2012年8月11日土曜日

原点回帰

原点回帰。初心に帰ること。
それを人間は忘れるべきではありません。

・・・

暑い。今の日本は本当に暑い。

そんな暑いさなか、車でヒルズを出て、
テレビ朝日の交差点に止まりました。
横を見ると、トビの作業員が、横断歩道を渡ろうとします。

20代前半だろうか。
真っ黒に日焼けした太い腕に、茶髪のちょっとヤンチャそうな二人。
こっちを見ています。

「あ、フェラーリだ」
「599だぜ」

声が聞こえてきます。
若い子はやはり車が好きなのね。

「いいな、けど高えし」
「俺たちには一生無理だね」

・・・

わたしは心の中で答えました。

いや、そんなことないよ。
オレも元トビだよ。
お前らの年頃、現場で汗かいてたよ。

まったく、、、

同じことしてたよ。


あきらめるな。
望めば、いつか叶う時が来ることもある。

それは、、、

お前ら次第なんだよ。


・・・


本当に暑い。
異常な程の日差し。
この暑い中、現場で働く人間は大変です。

そういえば、今程じゃなくても、昔も暑かったな。
何人か現場で倒れたヤツもいたな。

あのころは何もなかったなあ。
失うものがなかった。

今は、何でも持っている。
名誉も地位も、お金も何より素晴らしい仲間がいる。
昔欲しかったものは、全てそろっている。
もし明日、オレがいきなり死んでも、
素晴らしい人生だったと心から言える。

でも、オレはオレ。
昔と今と、何も変わってない。


・・・


しかし、すこぎ疑問がわきました。

本当だろうか?
本当に、オレは昔のままなのか?

あのころ、あいつら若い衆みたいに
身体でメシ食ってた頃と、
何も変わらないのか?

ひょっとしたら、、、

わたしの知らないどこかで、
何かが変わってしまったのではないか?

そう考えてしまったのです。


・・・


初心忘れるべからず。

わたしは、もう一度、現場に戻ってみようか?と考えました。

あの頃のように、作業服が汗で真っ黒に濡れ、
何度しぼっても汗が滴り落ちるくらい、
それだけ動けばダイエットなんて必要ないだろう。

自分より年下の職人に、
「オイ!ヒロやん!タラタラしてたらアカンで!」
となじられながら。

それも楽しそうだ。

もし、それが出来たら、
また一つ、何かが変わるかもしれない。

一つの、コヤシになるかもしれない。

作業服を買いに行こう。
もう一度、あの場所で、汗をかいてみよう。


現場復帰。
いや、原点回帰か。


これは面白い。
オレくらいしか、そんなことを実際にやる人間はいないだろう、
そう思って、次の待ち合わせ場所に向かいました。


・・・


打ち合わせが終わり、外へ出ると、
またまた刺すような日差しが
容赦なく頭上に降り掛かってきます。

暑い。

本当に暑い。

今の日本は、、、
本当に暑い。


暑すぎる。


こんな中で、枯れたオッサンが仕事したら、
死んでまうがな。

やっぱ、やーめた。





涼しい部屋に戻って
冷たーいパピコでも食ーべようっと。




東北視察にいったときの写真だよ!



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