2023年9月4日月曜日

NO.1364 医療用大麻解禁について

 大麻が解禁されそうだね。大麻ったってあくまで医療用ね。

大騒ぎする人多いけど、大麻ごときで何を騒いでるのか不思議でならない。
 
そりゃ、覚醒剤やコカイン、ヘロインだというならわかる。
 
しかし、大麻なんて大したもんではないし、タイでは合法、アメリカでも多くの州で合法。学校の先生が「昨夜マリファナパーティーでキメすぎてさあ」とのセリフが出てくる(実際に聞いた)。
 
ぶっちゃけ、タバコやアルコールの方がずっと害は大きい。
 
(実はアルコールはとてもヘビーなドラッグ。耐性、習慣性、何から何まで結構キツい。アルコールで人格を破壊されたり人を56したりもする。人間は古くから付き合いかたを知ってるだけ)
 
・・・
 
かと言って、別に大麻を合法化する必要もない。趣味趣向としては、全く必要ない。禁止しておけばいい。医療用だけでいい。
 
ただ、ちょっと昔にこういうことがあった。それを思い出す。
 
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2016年。レストラン経営の山本さんは、肝臓がんを患った。
 
「余命半年から一年です」
 
「打つ手はありません」と医者から見放された。
 
そんな中、「大麻が癌に効くらしい」という噂を聞き、山本氏は医師に頼む。
 
「実験台でいいから使ってみて欲しい」
 
しかし、日本では禁止されているとの答え。山本氏は藁にもすがる思いで大麻を栽培し、使用した。
 
すると、改善が見えた。食欲が戻り、腫瘍マーカーの数値は1/20に。
 
「ありえない」と医者は驚いたが…
 
山本氏は200グラムの大麻所持で逮捕された。
 
・・・
 
山本氏は、大麻を栽培したが、自分の命を守るため。売ることも、他に譲渡することもない。
 
こうして裁判が始まった。
 
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大麻を所持したことはもちろん違法。しかし、それより重い「命を守る権利」がある。
 
裁判マニアたちの中(私、裁判マニアなのよ)では、
 
「国が負けるぞ」
 
と色めきたった。
 
「生存権の行使」よりも強いものはないからだ。
 
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果たして、国は困らずに済んだ。
 
山本氏は裁判途中で力尽きてしまったからだ。
 
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末期がんの苦痛を乗り越えながら、山本氏は法廷に通った。車椅子ながら仕立ての良いスーツを着て。
 
「どうしていつもスーツなのですか?」という問いに、山本氏は
 
「裁判官たちは常に制服を着て法廷に臨んでいる。私も正装で向かうのが礼儀というもの。常識を知らない人間と思われたくない」
 
着替えるだけでも辛かったろうに、最後まで紳士であったという。
 
・・・
 
医療用大麻が解禁されたら、関係者は山本氏の墓前に報告して欲しいものです。
 
私は趣味趣向としての大麻は厳禁にすればいいと思う。別にタイのように解禁してマリファナバーとか必要ない。医療用大麻のみ、資格者の元、行えばいい。
 
誰にでも吸わせるも必要ない。若者が乱用?ぶち込んだれや、そんな奴。だいたい、マリファナって臭えんだよ。壺の中にでも入ってビニール袋被って吸えよ。
 
ただ、癌に効くなら、痛みが和らぐなら、食欲が回復するなら、薬として使わせればいいじゃん。
 
しかるべき施設においてのみ使えればいいんだよ。病院に一部屋作るだけじゃねえか。
 
それで誰かの命が救われるなら、やらない理由はないよ。
 
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大麻ごときで大騒ぎするんじゃなく、間違った知識で怖がるのではなく、薬として限定された場所でのみ許可すればいい。
 
私のおじいちゃんは胃がんだったからね。若い頃は講道館にいて、柔道が強かったらしい。優しい温厚な人だった。
 
癌になった人間が一人でも救われますように。
山本さん。無念だったろう。

何で乱用?医者だけにしろよ。

興味深く見守っていたのだが

がん患者の末期見たことある?それが少しでも改善されるなら


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