2020年4月29日水曜日

自粛について No.1048

「ズバリ聞いていいですか?会長は自粛に賛成?反対?」

とコメントを聞かれましたので、ちょっと書いてみようかなと思います。長いです。

まず、大前提として、賛成反対にかかわらず、現在私は、国のトップ達が決めたルールを守っています。
 

20社近くある私の会社はほぼ全て自粛しています。検温、出来る限りのテレワーク。個人的な外出も控えています。
 

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まあ、これは国民の義務ですからね、決められたルールは守るのが当たり前。自分がどう思うかは別ですから。
 

その上で、私の意見は、今の自粛が全て正しいとは思っていません。
 

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今の日本の状態は、ホリエモンさんのいう「自粛厨」、魔女狩り、ヒステリーだとも思っています。
 

ゴルフ、山登り、ましてロケットの打ち上げなんて、感染する確率はかなり低いのではないでしょうか?
 

何にしても、巷の経済活動は1ヶ月の間、ほぼ止められました。それが良いとはどうにも思えません。
 

(パチンコを揶揄するのはコロナ関係なく、賭博だと思うからです)
 

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こういう話をすると「お前は、命よりお金のほうが大切なのか?という、ピントのズレた質問を受けることがあります。
 

それをいうなら、自殺者の命は大切じゃないの?と聞き返したいです。
 

私の世代はバブル崩壊をこの目で見た世代です。それまで街でブイブイいわしてた連中が、軒並み首を吊りました。
 

どちらも、大切な命です。
 

コロナで死ぬ人間も、減らさなきゃならない。当然です。でも、自粛によってお金に困り死ぬ人も、減らさなきゃいけないのです。
 

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自粛するなら国が補償すべきだ!とは私も思います。でも、限界があります。
 

今回の投入は100兆円を超える、と言われてますが、これも、私たちのお金です。
 

先に使うだけ。
 

のちに重い増税が待っています。
 

その頃には街に失業者が溢れている、てなことにもなりかねないでしょう。
 

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なので、私は、コロナによって全国民が自粛し経済活動を止めるよりも、つまり、今の「100対0」ではなく、、、
 

「感染を防ぐのに必要なものを自粛し、そうでないものは経済効果を考え動くべき」
 

だと思うのです。
 

それが私の意見です。
 

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経済活動は、社会の生命維持装置。
 

お金儲けのためではありません。経済活動を止めるということは、生命維持装置を外すのと同義語です。 
 

この1ヶ月、日本は生命維持装置を一旦外したことに気がつくべきなのです。
 

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コロナの怖さは、「まだ得体が知れない」というものです。
 

感染者数ばかりがクロースアップされますが、検査数に比例するだけです。検査が増えれば増える。
 

感染者数にあまり意味はありません。
 

ひょっとして全国民の検査が可能なら、すでに国民の半分が感染していてもおかしくはないのですから。
 

なので、現在、数字で明確に判断できるのは死者数。これでみてみましょう。(添付の画像)
 

表をによると、4ヶ月において日本のコロナ死者は300人、インフルエンザは10倍、自殺者は100倍(理由はさまざま)。
 

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さて、死者数を鑑みるに、非常に不思議な現象が見て取れます。
 

みなさんご存知のとおり、日本は、欧米に比べ、なぜかコロナの死者が少ないのです。
 

言葉は悪いが、他と比べて「たった」300人なのです。
 

これが欧米レベルの死者数ならば、100対0の自粛も良いでしょう。
 

しかし、この「欧米との差」によって、日本においては、
 

「コロナの死者 < 予想される経済活動破綻による死者」
 

つまり、コロナによる死者より、お金に困り自殺する人の方がずっと多くなる可能性が非常に強いと思われるのです。
 

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もちろん、誰も死なないのが一番良いです。しかし、それが叶わないのならば、あくまでトレードオフの選択、ということになります。
 

今、自殺者の数を考えず、百ゼロ自粛を謳うのは、問題を先延ばしにしているだけではないでしょうか。
 

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さて、そんな現状を踏まえて、「どうすれば良いか」についての私の意見です。
 

大前提としてあるのは、国が強制力を持つべき、という事です。その上で、ルールを決めます。
 

私の思う、自粛に対しての対案は、、、
 

①、海外からの入国を制限する

現在、日本は、欧米との死亡率に大きな差があります。考えられる理由は二つ。

・日本人は生活習慣又はBCGか何かの理由で、感染しにくい、もしくは抗体を持っている。

・コロナには複数のパターンがあり、日本には比較的致死率の低いA株のみが入っている。欧米でのものは致死率の高いB株(もしくはさらに複数)。

今のところ日本はA株だけなので致死率が低いが、欧米のB株が入ってきたら、もっと多くの人が死ぬかもしれない、という可能性があります。

だから、まず一つ目に必要なのは「海外からの入国を止める」です。

どんな国からでも、入国から二週間の隔離。これを徹底すること、です。台湾でも、タイでも、それを行なっています。日本もやりかけてるようですが、強制にすべきです。

これなら、どちらに転んでも、致死率は低いままでの推移が可能です。
 

②、ルールの徹底

休業させる業種を絞り、手厚く補償する。できる限り業種を絞れば、比較的補償もしやすい。

それ以外の業種には営業を許可するが、細かいルールを課し、徹底させる(書き出すと長くなりすぎるので、省きます。検温、テレワーク、マスクをする、距離を開けるなど)。罰則を設け、罰金など、刑法に照らす。
 

④、正しい知識を国民に伝える。

マスコミが脅すから情弱といわれる人たちが過剰に恐れる。脅すだけのマスコミにはそれこそ自粛させ、国営放送にて情報を統一し、何に怖がるのか?何を気をつけるべきなのか?ルールを常に流し啓蒙する。日本人は正しい情報さえ与えれば、それを理解し、過不足なく正しい行動を取れる国民。
 

⑤、薬剤の即時使用

アビガンなどの即時使用を認める。副作用問題は当然あるが、死んでしまってはなんの意味もない。戦時中に腕がちぎれた兵士の痛みを紛らわすモルヒネを使う際に、「麻薬はダメよ」と言ってるようなもの。
 

死より重い副作用はない。
 

志村けんさんに限らず、アビガンを使ってたら、未だ存命だった人もいるのでは?(投与など、はっきりとは知らないので間違ってたらごめんなさい)
 

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このように、現在、日本国内においての致死率が低いことを奇貨に、また、新たな変異株さえ入れなければ、日本は経済活動を守ったまま、コロナによる死者を減らすことがかなり可能になるはずではないでしょうか。
 

そんなふうに思います。
 

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よって、何でもかんでも自粛という現状はあまり好ましくないと思うわけです。
 

コロナが去った後、国民全員を新たな地獄が待っているでしょう。
 

失業率の増加、貧富の差はもっと激しくなり、そして、自殺者が増加します。
 

自粛厨と呼ばれる、魔女狩りに似た発言をする人たちは、その時になって「経済活動をないがしろにした政府が悪い」とでもいうのでしょうか。
 

こういうタイプの人たちこそが、意見の違う者を「非国民」と追い詰めていたのではないか?とも考えてしまいます。
 

マスコミに踊らされるのではなく、冷静に、自分の頭で考えて、物事を理解し、行動していくべきではないかと思うのです。
 

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いろいろ書いてみましたが、あくまでスペースの限界があり、全ては書けません。
 

また、これは私の考えですので、押し付けるつもりもありません。政策として採用されるわけでもありません。
 

なので、違う意見の方との議論は避けたい(意味がない)と思います。
 

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写真は死者数の表。川島さんの投稿からいたたきました。
 

みなさん、長々とお読みくださり、感謝です。いつもありがとう。早く自粛終わるといいね。

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