2014年11月24日月曜日

クリスティーズのオークションに参加してまする No.0609





香港に来ておりますよ。友人の武内さん、松尾さんとクリスティーズのオークションに参加しています。毎日入札があって、一週間くらい開催されてるんだよ。
クリスティーズはサザビーズと並んで世界で一番大きなオークション。しかも、世界で一番歴史が古いのさ。
そこで、すごいの見たわー
 
オークション会場の斜め前に座っていた奇麗な中国人のおねいたま姉妹がいたの。ホントのお金持ち!って感じで、服装は清楚なんだけど、付けているものがすごい。指輪は6カラットはありそうなどっぷり濃いピジョンブラッドのルビー。パテックのダイヤ巻きの時計。でもそれが嫌みじゃない。なんとか姉妹みたいなハデハデじゃなくて、上品な感じ。
 
キレイで嫌みのない人たちだな、こういう場所にいるのだから、お父さんがお金持ちなのかな、なんて思って見てたら、、、
 
その姉妹の、お姉さんのほうが、ある「絵」を入札し始めたの。
 
無表情でパドル(入札の札)をあげて、、、
 
その夜のイブニングセール(高い絵だけのオークション)で、一枚の絵を4億7千万で落としたの。その後、また一枚、6億1千万の絵を入札。
 
オークション手数料が約2割なので、
おおむね計13億円の絵を、
数分でサラッと落としちゃった。
 
おひゃーって感じ。
 
オレももっと頑張らなきゃなあ、って、
まあ、ちょっといい刺激になったね。
 
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オークションは、絵画、時計、宝石など、多岐にわたっているの。
 
入札の前に、下見会場で一品一品、しっかりとじかに見られるので、好きな人にはたまんない。
 
私は時計大好きなので、見てるだけで楽しいね。
 
あと、直接売り買いするブースもあって、ピカソやモネが10億くらいで出てた。私は印象派好きなので、いつかモネかルノアール買えたらいいな。ま、高いから無理だろうけど。
 
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ちなみに、こういった絵とか芸術品って、前も書いたけど、ひとつの移動式財産なんだよね。
 
10億の宝石でも、ポケットに入れて持ち歩けるからね。国家が破産しても関係ないし。かつ、高額な芸術品はあまり値が下がらないの。ピカソなんて、まず間違いなく買った値段では売れる(上がることがほとんど)し、足が早い(すぐ売れる)。
 
なので、贅沢!っていうより、「持って歩け、眺められ、所有欲を満たし、国家の財政に関わらず価値の下がらない貯金」なんだよね。
 
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ちなみに、日本の最高額は白髪一雄さんの3億ちょいだったね。武内さんも白髪さんの作品はたくさん持っていて、高く落ちてほしいので「上がれ!」と私も心の中で応援したよ。
 
武内さん曰く、500万円以上の絵なら、ほとんど下がらないですよーって言ってた。絵が好きな人はそういう貯金もいいかもね。わたしゃまずは時計かな。
 
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リシャールミルやグルーベルフォルセイも出てたよ。ブレゲのオリジナル(ブレゲ本人が作った懐中時計)もあったよ。リシャールは強いね。落札予想は、新品の定価よりも高かった。今人気なんだろうね。
 
写真は、下見会場のカクテルパーティーだよ。
 
ほんとは会場の中で撮ったらダメなの。聞いてみたら「ここは入り口なのでいいだろう」と係の人が言ってたので撮ったよ。まずければすぐ削除するね。
もひとつは、イブニングセールのVIPチケットだよ。
 
ついでにもう一枚は夜のランカイフォンで浮かれている写真だよ。本文とはなんの関係もないです。


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