財界のこと No.1148

トヨタが制裁受けたね。

C国で。

800万ほど、というスズメの涙だけど、意味は大きい。

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まず、トヨタは5年だか6年前だかの話なんだけど、通常の慣例に則って行ってた。それが、最近の独禁法強化の流れで「届出は必要だったのだ」とやられたらしい。詳しくは知らん。

先日はsoftbank、今回はトヨタ。見せしめ。日米共同声明に対する報復。

怖えーよねえ、これ。

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中国では、法の不遡及という概念はないようで、数年前のものでもガンガンやる。

つまり、新しい法律ができたら、過去の罪を照らして捕まえることができる、というもの。（今回は別に新しい法律作ったわけじゃないみたいだけど）

後出しジャンケン。

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C国には、国防動員法がある。

いざ有事の際には、Ｃ国国内の日本企業はそのまま人質になる。だから、政府は財界に「なるべくやめてくれ」的なことを非公開で伝えている。

しかし、企業は聞かない。

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いつ人質なるかわからない。いつ違法とされるかわからない。勝手にすぐにルールを変えられる。

我々一般ピーポーから見ると、不思議で仕方ないのだが、、、

企業にも理由がある。

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理由は二つ。

ひとつはたくさん買ってくれるお客さんであること。C国で売れる量が多い。

もうひとつは、安く仕入れさせてくれる業者であること。Ｃ国から買わないと金額が合わない。

国内で売れなくなる。

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尖閣になぜ軍を出さないか？

財界が反対しているからだ、という話がある。上の話もこの話も、私は現役の大臣から直接聞いてる。

財界の力はそれほど大きい。

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そして、その財界、企業を後押しするのは、私たち国民。

とにかく安いものを追い求める。

ウイ○ルで行われる強制労働によるコストダウンできた商品を売ってるから安いのだ、と○ニクロが騒がれた。

実際のことは知らない。

でも、○ニクロは安くて良い商品。国民の生活はとても助かったと言える。

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100均ショップは考えられないほど安い。とても100円では無理だろう、という商品が並んでる。

格安レストランでは、家で作るよりずっと安いメニューが山ほどある。

これらを捨てなければならない。

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安い。

だから売れる。

買う人間がいるから、自然と企業はC国に寄り添っていく。

私たちは「どこで作ったんだよ？」と調べることもなく、それに飛びつく。

調べたところで、高いところで買うかな？それも自問自答しなければならない。

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ヤ○イさんが「ノーコメント」としたら炎上した。（ありゃまずいと思う）

でも、彼に言わせれば「オメエらよ、勝手なこと言ってやがるけど、値上げしても買うのかよ！」てなもんだろう。

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私は不買運動を進めるつもりは一切ない。100均ショップで買うし、最近はもっぱら服は○ニクロで済ませる。

財界の後押しをしていることになる。

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しかしもし、この安さを、便利さを、捨てることが難しくなっていたとしたら、、、

すでにオレも、彼の国の術中にハマってると言って、過言ではない。

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政治経済は複雑に絡み合ってる。

財界はＣ国にシッポを振る。政府やマスコミは自分たちを支えてる財界にシッポを振る。

しかし、財界にシッポを振らせてるのは、Ｃ国に一番取り込まれてるのは、、、

私たちかもしれない。