2021年4月8日木曜日

日本の教育② No.1141

先の記事を読んだ社員がこんな質問してきたの。

「会長、東京にはインターナショナルスクールはじめ、いろんな私立の教育機関があるかも知れません。

しかし、私たちの住む田舎にはそれがなく、公立しかありません。また、特殊な私立があったとしても、高額でとても無理です。どうしたらいいのでしょう」

というものでした。


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まず、私が言いたいのは「教育はとても大切である」ということです。

それを阻害するモンスターペアレンツなどの変な連中のせいで、レベルの高い教育の機会を失われてはいけない、といいたい訳です。

私はご存知(?)の通り、中卒です。

しかし、今は50億円企業のオーナーです。で、なぜそうなったか?というと、勉強してきたからです。

ビジネスの。


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公立学校しかないから、優秀な私立に行かせられない?

小さい頃から家で勉強させればいいのです。親が教えればいいのです。国語数学英語、ビジネスまで、教材なんて山ほどあります。

競争に囚われず、人との関わりを大切にする豊かな人間性を育てたい?

教えればいいのです。

親が豊かな人間性や知識を持って、子供にそういうことを教えていけばいいのです。

薩摩の郷中教育では、村単位で若い子達に「どう生きるべきか」を教えました。弱い者をいじめるな、嘘をつくな、自分に負けるな、と。薩摩に愚将なしの一因でしょう。


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コメントで「寺子屋の教育の素晴らしさ」がありました。日本の教育はもともと非常に素晴らしいのです。

江戸時代、日本の識字率は世界一。ほぼ100%でしたから。

日本は、国民全体にレベルの高い教育を施す国です。しかし、それは当たり前のことではありません。


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それに比べ、植民地を含めた西欧諸国の識字率は非常に低いものでした。

なぜなら、奴隷史観の彼らは、国民全体の教育レベルを上げるつもりはなかったからです。

支配階級の白人だけに教育を与え、奴隷である他の人種には教育を与えなかったのです。

字が読めないほうが、支配しやすいからです。


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だから、例えばアメリカではまだその習慣が根付いているのです。

公立高校では、日常的に授業中に教室でマリファナを吸い、喧嘩になれば銃を使います。言わば、荒れ放題です。

学校教育をよくしようとは、国自体が考えてない節があります。住んでみるとわかります。


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日露戦争では、日本は紙で作戦を伝えました。兵士が皆、字が読めるからです。

比べてロシア軍の指示は口伝えでした。ロシアの制度である「農奴(国民は全てツァーリの持ち物である)」であるロシアの兵士たちは字が読めなかったからです。

日本の勝因の一つです。


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元来、奴隷史観を持たない日本の教育は、昔から全体レベルが高かったと言って過言ではありません。

それが今のようにどんどん悪くなっていくのは憂うべきことです。


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もし私が公立学校に通う子供の親なら、モンスターペアレンツに対してこう言いますね。

「いや、私は子供に高いレベルの教育を受けさせたい。だからおかしなクレームをつけるな」

と。

モンスターペアレンツから、子供と教育を守るべきなのです。


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知識も、成功も、そして人間性も、全て教育からしか生まれません。

朝起きて飯食って排便して寝るだけなら、私たちは畜類となんら変わりないのです。

人間は人間としての教育からもたらされた、人との関わりにおいてのみ、人間は初めて畜類と一線を画すのです。


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勉強しましょう。

ゆとり教育で時間が余分にできるなら、その時間を学びに費やさなければ意味がありません(実際は全く有効には使われてこなかった)。しかし、親がそれをすれば良いのです。

子供達を学ばせるために、親こそ更なる学びが必要です。


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ここでいう学びはテストの点だけではありません。

生きる知恵、人との関わりの知恵。全てにおいて、レベルの高い教育、学びを追求すべきです。

それで初めて国は発展し、皆が幸せになっていくのではないでしょうか。


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学び、働き、生活を豊かにして、心を高め、人生を豊かにしていきましょう。

生涯、勉強して、人生を高めていきましょう。そして幸せになっていきましょう。国民全体がそう望んだとしたら、、、

この国の未来、今の子供達の未来は、きっと明るいものになっていくのではないでしょうか。

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