2020年1月21日火曜日

帰国して思うこと  No.1004

あっちゃこっちゃ海外に行っておりましたよ。

更新遅くなってごめんなさいね。


日本に帰ってくると、いつも、いろいろ思います。


まず、道が綺麗だな、ということ。空気が綺麗(実際は知らん)、「やっぱ日本はいいねえ」とか思う一方で、


空港では、ショボい空港だな、働いてるの、年寄りばかりだ、東京に戻ると、出勤前のサラリーマンたち、なんでみんな難しい顔してんだろう、元気ねえな、なんとかならねぇのか?


とも思う。


・・・


ことさらに海外を勧めるわけじゃない。海外に行けば成功する、というつもりもない(むしろ逆だろう。長旅するくらいなら日本で一生懸命働いた方が効率はいい)。


でも、外から見てみるのも大切なことだと思う。


・・・


中国は、国の政策として、近隣の他国を自分のものにしようとしてる。日本の多くの土地は買われ(海外では、他国の人間が土地を所有することはできないところが多い)、水源地は押さえられてる。


また、ある地域の学校では、ほとんどの生徒が中国人で、校長は中国語で挨拶をする、とテレビで見た。そのうち、選挙で中国出身者が勝つようになるだろう。


・・・


これは、中国が悪いのではない。自国の利益を優先するのは当たり前のこと。


むしろ、安眠を貪っている日本が悪い。


・・・


働き方改革とかいう、国をダメにする政策をアレコレやって、国力を落とし、子供を増やす工夫をせず、これまた将来的に国力が戻らないようにしてる。


みんな、このままではいけない、と思いながら、何もできない。


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フィリピンでは、ドゥテルテ大統領のおかげで、かなり国が変わってきた。前も書いたけど、BGCのマンションは億を超える。


「麻薬に手を出した人間は射殺しても構わない」という、考えられないルールを作り、七千人が射殺された。


中には、無実のものもいただろう。


しかし、事実、射殺を恐れた麻薬犯は多く自首し、モンテルンパをはじめ、国中の刑務所では足の踏み場もないほど。


麻薬に関わる犯罪は、格段に減ってるんだ。


・・・


そして今、賄賂を禁止してる。


「賄賂を要求したものは撃っても構わない(ただし、殺してはならない)」


賄賂を要求するのは、フィリピンでは当たり前。特に警察。


ほとんどの国では、警察が最も悪い。(疑う向きはキナタイマニラでも見てください)


麻薬も、売春も、強盗も、組織的犯罪の元締めはほぼ警察官。


それが変わる。


・・・


ドゥテルテのやり方には賛否両論あるだろう。実際オバマはやめさせようとした。ドゥテルテは「マザーファッカー」(米大統領にこんなこと言ったのはドゥテルテだけだろう)と返し、政策を続けた。


結果は?


ドゥテルテの勝ちといっていいだろう。国が変わったのだから。


・・・


比べて日本は、何も決められない。


一つの物事をやろうとすると、必ずチャチャが入る。そして、それを無視しないのが日本の良いところでもあり、アキレス健。


とても、ドゥテルテと同じことはできないよ。


・・・


成田空港に降りると、常に「イヤーな気持ち」になる。


成田闘争の中、出来上がった空港。滑走路は少なく、24時間営業でもない。


おかげで、ハブ空港となれず、全てとなりのインチョンに取られた。


貨物も旅行も全てインチョン。


あれが、成田ならどれだけ地元にお金を落としたか。


・・・


成田は、地元がクレームをつけ、空港をカタワに作り、そして、最終的に地元が一番損をした。得られる利益を得られなかった。


国も、我々も大きな損をしてる。


あんなもの、反対意見無視して、強制的に作っちまえば良かったんだよ。


未だに居座るバカがいるらしい。ドゥテルテなら「ブータンイナ!(マザーファッカー)」と叫びながら強制退去させただろう。


どちらが良かったか?


一目瞭然じゃんね?


・・・


成田ではほぼ常に、着陸の際、上空で旋回し、待たされる。


滑走路も少ない、ポッドも少ない。


どれだけの国民が損をさせられたと?


・・・


このまま、ノイジーマイノリティに邪魔されて何も決められない日本は、どんどん人口が減り、働かない国民はさらに貧乏になり、、、


二十年後には中国の実質的支配下になるだろう。その時はウイグルやチベットみたいな目にあうかもしれないね。


日本は彼の国から嫌われてるから、もっと酷い事をされるかもしれない。


・・・


その時は、それこそ海外に逃げるべきかもしれない。私はもう死んでるだろうけど。


そういう意味で言うと、海外に出て、いろいろ経験することは良いことかもしれないね。


少なくとも、不動産くらい買っておいて良いと思う。


永住権なりビザなり、滞在がしやすい国を選んで。


・・・


余談だけど、セブで泊まったホテルでは、チップ禁止と言われた。


枕銭も置いてはならない。


荷物を持つポーターも、全てノーチップ。この国は、変わるね。


・・・


中国の習近平は好きではないが、優秀な指導者。国力を上げた。ドゥテルテなんかは後年、建国の父に近い賞賛を受けるだろう。


日本は無理だろうな。


せめて、自分たちだけは、一生懸命働いてお金を稼ぎ、海外に拠点なりを設け、いつでも、どこででも暮らせるような、そんな力をつけなければいけない。


最近特にそう思うよ。










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