2019年11月28日木曜日

マニラに来ました No.0983

知り合いが銀行買うってんで、マニラに来ました。

(なぜか、知人でそんな話聞くの3人目。よほど銀行売り出しセールでもやってるのか?)

そのついでに、私は不動産を見て回ろうと思ってる。


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最近のフィリピンは素晴らしい。


以前、「フィリピンを良くしようと思ったら、2歳以上の人間を全て◯す必要がある」と言われた時期があった。


それくらい、腐敗が進んで、どうしようもない、と言われていたんだ。


それが、本当に変わってきた。


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ドゥテルテ大統領がその要因の一つだと思う。麻薬に手を染めた人間を射殺してもよい、というおふれを出して、実際かなり問題もあったけれど、効果もあった。


そして今度は、「賄賂を要求されたら撃ってもいい」んだってさ。

(ただし殺してはいけない)


これ、すごいことだよ。


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以前は(今もある程度そうだけど)、フィリピンで悪事を働くのは警察、と相場が決まってた。貧しい国では概ねそうなんだけどさ、腐敗の極みだよ。


神出鬼没の謎の強盗団が捕まったことがある。


調べたら、警察と看守が囚人を使ってやらせててたってオチなんだ。そりゃ捕まらないわ。


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昔、日本人が保険金目当てで、フィリピンに連れてきて殺す、という事件がよくあった。


日本のヤ◯ザは、フィリピンマフィアの中では「バカ」という隠語で呼ばれてる。バカは牛の意味。まあ、阿保だからいくらでも金を出す、こちらを儲けさせてくれる、という意味だと聞いた。


日本人は人を一人殺す依頼に、100万ほど支払ってたそうだ。


でも、実際現地での実行部隊は一件8万円が相場で請け負ってた。あとはぜーんぶ中抜き。裏の世界ですら、終始こんな感じ。


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フィリピンの銀行にお金を預けると、昔は8%とかの法外な金利が付いてた。つまり、日本の銀行から3%で借りて、フィリピンの銀行に入れるだけで、お金は増えるということになる。


しかし、フィリピンの銀行は、いつデフォルトするかわからない。その頃よくクーデターが起きてたからね。


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治安の悪さと政情不安の国。


怒号と喧騒、都会の深い闇と、反政府ゲリラの潜伏する国。


マナナンガルと呼ばれる、顔が人間、身体はコウモリの吸血鬼がマニラの夕空を飛び回る、とまことしやかに語られた魔都。


それが生まれ変わりつつある。


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もともとドゥテルテさんは殺人島と呼ばれたミンダナオのダバオ出身。


オバマ大統領に「ブータンイナモ!(マザーファッカー)」と叫ぶ武闘派。その強権政治が功を奏してる。


今じゃダバオもすごく安全になった。


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ミンダナオに跋扈し、政府と内戦を繰り広げていたMNLF(モロ民族解放戦線)やMILF(モロイスラム解放戦線)、アブサヤフもほぼ鎮圧されたと聞く。


警察が全く機能せず、「足を踏み入れただけで、ジャーナリストですら誘拐される」と言われたコタバト州なども、安全になっていくのかも知れない。


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何が言いたいか?というと、この先の投資先として非常に魅力的だ、ということ。


もし、このままドゥテルテさんの施策が功を奏して、政情が安定したら、この国は恐ろしいポテンシャルを持っている。


詐欺だらけのカンボジア、もうすでに成熟しつつあるタイと比べて、落差をすごく利用できる。


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何より、ほぼシンガポールと化してるBGC(ボニファシオグローバルセンター)はもうマニラとは思えない。


例えていうと、日本の近未来都市の代表である横浜のみなとみらいを、広さも高さも美しさも倍以上にした感じ。


ビバリーヒルズを模したマッキンリーヒルズなんかも、すごく綺麗だよ。


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さて、そのBGCで、コンドミニアムを探してみようと思ってる。


土地は所有できないけれど、コンドミニアムは買えるから。


フィリピン1の政商、アヤラ一族の経営する、アヤラランドのマネージャーに案内してもらってるよ。


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この国はもうすぐ1億人になる。しかも、若い。ポテンシャルは限りないんだ。


あとは政情を見て、判断すればいい。


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すごいよ、BGC。きっと驚く。
はっきり言って六本木なんかよりずっと綺麗だよ。


マニラの悩み、煤煙もない。ジプニー乗り入れ禁止だからね。(なぜかたまに見るけど)


あと、女性でも全く安全。また、フィリピンというと、いかがわしい店とかのイメージあるかもだけど、ここにはそんなもん微塵もない。ご安心しておいでくださいね。(他の場所は別だよ)


まあ、スラム巡りしてた私は、ガサガサしてるところと好きだけどね。


私一人ならともかく、女性だ家族だ、となったら治安の悪いところは避けたいもんねえ。







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