?というものかもしれない。
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最近、ハワイやタイや、わりかし行きやすいところに落ち着いてた。楽で便利なところ。
あまり自分が足を運んでないところに、多少の苦労をしながら赴く、そんな旅も、またしてみようかな、とふと感じたよ。
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若い時は、今で言うバックパック(本人はそんなこと思ってない)を担いでスラム街とかに泊まったりした。
アディダスの緑のボロボロのスポーツバックに、ガムテープをわざとぐるぐる巻きにして、スラムの住所をわざと書いて、ビリビリに破り、いかにも貧民ぽくした。
この歳でそんなことしたくもないけれど、多少変わったところもまた行ってみようと思う。
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来月あたり、シベリア鉄道でウラジオからモスクワ、ペテルブルクまで行ってみようかな。
あと、マイナス38度の奉天も見てみたい。ひいおじいさんが騎馬隊で日露の時行ってたからさ。秋山さんの部下だったんだよ。
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いろんなことをやって、いろんなところに行って、いろんなことを体験する。そのように、いろんなページが自分の中にあるのもまた、人生の面白さであると思う。
また一枚、新たなページを重ねていくんだ。そうして人生を過ごす。無駄にならないようにね。
9.11から意味もなくそんなことを連想してしまったよ。今日は別に学びはないね。
みなさん、今日1日というページもまた、大切に、有意義に過ごそうね。
写真はリトリイタリー。前に借りてた家の近くだよ。
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