2014年11月29日土曜日

おごりは嬉しいねえ No.0610




七星さんのお誕生日でいろいろ連れて行ってもらって、おごってもらっちゃった。デヴィ夫人もいたよ。
 

んで、川村さんのお誘いでタイガーマスクのお誕生日パーティーにもお呼ばれしたよ。これまたおごってもらっちゃったい。
 
まあ、何ていうか、人のフトコロで飯を食う、寄生虫みたいな感じ?
 
友人たちに「ねーね、ご飯食べさせてよお」とかいって回ってたら、多分しばらく食いつなげると思う。
 
みんなお金持ちだからね。
持つべきものはお金持ちで気前のいい友人だな。
 
考えてみたら、クリスティーズでもスタッフの人たちに香港のハイアットで北京ダック食わしてもらった。スイス大使のときもおごってもらった。
 
すごいな。
最近、自分で金払うのはココイチくらいだ。
 
・・・
 
ちなみにさ、むかーし、昔の若い頃、30年も前なんだけど、お金がなくって、ご飯おごってもらうために宗教をしていたことがある。
 
もともと実家は、フツーの仏教なんだけどさ。とにかく、いろんな宗教に片っ端から首を突っ込んで、ご飯を食べさせてもらってたんだ。
 
新聞を発行して政党を持っている宗教、手をかざして病気を治す宗教、なぜか黄色人種がやっている、訳の分からないキリスト系の宗教、のちほど国家反逆罪に問われる、地下鉄で変なものをまき散らした宗教など、いろんなところへ行った。
 
別に何かを信じてる訳ではないけど、話聞いてると面白かったし、なにより、クーラーの効いた部屋で寝かしてくれたり、いろいろ良くしてくれた。
 
(だいたい当時の師匠の浮田さんは宗教が大嫌いで、「〇〇(神とかいろいろ)を信じるくらいならオレを信じろ!」という人だったから。なので、いつしか神仏よりも自分自身を信じるようになったんだ)
 
・・・
 
みな優しかった。
 
お腹すいてるんです、昨日から何も食べてないです、というと、必ず何か食わしてくれた。私はキュウリが嫌いなので「あ、キュウリは抜いといてね」とか、「肉が好き」とか勝手なことを言ってた。
 
仕事がないときは、紹介してくれたりもした。
今思うと、、、
 
ありがたかったなあ。
 
・・・
 
あの頃お世話になったところへ、お礼かたがた、ご挨拶にでも回ってみるか?なんて考えたこともある。でも、もう30年も前の話だし、そのころおじさん、おばさんだった人たちはもう死んでるかもしれないし、何より、向こうは覚えてないような気もする。
 
また、挨拶に回って、ちゃんとお祈りしてるか?とか、信心してる?なんて聞かれても困る。
 
そんなことで、ご無沙汰してるよ。
 
・・・
 
まあ、あの頃メシを食わしてもらったどうしようもないロクデナシが、今はなんとか人がましくやってるってことが救いかな。
 
あとは、自分に力があれば、これから頑張る若い子らに、何らかの寄付や応援をしていくことだね。それが恩返しと言うか、私にとっての罪滅ぼしなんだろう。
 
当たり前だけど、私は「有望な若い衆」ではなかった。
でも、助けてもらった。
 
なので、私は今の有望な若い衆を応援し、助成してやる。そうすれば、この世の中ももっともっと良くなると思う。そのためのひとつの礎になる。それを頑張るべきかな、と。
 
神様、その辺で許してちょ。
 
・・・
 
本にも書いたんだけど、当時の私の部屋に、ある宗教屋さんの新聞が部屋に山と積まれてたことがあって、処分に困った。なので、それを、何ヶ月分かをまとめて、対立団体の事務所に投げ込んできたことがある。
 
なんであんなことやったんだろうなー
 
いまでも、本を読んだ若い子から「なんでそんなことをしたのですか?」と聞かれる。自分でもよくわからない。
 
まーいっか。
 
七星さん、川村さん、ごちそうさま!
またおごってね!
 
写真はお二人のFBからもらったよー

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