ご質問いただいたので答えてみようと思います。
“起業してるが、いつも人が足りない。人材が欲しいですが、どうすればいいでしょうか？”
というご質問です。
・・・
この方のご職業がわからないので、ピンポイントのお答えにはならないですが、逆に一般論の方が皆様にも意味があると思うので、書いてみますね。
まずひとつ目。
「人が足らない」。
これについて、まず、喜んでください。
「あ、人が足らん。嬉しいなあ」
てな感じで。
・・・
質問の答えとは少し違いますが、実は会社が倒産する大きな原因は、「人」です。
仕事量に対して人が多すぎる。これが倒産の大きな原因の一つというか、、、
むしろ一番多いと私は思っています。
・・・
だから、まず最初に考えて欲しいのは、
今、人手が足らない
↓
経営として、良い状態である
ということです。ここでまず自信を持ってください。人が足らない＝受注が多いということですから。そしてこれは、後になって効いてきます。
・・・
さて、次です。
ここはフツーのToDoになります。ここで読まなくても、ネットでも検索できます。でも、一応、具体策も書いときますね。ザラっと。
まず、無料の募集。ハローワークとかにいかれてください。給与は高めがいいです。反応が悪ければ書き方を毎回変えてください。ちなみに今の時期はコロナの影響で、募集には割と良い時期です。
近所の学校に回るのもいいです。
高校大学、専門学校。ここらに募集を問うてください。ちなみにウチのグループは近隣の学校からたくさんもらっています。そうすると学校も「お、あの会社があったな」と生徒に勧めてもくれます。
・・・
有料は大きく分けて、２つ。転職ナビやドューダのような、大型求人サイトに、広告を掲載するもの。
それと成果報酬型の求人。採用が決まれば、給与3か月分の報酬を払うものです。ただ、少し気をつけてください。キッチリ3ヶ月したら辞める奴もいます。
まあ、長くなるのであとはネットで探してね。
・・・
あと、番外ですが、エステ店などの場合、一本釣りと呼ばれる方法もあります。
喫茶店や街で可愛くて愛想の良い女の子がいます。この娘、うちに来ないかな、と思ったら声をかけて誘う、というのもよく聞く話です。
・・・
ということですが、これらがうまくいくようにするには、HPやインスタを「勤めたくなるような」ものにしておくのも大切です。
この時代、必ず勤める前にネットで検索します。
その時に社長が魅力的か？そんな人になりたいと思われるか?勤めたら大切にしてもらえそうか?
なども、ちゃんと整備しておきましょう。
・・・
ウチの場合は、自社のサイトに「ウチで学んで独立しようぜ」的なことをたくさん書いてます。
なので、入社した子達には「勤務してスキルを上げて、一国の主になりなさい」と教えます。経営者になって欲しいのです。だから、上を目指す子が入ってくる、といいな、と思ってやってます。
うちが書いてるのは、一時期前に流行ったピケティを引用して、「20代で資産を構築する方法」を書いています。
それを読んで、オレも！私も！と思う人が来て欲しい、と考えています。
・・・
このコロナでもう引越しするつもりですが、オフィスも良いところを選びました。
駅直結の、JPタワーKITTEビルです。そこにしたひとつの要因が社員募集のためです。
そのように「引き寄せる」狙いを色んなところに作ると良いと思います。
お金をかけないでも、これは可能です。
HPに考え方を書いたり、入ってくる子へのメッセージを入れたりすることができます。また、インスタやFBでもそれができます。
「あ、ここいいな、ここで働きたいな」と思ってもらえるようにすることが大切です。
この時に大切なのが、冒頭にお話しした「人手が足らない→ウチは良い経営」というところです。経営者の自信は、ネットにも滲み出ますので。
・・・
さて、また長くなりました。
本当はもっと細かく書きたいのですが、キリがないので、最後にひとこと。
最初のところに戻りますが、「人手不足は幸せ」なのです。
ここを忘れないようにしましょう。
私は少数精鋭主義派です。図らずともウチはスタッフが増えましたが、やはり今でも、人数は極力少ない方がいい、という考え方です。
なので、私は若い社長にこう言っています。
「企業は、放っておいても人が増える。それを抑制するのが最も難しい」
・・・
組織というのは、いったん成長が終わったら、あとは萎んでいくものです。
例外はもちろんあります。
しかし、それはあくまで例外です。
一般的には、成長している時期が最も強い、と言っていいです。
だから、成長はなるべく抑える。それが私の経営哲学です。
大成功より、失敗しない経営をしたい場合、それが正解かと思っています。おかげさまで、30年間、経営を続けさせてもらっています。
・・・
では、まとめると、
「常に人手不足」それが、スタッフみんなに仕事が行き渡って、健全な状態である、ということを自覚しながら、あらゆる媒体で自分の考え方を伝え、欲しい人を厳選し、心から一緒に頑張れる仲間を増やしましょう。
みなさんお互い頑張りましょうね。
ウチのHPはこちら
↓
「20代で資産を構築する方法」は、トップバナーの下だよ。よければ読んでみてね。
より「良い」人材を雇う方法は、またいつか書きますね。長くなり過ぎたので
0 件のコメント:
コメントを投稿