2013年11月16日土曜日

あなたのお知り合いにこういった人がいたら


たまには仕事しなきゃ、ということで、日本ビルダーズの総会に顔を出してきましたよ。で、その会場でお話ししたことのなかのひとつをシェアしようかな。DMなどを出している人にはちょっとした小ネタ、ヒントになるかと思います。

紙媒体で書くのなら、欄外に「緊急告知」とか入れてタイトルつけるといいと思う。


さて、私の地元の知り合いで、、、


ある大工さんがいました。どこにでもいる、普通のおじさんです。大工さんは普通に仕事して、結婚して、子供をつくり、家を建てました。

まあ職業は大工だけど、自分では建てずに、中古住宅を買いました。(意外と大工さんって自分の家に頓着ないのです)


で、ホント、フツーに暮らしてたんだけど、ある日、その大工さんはパーキンソン症候群になってしまいました。手に職を持った大工さんが、その仕事ができなくなる。これは困ったものです。すぐその家族は生活に困り、奥さんが仕事に出るようになりました。


以降、十数年が経ちました。


奥さんはずっと朝から晩まで仕事。バイトを3つ掛け持ちし、夜を日に次いで仕事をして、子供を学校に行かせ、家庭の生活を支え、旦那さんの世話をし、頑張って、住宅ローンを払っていました。


そんなある日、さらに困ったことが起こりました。その旦那さんが、パーキンソン症候群で仕事ができなくなっただけでなく、変わった行動をとるようになっていたのです。同じことを何度も言う、奥さんの名前を間違う、どうもおかしい。奥さんは、旦那さんを違う医者に連れて行くことにしました。


その結果、、、


その旦那さんは、アルツハイマーと診断されました。


「いつか旦那が治ってくれる。いつか、昔のような普通の生活が送れるようになるだろう。いつか・・・それまで頑張ろう」と期待していた、その思いは完全に打ち砕かれました。


・・・


余談ですが、私、廣田の父はアルツハイマーでした。現在の医学で、アルツハイマーの進行を防ぐことは不可能です。いってみれば、ある意味、死刑宣告に近いものがあります。


アルツハイマーの一番残酷なところは、「決して良くはならない」というところです。うちの父も発病後、12年間、徐々に徐々に症状は悪くなり、、、良くはならないまま鬼籍に入りました。


決して治ることのないアルツハイマー。


それでも、その奥さんは朝からホテルの配膳、昼はレストラン、夜は焼き鳥屋さんで必死に働き、食事代や病因代を稼ぎ、その上、毎月6万5千円の住宅ローンを払い続けていました。


そんなころ、私は人づてにその話を聞きました。


・・・


住宅ローンには、団体信用生命保険(団信と呼ばれる)というものがあります。ローンを組んだ人が、死亡などの原因で支払いができなくなってしまった場合、代わりにそのローン残額を払ってくれる、そういう保険です。


当たり前ですが、死んでしまっては、ローンなんて支払えません。また、死んでしまうようなほどの重い病気や事故による障害などを「高度障害」と呼びます。この場合、保険金がおりる=住宅ローンがチャラになるというわけなのです。


さて、このアルツハイマーでも、高度障害とみなされ、生命保険がおりる場合があるのです。


ただ、保険というのは、自己申告で、保険会社からは勝手には払ってくれません。こちらから払って、と言わないと出ないのです。しかも、昔はアルツハイマーという概念がなかったため、保険屋もハッキリ知らないし、この場合、奥さんもわかる訳がありません。


で、私は、そのお話をしました。


私自身が、その経験・・・父がアルツハイマーになってからも数年、父の生命保険を支払っていたからです。もっと早く「アルツでも保険がおりる」ことを知っていればと、私自身が過去悔しい思いをしたのです。


・・・


その奥さんは早速銀行へ行き、ご主人の病気について話をしました。通常、こういった話を持ち込むと、係の人からたらい回しにされたり、あまり親切な対応はされないようです。係の人の対応で本来おりるものがおりにくくなるようなこともあると聞きます。


しかし、この奥さんは運がありました。


担当してくれた銀行の窓口のおねえさんが、お身内にアルツハイマー方がいたのです。同じ苦労を持つおねえさんは親身に対応してくれ、「必ずおりるように、私も協力しますね」と答えてくれました。


結果、団信がおりることが決定され、住宅ローンは終わりました。


月々6万5千円。わずかなものかもしれないけど、、、奥さんにとっては、肩の荷がひとつ下りて、将来に希望の光が見える、そんな金額だったのではないでしょうか。


・・・


何でもないことです。「アルツハイマーになった場合も、高度障害と同じように生命保険がおりる」、これだけのことを知っているか知らないかで、人生が変わることがあります。
(介護等級、そしゃく能力の有無など、細かいことはあります)


もし、あなた様のお知り合いにだれかこの奥様のような立場の人がいたら、、、ぜひ教えてあげてください。プロからいえば、当たり前のこと。でも、一般の方には知らない知識かも知れません。


住宅ローンに限らず、普通の生命保険でも同じです。保険会社からこういった情報はあまりおおっぴらには出さないと聞きます。ロスレシオが増える、つまり保険会社にとって都合の悪い話だからでしょうか。


・・・


ビジネスでDMを出している人。メルマガを出している人。


自分たちの大切なお客様に、またその知り合いの人に子のささやかな情報を教えてあげてください。


もし、それで助かる人がいたら、その人はあなたに感謝し、あなたの商品をまた購入してくれるでしょう。決して無駄ではありません。


たとえ既にこういった情報を知っている人でも、改めて思い出し、「ああ、そういえばあの人に教えてやろう」とか思うかもしれません。その人はあなたに対する印象をかなり良くすることでしょう。それもいずれ購買につながるかもしれません。


仮に自分自身になんの得もなくても、この情報によって誰か一人でも助かったらそればすばらしいことです。


べつだん何の得にならなくても、

誰かが大いに助かるなら、、、
それでいいじゃないですか。



DMのネタをひとつお土産にするよ、こういった記事を、、、

「今度のDMに載せようよ。ウチも載せるからさ」


と壇上でお話ししました。

会場でメモが控えられなかった人のために、改めて書いたよ。


でわー


今日は平先生のニッチセミナーだよ。来られる人、会場で声かけてね!




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