2015年6月21日日曜日

メーソンから時計届いたよー No.0635





また久しぶりの投稿になってしまったよ。最近忙しくて、各地を転々としていて、久しぶりに部屋に戻ったら、小包が届いているとのこと。
 
でさ、包みを開けたら、時計が二つ入ってた。んで、手紙に、
 
「公益財団認可おめでとう。記念といっては何だが、プレゼントがある。この時計は世界で100本しかない限定品。君に10番を用意しておいた。二つ並べて写真を撮ったら、ひとつは私に送り返しなさい。 フリーメーソン〇〇〇〇プレジデント 〇〇〇〇」
 
と書いてあった。
 
FB、わりと見てるんだね、メーソン。
 
・・・
 
よく見たら、時計のもひとつは12番だった。なんで二本送ってくれたんだろう?
 
というわけで、余ったもう一本を、
な、な、なんと!!!!
 
この読者さんにプレゼント!
フリーメーソン限定100本のナンバリング入り時計!
ナンバ−12、一本限り!(10番は私のだよ)
滅多にない逸品だよ!
ふるって応募してね!
 
というのは嘘です。そんなことしたら怒られるから、できないねえ。ひとつは送り返せって書いてあるしねえ。
 
なので、ちゃんとクロネコヤマトの宅急便で送り返すのさ。
 
・・・
 
でも、不思議だ。
何でワザワザ?
送り返す手間が余分ではないか?
  
あまりに不思議なので、いろいろ考えてみた。
ひょっとしたら、これもメーソンの陰謀なのかもしれないからね。


 
でも考えてみれば、ちゃんとFB(もしくはブログ)チェックしてくれてるんだな。意外にヒマだぞ、フリーメーソン。

そういえば、以前、『アイアンマンは、まいまそまそ』という記事を載せたら、すぐにプレジデントから「アベンジャーズごっこするなら、アイアンマンはやっちゃんにやらせてあげよう。私は言わずと知れたマイティソーだ。ソーの持つ、あのトンカチはメーソンから来ているのだから」とメールが来た。

やっぱり、ヒマなんだな。だいたい、この年になって、アベンジャーズごっこするつもりも予定もない。でも、もし、あくまでもしもだが、もしするなら私はやはりマイマソマソがいい。今度またアベンジャーズ2が封切りされたら、またメールが来るかもしれないな・・・
 


などと下らぬことを考えていたら、、、
 
長くなってしまった。
 
今日はここまでだよ!
何にも学びはないよ!
 
指示通りに写真を撮ったよ!
時計だけじゃ寂しいから、ブルーロッジの写真も載せとくね!
 
では、いまからフロントに行って宅急便出してくるよ!

2015年6月18日木曜日

長崎いいよねー No.0634




長崎へ行ってきたよ。社員旅行なんだ。私の会社がたくさんあるせいで、社員旅行ばかりしてるんだけどね。今回は久保ちゃんの会社だよ。
 
で、ハウステンボスへ行ってきた。ご存知な方も多いかと思うけど、開園以来18年間赤字だったこのテーマパークを、HISの澤田会長がたった一年で黒字にした、というところなんだ。
 
澤田会長は、私が入れてもらっている経済塾のふたつのうち、ひとつほうの名誉会長をされてるんだ。なので、多少ご縁があるのよ。
 
ちなみに、こないだの会長のお誕生日は隣のテーブルでハッピーバースデーを歌ったよ。まあ、澤田会長は私のこと認識してないと思うけどね。でも、本当に尊敬するべき経営者です。
 
まあ、何が言いたいかというと、思い入れを持って見てきたってことなんだけどさ。
 
・・・
 
私が澤田会長のファンだからという訳ではないけどさ、いいねー、ハウステンボス。とっても楽しかった。
 
赤字を脱出するために、澤田会長がしたことはたった三つなんだって。
 
掃除をする。
挨拶をする。
2割速く動く。(2割原価を下げ、2割売り上げを増やす)
 
だけなんだってさ。
 
・・・
 
あと、ディズニーランドの真似はしない。資金がないのだから、お金をかけずに工夫しよう、ということで、随所に工夫がされてるのさ。
 
どこいっても、音楽がかかってて、歌を歌ってる。イルミネーションをガンガン使って、拾い敷地のどこに行っても楽しめる。なんか、ずっと夏祭りをしてるみたいなイメージ。でもって、すんごいお金がかかってるかというとそうでもない。
 
例えば、ステージでダンサーが踊ってる。
それを見て広場でお客さんたちが踊るの。
 
70年代のディスコの曲。踊りやすいし、多少年齢がいってる人でも楽しめる。振り付けをわざと簡単にして、ステージを見てればすぐ真似が出来る感じ。お客さんたちにも、仮面やマントを貸し出してて、それをめいめい付けて、仮面舞踏会のようにして、みんなで踊るのさ。
 
どこいっても、イルミネーションショーをやってて、それも楽しい。こちらが終わったら次ここ、みたいな感じで場所も変わってく。
 
んで、とにかく食べ物屋さんが多い。
ディズニーみたいに、何十分も並ばなくていい。すぐ食べられるし、けっこう真っ当な(失礼)食べ物が多い。食べながら歩くのもまたいい。
 
とにかく、楽しい。
 
年齢別で、どの年齢でも楽しめるイベントが用意してあるのよ。
 
・・・
 
何十億円も借金していても、18年間赤字でも、経営者がしっかりしていれば優良企業に早変わりできる。
 
お金をかけずに、工夫と努力でいくらでも手はあるんだ。
学ばされるね。
 
・・・
 
JALの稲盛さんもそうだったように、澤田会長たった一人の力で、企業というのはこうも変わるもんだよね。やはりさすがの経営力だね。余談ながら、再生に乗り気ではなかった澤田会長、依頼されて実際に経営に乗り込むまでに、ほとんど全ての改革は終わってたらしいのね。
 
たとえば、以前の債券もカットしたりいろんな交渉をしてた。乗り込む前にだよ。やっぱり、戦う前に勝ってるね。
 
やっぱ、こういったお遊び旅行でも、ためになることはたくさんあるね。また改めてゆっくり来ようかな、そう思わせる場所だったよ。ハウステンボス、お勧めだよ。
 
写真はハウステンボスの様子。なんか怪しいオッサンたちがビール飲んでるでしょ。まあ、仲間たちとこうやって過ごせる時間が宝物だよね!

2015年6月5日金曜日

公益財団法人、認定おりましたよ。 No.0633





今日は右寄りじゃなくて、いつもの自慢話だよ!偽善シリーズ!
私は何をかくそう(別にかくしてないけど)、偽善者なんだ。何をするかというと、寄付とかいろいろして「いい人だなあ」と思わせて、実は全て自分のためにやっているという、イヤらしい成金小デブだよ!
 
ということで、日夜、偽善活動をしております。人によっては、慈善活動という表現もあるけど、まあ、音が似てるからいいじゃん。
 
でさ、偽善ここに極まれり、で、ついに(というか実はちょっと前のことだけど)公益財団の認可が下りたんだよ!
 
今日はそのお話。
  
・・・
 
実はさ、私の会社は結構数が多くて、いろんな県にまたがってるのさ。で、それぞれがお世話になってる県に、なにかできることはないか?とまあ、おのおの、地元の孤児院に寄付をしてたのさ。
 
単なる自己満足で、売名行為の、偽善なんだけどね。
 
ユニ◯フとか、◯十字とか、なんか税金の控除できるところって、実際に寄付先にはほとんどお金が行かないらしい(ホントかどうかは知らない)。
 
そこで、自分たちで自分たちのやりたいところに寄付をすると、当然、税金取られちゃう。
  
自分たちの好きなところに寄付をして、かつ、税金の控除も受けようと思ったら、、、
 
公益財団をつくるしかない。
 
・・・
 
でもさ、やっぱり、税額の控除がある訳だから、審査が厳しいのよ。言ってみれば、脱税の温床になっちゃう。なかなか認定が下りないんだよ。
 
一部上場企業でも、公益財団法人を持ってると、ちょっとカッコがつくの。「ああ、公益持ってるんですか(さすが)」みたいな。でも、私たちのような中小企業は、ほとんど公益は持ってない。また、取れない。
持ってるの、ウチくらいじゃないかな。
 
東京で、誰でも知ってる超有名企業の創業者が、公益財団を持ってる。で、お話ししたときに「ウチも最近公益おりまして」と話したら、「ヒロタさん、かなりお金かかったでしょ?」といわれたのさ。その方は、公益財団を作るコンサルに一億近く払ったそうな。
 
で、私が「いえいえ、所定の手続き金額だけですよ」と話したら、、、
ちょっとムッとしてた。
 
それは、とても考えられない話なんだって。
 
 
・・・
  
実は、ウチも、審査の際に「怪しい」とかいろいろ言われたんだ。どうせ、節税の隠れ蓑にするんだろうって。
  
なんで、私は、「いえいえ、理事、評議員共々、一切の給料を出しません、顧問の弁護士、計理士も無償。なので悪さのしようがないですよ。孤児院はお金が足りてない。そこに寄付するだけです」と言ったの。
 
そしたら、「カネだけ人にやるって、そんな奇特な人間がいる訳ない」との反応。
 
まあ、審査自体、おかしなヤツをふるい分けるのが目的だからね。仕方ない。
一時は、もうやめようか?とも思ったんだけど、、、
 
違う展開になったのさ。
 
・・・
 
一人の主幹さんの存在が、全てを変えちゃったの。
 
その、審査を行う係の人の一番偉い主幹さんが、事情を調べるために、孤児院さんに電話して回ったそうなの。そしたら、孤児院さんたちが、「あ、あの方々は、かれこれ十年近く、毎年寄付をくれています」と言ってくれたらしい。
 
一件一件はわずかな金額なんだけどさ、県内で、必要そうな(スポンサーのいない)孤児院さんたち全てに、毎年お金を届けてた。それが、主幹さんの心を動かしたらしい。
 
主幹さんが言うには、「県内ほとんどの孤児院さんが口を揃えて言ってた」と教えてくれた。
 
「あなたたちは、毎年、寄付をしてくれていたんですね」
って。
 
で、この人たちは本物だ、と思ってくださったらしいの。

「私が責任を持って、任期中に、通します」と断言してくれた。その主幹さんは移動間際だったんだ。
 
ちょっと泣けてきたよ。
 
・・・
 
もとより、ミスターX(今は、仙人さんだね)に言われ、「どこにも内緒が条件」
とはじめた寄付。そのまま内緒でずっと進めていっても良かった。でも、次のステージに進もうと思ったんだ。
 
今後も、組織として続けていってほしいから、公益財団にしようと考えたのがきっかけだったの。私の持っている株も、ここに寄付するつもりだからさ。
 
そうすれば、ひょっとして、私たちが死んだ後でも、続いていくかもしれない。そう思った。
 
で、本来なら、全く認定が通らない(通りにくい)ところを、
今まで自分たちが陰ながら応援してた孤児院さんたちが、、、
 
みんな、今度は応援してくれたんだよ。
そのおかげで、公益財団が実現した。
 
これからも、たぶん、ずっと、続けていくよ。
やっと、その体制ができたのだからね。
 
・・・
 
別に、寄付したからって偉くない。何かを得るためにやるものじゃない。自分が自分で胸を張れて、仲間のモチベーションが上がる。全て自分のため。自分たちが成功すると、助かる人がいる。これで胸を張れるのさ。力が出るんだ。
 
自己満足で、、、
こうやって自慢してるんだから、売名行為で、、、
偽善。
 
慈善家じゃなくて、偽善家。
 
それでいいと思ってる。
 
・・・
 
偽善、気持ちいいよ。
 
それに、ひょっとしたら、寄付されたほうは、嬉しかったりするよ。
だれも損しない。皆さんもぜひやろうよ!
 
レッツ偽善!
 
・・・
 
写真は、海外で偽善してるとこだよ。
 
上の話は日本のお話なんだけどさ、
日本の孤児院さんの写真は出せないんだ。
(顔が写っちゃうからね)
 
まあ、どうみても、人身売買組織のオヤジだね!
  
怖くないからねー、オジさんねー。
お菓子あげるからー。
(怪しいちゅうの)

2015年5月31日日曜日

日本海海戦110年記念だよー No.0632






前回の記事、なんだかすごい反応だった。以前に「保証人制度廃止」の記事以来の多さだったよ。みなさん、ありがとう。
なので、あまりにも反応が多かったので、今回、もいっかいだけ「面舵いっぱい(右よりってことね)」の記事を。明日から、いつものビジネスネタに戻るからね〜
 
5月27日。昨日は、日本海海戦の日だったんだ。私は、戦艦三笠保存会の終身会員なのさ。で、ご案内を頂いたので記念式典に行ってきたよ。(会員は簡単になれるよ。みんなで三笠を後世に残していこうね)
 
110年前のこの日は、日露戦争の山場で、ロシアのバルチック艦隊が世界を一周してこの日本海に来た。それを日本の連合艦隊が打ち破ったんだ。一隻でも残したら負け、という厳しい条件の中、100対0に近い、海戦史上例のない完勝を納めたんだ。
 
黒鉄ヒロシ先生の言葉を借りると、、、
 
「よくぞ、勝ってくださった」
 
なのさ。もし、110年前のこの日に負けてたら、今頃私たちはこのFBをロシア語で書いてたかもしれないよ。
 
・・・
 
本当にありがたい。こんなちっぽけな国が、黒船を見て、このままではいけない、植民地にされてしまう、と立ち上がり、国の体制を変え、国民全員が食うや食わずで軍艦を作り、そして、たった50年で(300年以上の差を埋めて)自分たちの何倍も大きな国に勝ったんだ。本当に、ものすごいことだと思う。日本人全員の心がひとつになってたんだね。
 
軍人さんだけでなく、農民さんを含めた全ての先人たちに、感謝しか出てこない。おかげで、今も、日本は、日本でいられるのだから。
  
・・・
 
戦争についての記事や、意見を言うと、よく、戦いは何も生まない、話せばわかる、なんて言う人がいるよね。
そりゃまあ、理想だよね。でも、現実は違う。
そんなこと言ってたら、この国は違う国になってたよ。
 
実際、日露戦争の際、「戦争はダメだよ〜、話せばわかるよ〜」って言ってロシアと対話して、何とかなったか?なる訳ないじゃん、向こうは攻めたくて仕方ないんだから。それが彼らには必要なことだし。感情的なケンカをしてんじゃないんだって。
 
ウラジオストックという地名自体が、「ウラジ(東を)ヴォストーク(征服しろ)」なんだからさ。もしあのとき、日本が立ち向かわなければ、半島はロシアのものになったし、その後、日本は攻められてただろうね。
 
これは悲しいことだけど、事実なんだ。
この世の中には、、、
 
理不尽な暴力は存在する。
 
・・・
 
理不尽な暴力に対抗するのは、「拮抗できる力」だけだよ。
戦えといってる訳じゃないよ。
戦える力があるかどうかだよ。
 
また、たとえ話になるけど、先日もいじめっ子が集団で一人の少年を殺した事件とかあるよね。あれ、話せばわかるとでも?
昔、何の罪もない女子高生が拉致されて、無惨な殺され方をしたよね?
話せばわかるのか?
 
でも、もし、殺されそうな側の子供に、プロ格闘家レベルのパンチと蹴りがあれば、殺されることはなかったと断言できるよ。チンピラなんて、腕振ったら飛んでくんだもん。カンタンに手篭めにされることはないよ。
  
(よく、誰かに相談すれば、というけど、それは、大人とか警察とか、もっと大きな力で抑えるだけのこと。同じだよね)
 
今、いじめにあってる子でも、そう。
もし相手をねじ伏せる力があって、かつ、それを使う精神力を持っていたら、
 
ここが大事なんだけど、、、
使わなくても、いじめられない。
 
無抵抗で、かつ抵抗できる力がないゆえに、相手は好き勝手できちゃうんだ。
 
・・・
 
平和のためには、力が必要なんだ。
カンタンに手を出させないように。
話し合いも、バックにある力関係で変わるんだよ。
弱者の言うことなんて、強者には通らない。
歴史が証明してるよね。
 
ビジネスの交渉でも、やはり下請けさんは弱い。お仕事もらう立場だからさ。私も昔下請けをやっていたので、その苦労はよくわかる。生殺与奪の権は、、、元請けさん、つまり、強い側が持つんだ。これは、今この瞬間もフツーに世間のどこでも行われていることだよ。話せばわかる?それなら下請けは苦労しないよ。
 
下請けが、自社だけの強みを持ってたとしようよ。そしたら、それから初めて五分の対話が出来るんだ。
 
ビジネスの交渉も、
いじめっ子といじめられる側も、
国と国も、
 
同じなんだ。
 
・・・
 
いじめられたくなければ、強くならなきゃ仕方がない。好むと好まざるに関わらず、それが現実だよね。
 
ちなみに、スイスは永世中立国だから戦争はしないけど、強いよ。国民の10%が軍人なんだからね。

力なき正義は無力だよ。
(正義なき力はただの暴力なんだけどね)

・・・
 
この日本は、先人たちが守ってくださった。このことに素直に感謝するよ。これからは私たちがしっかりしていかないとね!
 
意見はいろいろあると思うよ。こんな限られたスペースで書けることも知れてるし。これは私の意見。誰のものでもないし、押し付ける気もないよ。
 
でも、改めて、いろんなことを考えるのはとてもいいんじゃないかな。
 
・・・
   
写真は、三笠の記念式典の準備の様子だよ!
保存会の皆さん、ご苦労さまだよ!
写真の絵は、黒鉄ヒロシさんの「千思万考」東郷閣下の原画だよ!平先生にもらったよ!
あと黒鉄ヒロシ先生の個展の際の写真だよ!文中に黒金先生のお言葉借りたからね!新刊「本能寺の変の変」絶賛発売中だよ!

2015年5月28日木曜日

FBで一番反応の多かった記事 ポツダム宣言 No.0631




 最近、右傾化してるとか、キナ臭い話が多いですね。なんかポツダム宣言が正しかったかどうか論争してみたり。賛否両論あるようです。
で、こういうのって、政治っぽいからわかりにくいけど、普通の話に置き換えてみたらわりとわかりやすいのよね。
 
日本が世界制覇をしようとしていたとかって言うけど、江戸時代、この国は農業一本でどこにも出て行かずに、また入って来させずに、のんびりしてた訳ですよ。
 
言ってみれば、多少オタクっぽい人間がいたとしましょうよ。家から出ずに、一人でゲームしながら部屋で遊んでいた訳。そこへ、いじめっ子が来た訳ですよね?黒船で。
 
そのいじめっ子は、ウチの家に押し入って来るまでに、、、隣の家(中国)の家族を麻薬漬けにして、文句を言った父親を半殺しにして、娘(香港)を奪い、次は隣の家ーってウチの家の前で虎視眈々と狙ってたんだよね。
 
実際は、隣の家にくるまでにも、向こう三軒両隣、みんな家のものを奪い、強姦し、殺戮し、ここまで来た訳ですよ。アジアの国々は殺戮しまくられてきたんだから。
 
しかも、隣村(アフリカ)の人たちは、すでに家畜同然の奴隷にされ、人間扱いされなかった。
 
それで、最後に、ウチの家に来た。地理的に、一番遠かったから。
で、オタクは驚いて、隣の家の惨状を見て、これはまずい、と。
 
身体の大きな、格闘技をやっているいじめっ子軍団(白人社会)に対抗するために、自分も格闘技をはじめ、鍛えて、強くなって、、、
 
いじめっ子たちに立ち向かおうとしたんだよね。
 
・・・
 
それまでは「猿」と思われてた(正式な文書にも猿って書かれてた)いじめられっこ達の中で、ひとり日本くんだけが歯向かったんだ。小さな身体で、覚えたての格闘技で、いじめっ子たちに立ち向かった。
 
そしたら、ロシアくんに勝っちゃった。いじめっ子の中でも身体の大きなロシアくんが日本くんに負けちゃったせいで、いじめっ子軍団にも危機感がでたんだ。
 
だって、日本くんは猿なんだもん。
学校でいじめられて、「おい、猿、飛んで回ってみろ」とはやし立てられる対象だったんだもん。
 
人間扱いされてなかったんだから。
 
で、基本的に許せない。
いじめられっ子が歯向かったことが。
で、放っておくともっと強くなるってんで、、、
 
日本くんがまたさらに大きなケンカしなけりゃならないように追いこんで、、、
みんなでボコボコにしちゃった。
 
・・・
 
人類は、太古の昔からいろんな残虐な行為を行ってきた。アウシュビッツもひどい。インデアンもかわいそうなものだよね。
 
でもさ、みんな考えてみてよ。
 
この日本は、アメリカから、、、
 
全ての家々を焼かれてホームレスにされ、
新型爆弾の –決して白人には使わない− 実験場にされたんだよ。
非戦闘員まで皆殺しにされたんだ。
 
おいこれ、無差別殺戮でしょう。
 
歴史上最もひどい残虐な行為じゃないか?
民族が消滅しそうなほどやられたんだよ。
 
・・・
 
さて、日本くんは、半殺しにされた。身体の大きな、いじめっ子軍団の中でも一番強かったアメリカくんに死ぬ一歩手前まで殴られた。そしたら、ソ連くんが身体の端っこを切って持って行った。ソ連くんは「お互い俺たちは仲良くしようね」と言ってたのに。まあ、あの子はいつも嘘つくんだけど。
 
で、動けない、もう息も絶え絶えな日本くんに、、、
 
いじめっ子軍団が言ったんだよ。
「これを受け入れなければ本当に殺す」と。
 
それがポツダム宣言だよ!
 
・・・
 
いじめっ子軍団は、その後、自分たちが「世界制覇をして、色のついた人間を奴隷として使い、いかにも非人道的な行いをしてきたことを隠すために」自分たちに歯向かった日本くんが、、、
 
「世界制覇しようとした」
 
と書いたんじゃん。
 
日本くんが悪いんだ。だから懲らしめたんだ。
俺たちは悪くない。
日本くんが悪い、悪い、悪い・・・
でないと自分たちの都合が悪いもん。
 
・・・
 
アメリカ人は、最初自分たちを助けた先住民族インデアンたちを皆殺しにし、彼らの土地を奪い、しかも西部劇という映画で彼らを悪者にし –頭の皮を剥ぐ悪い民族− みたいに吹聴し、正当化してきたじゃんね。
 
インデアン=残虐な未開民族
白人=正義のヒーロー
 
って。笑えるわ。
 
アレと寸分違わない。
 
・・・
 
ポツダム宣言を認める、認めないはいいさ。調印しちゃったんだから、今から違うというなら武力行使できるようにならないと難しい。
(本当は脅迫による契約は無効なんだけどね)
 
でもさ、普通に、フラットに考えて、世界制覇しようとしてたのは白人だよ。
 
実際やってたじゃん。まして、「帝国主義が悪いことではない」とされていた当時の世界の常識の中で、私たち黄色人種という「猿」が自分たちと同じことしようとしたのが許せなかったんだよね。
 
力づくでねじ伏せられ、調印させられただけじゃん。
ポツダム宣言を受諾しなきゃ、今頃日本は存在しないんだもん。
 
ネット見てて、つい書いちゃったよ。
私は極右の人間なので、偏ってるのは自分でわかってるからね、文句は無しだよ〜
 
・・・
 
ちなみに、ハワイでヘリなんか乗ったら、必ずルートの最後に戦艦アリゾナの上を飛ぶ。今でも言ってるんだ。俺たちは正しいんだぜって。正義なんだって。星条旗が何たらいうような映画の音楽とともに近づいていくんだよ。
 
ケンカの場合、それがどんなケンカであろうと、お互いにいい分はある。
片側から見た真実が、もう片側の真実とは限らない。
 
白人には白人の正義があるのだろう。
 
でも、日本人も、自分たちの論理の中で、自分たちの思う正しさを見つけてもいいと思う。
 
アジアの国々は、二カ国を除き、みんな感謝してるよ。日本くんがいじめっ子に命がけで立ち向かったおかげで、、、
自分自身は死にかけたけど、、、
 
この地球という星から、植民地は全て無くなったんだからね。
 
・・・
  
私たちのおじいさん、ひいおじいさんは命をかけて、彼らを奴隷から解放したんだよ。これが白人のやったことなら、今ごろ、「世界史における最高の行動」として語られてたはずだよ。
 
私の意見が正しいかどうかは知らない。
私の意見は私の意見であって、他人の意見ではない。
 
でもさ、周囲からの「意図のある情報」に振り回されずに、自分たちの頭で考えたいものですね。
日本のみんな、誇りを持とうよ。