2023年8月19日土曜日

NO.1360 私の中韓の友人知人に捧げます

 DJなんとかの反日云々の件から「人種差別だ」とかのDMもいただきました。

私にも中韓の友人が多くいます。なので、この機会に私の思う中韓の人たちについての考え方をお伝えしてみたいと思います。
 
これは私の意見であって他の方の意見ではありません。ですので異論のある方はどうぞ他の場所で主張されればと思います。
 
まず私は個人的に中国、韓国の人たちに対して悪い印象は全くありません。
 
個人的にも非常に良くしてもらってきました。
 
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私は元プロのキックボクサーです。そして、あの頃の時代には珍しく、スポンサーがついていました。
 
住む場所を与えられ、練習に没頭できる時間をもらうことができました。
 
そのスポンサーをしてくれてた不動産屋の社長は、韓国の人でした。
 
仕事には厳しい社長でしたが、優しくもしてくれました。私が辞める時も、勝手に引退を決めたにも関わらず「引退式をしてやろうか」と言ってくれました。私はそんな選手じゃないからと辞退しましたが。
 
今思い返しても、お世話になりっぱなしで何一つのお返しもしておりません。お中元お歳暮すら社長に届けたこともありません。そんな常識すらも知らないガキだったのです。
 
バブルが弾けた何年か後、たまたま前を通りました。大きな会社であったその不動産屋さんの自社ビルには知らない看板がかけられていました。
 
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20年も後に、私が多少なりの成功をした後、お礼の一つも言いたい、と社長のその後を調べました。そしたら、ずっと前に病院でお亡くなりになっていたことを知りました。その時は身寄りもいなかったそうです。何一つ恩返しもできず、死に目にも会えず、心残りしかありません。目を瞑ると社長の顔は未だに思い出せます。ゴツい体に総白髪で眉が薄く、有名な柳川次郎氏にそっくりな、ちょっと強面の社長でした。
 
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ビジネスを始めた時も、地元の韓国人の有力者が私を可愛がってくれました。
 
いつも昼寝の時間に私を事務所に呼び、私と話をしながら寝落ちするのが日課でした。
 
地元の韓国グループはその有力者の全ていうことを聞くので、私はかなり助けてもらいました。
 
身内には徹底的によくしてくれる人たち、というのが、私の韓国の人に対するイメージです。
 
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中国の人に対しては、かなり友人、知人も多いです。昔は広州公益会にも参加し、浄水器や家具の輸入を行っていたので。中国語、広東語で歌なんかも歌えます。
 
もう30年近くも前になるので、今の中国の大躍進の始まった、割と初期の頃からに思います。
 
なので、日本においても中国においても中国人の友人はたくさんいます。たぶん今現在中国と関係の深い人たちよりも、私の方が歴は長いかもしれません。
 
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過去、東北震災の時「日本は放射能があるので危険かもしれない」となった時があります。
 
その時、私はネットでお金を配りました。当時、私は社長ブログ日本一だったので、読者さんサービスと言って「理由の如何を問わず、東北の方であれば一人3万円づつ送ります」と募集し、600万円ほど配りました。
 
当時のブログ読者さんで今もFB友達の人も多く見えるので、覚えておいでの方もいるかも。
 
そのお金は「何に使ってもいい、一切返さなくてもいい」とつけました。わずがですが足しにして欲しい、と。
 
驚くことに、数人が「これはお預かりしたもの」「お世話になったので」と返してきました。それはほとんど中国の人でした。会ったこともない、中国人だけが、返さなくてもいいと言っているにも関わらず「振込先を教えてくれ」と言ってきたのです。
 
たまたま皆中国人だったのかもしれませんが、彼らほど義理堅い人種はいないのではないか?と思いました。
 
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それ以外にも、数百万程度ですが、ビジネスの出資をしたことがあります。そのビジネスはうまく行きませんでした。
 
しかし、その中国人は耳を揃えて返してきました。多少時間はかかりましたが、「もういいよ」という私に、「これは借りたもの」と。
 
私が彼の中国の故郷に行った時、二十人に至る親戚友人たち、皆が私を歓待してくれました。皆私を「会長、会長」と呼び(小さな子供までが会長、と呼んできました)、私の本を手に持って「サインしてくれ」という人もいました。どうやって手に入れたのか?読めるのか?などと疑問もありましたが、嬉しかったです。
 
その時に使った食事代は、一家が半年も生活できるようなものだったと後で聞きました。
 
 
(余談ですが、韓国でも私の本は翻訳されています)
 
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また、中国からやってきて、ある資材を日本に売りたい、という人と知り合いました。
 
じゃあ俺が口聞いてあげるよと、そのビジネスを少しだけ助けました。大したことはしていません。
 
しかし、その若い社長は、私のおかげでスタートが切れた、と毎年新年に干支の置物を持って挨拶に来てくれました。いつもその時に付き合ってる彼女と。何度か彼女は変わりましたが、最後は韓国の人と結婚しました。「ウチの会社は国際的です」と苦笑いしながら。
 
その彼は、後に結構な大物になり、私が困った際、中国の官憲を動かして助けてくれました。
 
詳しくは書けないのが残念ですが、ちょっと我々ではどうしようもないことを、サラッとやってくれました。
 
その時の彼は「中国には中国のやり方がありますから」とにっこり笑っていました。
 
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日本に友情という言葉が生まれたのは、ひょっとすると明治かもしれません。
 
上下はあっても友情という言葉や概念は一般的ではありませんでした。(違ったら教えてね)
 
しかし、2000年以上も前から、中国には「刎頚の交わり」という言葉があります。
 
友人のためなら首を切られても構わない、という意味です。
 
私が中国人と接して思うのは、それです。
 
彼らは友情、その面子に首と命をかけるのです。
 
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繰り返しますが、私が中国の人と仕事をしはじめたのは30年近く前ですから、日本でもかなり古い方だと自負します(今はやってないです)。
 
で、それで思うのは中国人は約束を守る、ということです。
 
なぜか?私自身が一度も約束を破られたことがないからです。日本人以上に。
 
よく中国人に騙されたとかいう記事を目にします。むしろ騙す民族、という意見もあるようです。
 
そのたびに私は思います。本当に刎頚の友たり得たのか?単なる利用先として見ていなかったか?というものです。私の知っている中国人は一人たりともそんなことをしないからです。
 
もし本当であれば、騙されたのではなく、お互い利用しただけの話ではないのか?というものです。
 
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さて、いろいろ書きました。
 
結論として、私は中韓の人に対して、大好きであるということです。
 
日本に来てくれる中国人、彼らも日本が好きだから来るのです。多少マナーができていないかもしれません。仕方がないのです。まだ海外に出て、間がないのです。昔の日本人もノーキョースタイルといって散々な恥を晒してきました。同じです。
 
まして、彼らのほとんどは本国に帰ってストレスを感じます。日本は良かった。こんなストレスはなかった。トイレは綺麗で人は道を譲って歩く。押しのけたりしない。ほとんどはそう感じます。そして、「日本サイコー」と言って、周りから「お前はスパイか?」と言われるのです。これが事実です。それでも日本に来てくれます。やはり好きだからです。
 
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ただ、じゃあ中国韓国が好きか?と言われると違います。
 
 
人は好きですが国は嫌いです。
 
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中国共産党とか、大嫌いです。日本を、いや、世界に対して覇権主義を唱えているので、嫌って当たり前でしょう。
 
反日を売りにすることで政治の結束を得ている韓国も嫌いです。反日無罪でしたっけ?
 
もう一度言いますが、彼の国たちの人は好きです。しかし国は嫌いです。
 
当たり前ですよね。
 
自分のことを嫌いな人間を好きな人はいません。
 
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アメリカ人でも、何人でも、何かがあればすぐ反日に結びつける奴らはとても嫌いです。
 
ことさらなんでもない出来事を反日の材料にしたり、嘘の歴史でタカったり、それに対して私も感情的になることがあります。しかし、それは「反日を利用する奴ら」に対してであって、中韓の人たちに対してではありません。
 
また、中国韓国人でも日本の将来を日本のために憂う人、反日を嫌う人も、もちろん多くいるのです。
 
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私は日本の利権、日本のメリットを守る立場ですから、もちろん反日国家を好きなわけがありません。
 
かてていえば、日本人でも、反日主義は大嫌いです。
 
共産党は違法化すべきだと思っています(先進国の民主主義国家で共産党が違法でないのは日本だけと言われています)。
 
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中国韓国、国と国の立場はある。私は日本側。でも個人は別問題。私は、中韓が嫌いなのではありません。反日が嫌いなのです。
 
互いに認め合ったものだけでも、せめて個人間だけでも、、、仲良くしたいものです。
 
私は彼らをとても大切な存在に考えています。また、大切にされてもいます。
 
個人間同士で尊敬しあい、大切にし合う。
 
それがいつか国家間の争いを無くすことになる可能性も全くのゼロではない。
 
そう思います。
 
 
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DJなんたらの話(もうどうでもいい)とは全くずれてしまったけれど、私にも中韓の友人が多々おります。彼らも私のFBを読んでくれたりしています。なので、私の思う中韓の人たちへの、そして反日を唱える人?国?への思いを書いてみました。
 
私の考えは私の考え。人それぞれで良いと思います。
 
今日の投稿は、日本のことを大好きな、また、私にこれまでよくしてくれた私の中韓の友人知人に捧げます。

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