2017年11月30日木曜日

いいところを伸ばそう

知り合い(ちょっと年上)の経営者と、その息子さんと話してたの。でね、お父さんがこう言ってた。

「ヒロタさん、ウチの息子は出来が悪くてねえ」

で、聞くと、営業はできるんだが、机仕事が全くダメで、こんなんじゃ跡取りとしてやってけない、っていうわけ。


「ワシ(お父さん)の後を継いで経営者になるには、経営学も知らなきゃいけないし、簿記も、アレもコレも・・・」


んで、とにかく、


「何でもできなきゃイカンのだ」と叱ってる。


・・・


イヤイヤ、はい、世の中の父親にはそういう人多いんだけどさ。


そんなにアレもコレもできませんって。


そりゃ、オールラウンダーは理想だよ。ゴルフで言えば、ドライバーは誰より飛ぶ、小技も切れる、は理想だけどさ。


でも、だいたいそういう人は小粒なのよね。業界トップ選手のような例外を別として。


・・・


私の師匠の平先生は、経理なんて全く知らない。というか、興味もない。


「イッツノットマイビジネス」と考えてる。


確かにそう。


ホームランバッターはホームランを打つのが仕事。そして、それは誰でもできることではない。非常に希少な存在といえる。


でも、このお父さんの理論でいくと、「平さんも経理を覚えなきゃダメだ」みたいな話になる。


打って投げれるように、というならまだしも、そんなもん、イチローにスコアラーやらせるみたいなもん。


もったいなくてしゃーないって。

(余談だけど、先生は実業と情報と両方いける。これこそ、打って投げれる、大谷みたいなもんだよね)


・・・


平先生は投資も嫌い。以前不動産を持っていて、それがちゃんと利益出てても、面白くないので売っちゃった。


「いや、先生、これ儲かってますよね?」という私に、「いいよ、もう面倒くさいから」と、捨て値で処分しちゃった。


でも、そんな「自分に向かない(と思ってる)もの」に気持ちを取られるより、自分がスカッと行けるところに力をいれるのは、絶対に正しい。


・・・


まあ、何が言いたいかというと、自分のいいところを伸ばそうよ。その方が結果がでて楽しいから。


指導する側は、肝に銘じるべきなのよ。


いいとこ伸ばす。そして、弱いところは組織でカバーするだけ。


・・・


ウチの連中はほとんど偏りタイプなので、特にここを注意して考えてる。


満遍なく全部できる人は突出しない(ごく一部の例外を除いて)、というセオリーを、経営者自身が忘れちゃダメだね。


スティーブジョブズでも、ウォーレンバフェットでも、ほぼ変人の域でしょ。偏りまくりやん!


ウォーレンバフェットに「君はコミュニケーション能力を高めるべきだ!そうすればもっと売上は上がるだろう」っていうやつ居ねーって。


男の子は大粒目指そうぜ!


・・・


ちなみに、専門職がその仕事について詳しくないのはダメだよ。


例えば、家を作ってて、家のこと知らない、ってのは論外だからね。


「俺は偏ってるから、家のことは知らなくてもいいんだ!」なんて勘違いしないようにね。

(ウチの子らが勘違いするといけないので書いといたよ)


・・・


まあ、みんなで偏りましょうや。


右利きが多いから、男性は概ね左に傾くとか言われてるけど、あ、これは全く違う話やな。おそまつ。


写真は食に偏っている連中。


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