2016年7月14日木曜日

日本と海外の話 No.0680

ホリエモンさんの本で「君はどこにでもいける」というのがあるよね。日本は元気がない、いまやアジアでも日本は取り残されてるよ、みんな頑張ろうよ、てな感じな本なのだけどさ。ホリエモンさんは、いつもとてもいいことを言う。

手前味噌だけど、私もホリエモンさん程度には海外に行ってる。(生涯フライト時間は3千時間を超えてる)で、やはり、彼と同じことを思うよ。
...

で、いまインドネシアにいるのだけど、まあホント、元気いいよね。ここは2年ぶりなんだけど、またまた良くなってるよ。

道が新しくなって、車や若い子らの服が綺麗になって、どんどん進歩してるのが一目でわかるね。

比べて日本はやはり20年で何が変わったんだろう?ってな感じ。

もちょっと頑張らなきゃさ。

・・・

自民党が大勝したらしいね。文句しか言わない野党とか、何とかルズとか、変な連中が騒いだりもしてたけど、ああ、やはり国民の皆は、踊らされずにちゃんと見てるんだな、と安心したよ。

自分は日本にいなかったので投票してないけどさ、よかったと思う。

昔は自民党一本だったよ。何かをやろうと思っても(なかなか決められない日本ではあったけど)、それでもいろいろ決まりながら進んでた。

今後は多少スピードアップしてくれることを祈るよ。

・・・

企業でも同じで、例えば社長が「こうしよう」という。で、専務が「それはダメ」と何につけても反対意見ばかり言って決まらなければ、すぐ立ちいかなくなるんだ。

倒産しちゃうよ。

トップダウンのほうが、絶対効率はいい。合議制の会社は意思決定がうまくいかないので、実質ほぼ存在しない。潰れるからさ、勝手に淘汰されてく。

・・・

戦争になったりで「国がトップダウンだと危険」という説もあるだろうけど、それは指導者(社長)次第なだけだよね。「何も決まらない合議制」ならばどちらにしても良くはならない。

それに比べ、社長に対して「建設的な意見のみを出して反対、賛成を言う」専務なり幹部なら、会社は上手くいく。

今回も大敗した民進党なんかはそれができていない。反対意見ばかりで建設的な意見が何もないからこそ、国民のみんなは嫌気がさしたんだと思う。

何とかルズたちも同じ。私も「仕事(国を良くしていこうとする努力)の邪魔すんなや、仕事する気のない奴は引っ込んどれ」と思うもんね。

・・・

昔、日本人はアジアのヒーローだったと言っていいと思う。いまも尊敬はされてる。

マナーもいいし、過去、第二次大戦では自らの身を犠牲にして、アジアの植民地を欧米から解放した。

(中韓以外の国ではこういう認識のほうが主流だよ。侵略戦争だなんで誰も言わない。嘘だと思ったらインドネシアでも行って知識人に聞いてみたらいい)

・・・
でも、今の日本は憧れの存在から変わりつつある。元気ないからねえ。

マナーも良くて勤勉で、誠実で、自分のことより他人の幸せを願うことを当たり前と思う、こんな国民が、いまみたいに低迷してちゃ、もったいないと思うよ。

日本人のみんな、元気だしてこうよ。

これから少子高齢化だとか、国の借金がいくらあるからとか、マスコミの垂れ流すマイナスイメージに振り回されるんじゃなくてさ。希望を持ちたい。

国の借金どころか、実際は貯金もたっぷりとあるわけだし、少子高齢化っていうけど、20年後はその高齢者たちも減って、バランスは改めて整われていくよ。

なにより、世界最高のインフラが整って、マナーや勤勉さで他に類を見ない国民がいるこの国は、もっとポテンシャルがあるわけだもん。

日本と海外の国々とを「会社」と考え、仮定して比べたら、どこにも負けない会社であると思う。

あとは社長、社員次第だよね。

・・・

今度は都知事選だね。私も都民なので、これまた興味があるよ。正しく、そして有能なリーダー(社長)を選びたい、また、そういう人が選ばれてほしい、と心から思うよ。

会社は社長と社員次第。国も都も、同じだよね。リーダーも大切。チームの全員、これまた重要。私たち日本チームの国民のみんな、全ては自分たちにかえってくるんだからさ、元気出してこうね。

2016年7月4日月曜日

ココイチの話 No.0679

私は隠れもしないココイチファン。

多いときは一週間に三回くらいココイチのカレーを食べる。30年くらい食べてるんじゃないかな。しかも、ひょんなとこで、ココイチの創業者のご友人ともご縁がある。
...

ココイチの何がよいかというと、社風がいいんだよね。経営者や中の社員さんがいいの。

店は綺麗だし、ほとんどすべての店員さんの態度がいい。

ココイチは「中のよい夫婦が実際に店に出ること」が独立の条件。

いくら「お金を出すから」と言ってもお店は出せない。だから、無責任なオーナーがお金目当てでやることもない。

ロイヤリティーもない。カレーを仕入れてくれればいい、と素晴らしいシステムなんだ。

ココイチの創業者、宗次徳二さんは、自分の名前も知らない。孤児で、仕事をするだけが趣味。朝早くから広小路通りを掃除してる。どう見ても市の職員にしか見えない。

本当に、素晴らしい経営者なんだ。真似はできないし、するつもりもないけど、心から尊敬してる。

・・・

宗次さんの本で、バナナジュースのくだりがある。

入院中の患者さんが、「どうしてもココイチのバナナジュースが飲みたい」と家族に買いにやらせた。その人はココイチの大ファンでいつも通っていたらしい。カレーは食べられないけど、せめてバナナジュースを、と。

そしたら店員さんが「バナナジュースは持ち帰りできません」と断ったらしい。何度も、家族の人は食い下がったんだけど、ダメだったと。で、それをハガキに書いて送った。

宗次さんは、それを読んで「本当に申し訳ない。涙が出る。今からでも、自分が届けたい。なぜスタッフはそれくらいの機転が利かなかったのか?」と本の中で謝罪してた。

ちなみにその本は、自分のところの失敗ばかり書いてる。素晴らしい本。

そんなココイチだからこそ、私は好きなの。

・・・

これ前振り。今日は長いよ。

・・・

そんなことで、いつものようにココイチに入った。

私は納豆が嫌い。でも、医者から言われて食べるようにしてる。ココイチは納豆があるので助かってる。

いつものようにオーダーした。「カレーを〇〇。でサラダと納豆と、先にくれるかな?」そしたら、「納豆は単品で出せません」との答え。これ、よくあるの。どうやらルールらしい。なので言った。

「トッピングというお勘定でいいから、カレーに乗せずに別皿で先にちょうだい」

そしたら、「できません」の一言。面倒だなとは思ったけど説明した。

「好きではないからカレーには乗せたくない。でも医者から勧められているから食べたい。本来カレーに乗せるものを別の皿にしてくれたら済む。それがなぜいけない?」

「できません」
少し腹が立った。

「責任者呼びなさい」「今いません」のやり取りの後、こう聞いてみた。

「あのねえ、君ね、宗次さんの本、読んでるか?」

そしたら、予想もできない言葉が返ってきた。

「宗次さん・・・ですか?」

知らんのかよ!お前らの親分で、ある意味伝説の経営者、宗次徳二知らんのか!

「お前、宗次さんが誰なのか、先輩に聞け。で、バナナジュースのくだりを読んでおけ」

そう言ってココイチを出た。

ハガキで書こうかと思ったけど、書ききれないわ、と思ってやめた。若い子の個人攻撃になってもかわいそうだ。ハガキには店名が書いてあるからさ。

もし、ココイチの関係者、お勤めの方がいれば、こういうことがあった、宗次さんの意図する方向性ではないことが起こったことを知ってほしいな。

ココイチで働く人は、宗次さんの本読むことを必須にするべきだね。

ココイチの良さは味とかじゃない。食べた時の気持ちにある。宗次さんの志にある。それをこの先も変わらずずっと持ち続けて欲しい。

熱烈なココイチファンより。

・・・

でもまあ、自分たち自身もよほど気をつけなきゃだよね。

仕事でのトレーニング No.0678

久しぶりの更新だよね。最近めちゃんこ仕事してる。先月は10日間でセミナー4回やったよ。ほとんどは社内セミナーなんだけどね。

 もともとスポーツ選手上がりだから、トレーニングの大切さはわかってるつもりだよ。選手って、確かに素質も大切だけど、実際のところ、トップ選手以外はあまり関係ない。

チャンピオンになろうと思えば、素質は必要だよ。でも、一流選手になら、たくさん練習すれば誰でもなれるんだ。

で、私たちが目指すのは、チャンピオンではなく、一流選手なんだからさ。どんな社員でも一流になれると思ってる。


・・・
 

ちなみに、手前味噌だけど、ウチは各ジャンルのチャンピオンが揃ってるよ。多分受賞数は業界でも最多レベルだと思う。

で、やはり、強い選手がいるところには、やはりまた強い選手が育つんだよね。見て覚え、真似できるからね。伸びやすいんだ。

ボクシングでも、名門と呼ばれてるところは、やはり強い選手が育つよ。これは素質のある選手が集まる(それもあるけど)というより、指導やトレーニングの環境がいいからなんだよね。

・・・
 

 プロスポーツ選手のレベルで仕事のトレーニングしたら、必ずうまくいくよ。給料も上がるし、結果も出るさ。

もし、高校球児くらい(仕事の)練習してたら、確実に億万長者になるね。

スポーツ選手は不遇です。年がら年中、命を削って練習して、でも、お金になるのはほんの一握り。まあ、好きでやってるんだからいいんだけどさ。

でも、サラリーマンだって、お給料もらってるということは「プロ」なんだよね。なので、常に自分を向上させるべきだよ。

そしてなにより、、、

「仕事でのトレーニング」は収入に直結するし、効率がいいんだ。
 

だって、ほとんどのサラリーマンはトレーニングなんてしてない。だから、こっちは仕事以外の時間もどんどん自主トレーニングすればいい。そうすれば、一人勝ちできるよね。(一応ウチのセミナーは就業時間内でやってます、念のため)

 努力が何倍にもなって帰ってくる。お得だよ。


・・・
 

最近のトレンドというか、とにかく結果を出してる会社は、社員教育レベルが高いよ。顕著だと思う。なんとか、私たちも頑張っていかなきゃね。

 写真は、連続セミナーの様子だよ。一つは社外セミナー。コレはビルダーズだよ。あとは社内セミナー。ビジネスマナー、人事評価基準のセミナー、そして先日記事にした業界のニューヒーロー、Sさんの設計セミナーだよ。

 常に、自分たちを磨かなきゃね。磨きつづけて、初めて人並みだと思ってる。停滞は退化だよ。

まあ、師匠の平先生を真似て、セミナー以外にも無茶苦茶なスケジュールを入れてやってたんだけど、やはり途中で少し体調崩した。真似できんわ。


 先生身体強すぎ。

もちょっと人並みレベルのスケジュールにしようっと。私はひ弱なゆるゆる小デブなんだからね!

いつも忙しい中、一生懸命勉強してるウチの若い子らに。ご苦労さま。君たちが私の自慢です。




2016年6月4日土曜日

サングラス変えたよ No.0677



唐突だが、私は鼻にニンニクを付けている。というか、正確に言うと鼻自体がにんにくに見える。なぜ?と聞く人はいないだろう。見れば、わかるからだ。

 別に、好きでそうなったわけじゃない。
  
 「元ボクサーだから、打たれて潰れたんですよね」って、慰めなのか何なのか、よくわからないことを言ってくれる人もいる。
 
べつだん、あまり打たれてないんだけど、生まれつきなのが良いことかどうかも、これまたよくわからない。ほっといてほしい。

 
・・・

   
って、まあ、なんでもいーんだけどさ、何が言いたいかって、メガネ買うでしょ?鼻がにんにく(低い)なので、眼鏡レンズと目の距離が近くなるの。で、下手すると目玉がレンズに直接、触れるってわけ。
 
すると、涙がレンズについて見にくいことこの上ない。巨大なコンタクトレンズを想像してほしい。
 
というか、目が痛い。
 物理的に前が見えない。
 目にもよくない気がする。
 

・・・


とメガネ屋さんに話したら、「アジア人用の鼻アテがあるのです」と、鼻アテを変えてくれた。いい人だよね。
 
でもさ、考えてみたら、、、
いままでは、外人用だったのか?俺のどこを見たら外人に見えるのか?百歩譲って外人は外人でも、間違いなくアジア人だろうがよ。
 
 馬鹿にするな!(別にしてないか)
 

・・・

 
まあ、でも、おかげで、これからは、レンズが内側から濡れることもないよ。目も痛くないよ。
 
これが、
 普通の人間の感覚なんだね!
 
 写真は新しいサングラスだよ!海辺で水着のおねいたまを盗み見するために、視力を6.0にセットするように頼んだよ!もうすぐ夏だからね!
 
でも「物理的に不可能です」って、、、
 断られたよ!
 
こころなしか眼鏡が浮いてる気がするのは、気のせいなんだからね!今日も何の学びもないよ!

2016年6月2日木曜日

時代を作る人間 No.0676

他社さんに勉強させてもらおうと、四国に来てるよ(というかいって来たよ)。またまた久しぶりの更新だね。
 
この会社さん(名前だしていいかわからん)は、業界では既に有名で「今までと違ったテイスト」で売っていて、しかも、大成功してるんだ。
  
でさ、そのトップの人が、まあ、傑物と言うか。若くて男前なんだけど、飾らず、いいことも悪いことも全く隠さない、正直な人で、とにかく頭がいいし人間性が最高。
 
しかも、億を超える収入と業界トップレベルの業績がありながら、その会社の社長にも会長にもならず、作業服で事務所の前の道路を掃除してる。なんか、いつもニッカズボンにTシャツで現場のお兄ちゃんみたいなカッコしてる(建てる家や会社はとってもおしゃれなんだよ)。
 
 日常業務は一切やらない。夕方五時過ぎたら家に帰り子供をお風呂に入れ、「夜ヒマだから」と知り合いのところで時給数百円で皿洗いしてるとか。
 
まあ、メチャ面白いのよ。
 今までにいないタイプ。ひとことで言って、天才だね。
 
ということで、勉強させてもらいにお邪魔してきたってわけ。

 
・・・

 
どんな業界、業態でも、それぞれ何かの時代の潮流というものがある。いろんな歴史的なできごとでも、時代の波を捕まえたものが勝つんだけどさ、その前に、その「時代の波を作る人間」というのがあると思う。
 

・・・

 
 私たちの業界では、30年近くも前、ハウスメーカーさんがどんどん伸ばしてきていて、「この先、地元の工務店は淘汰されていく」といわれてたよ。そんな話をトステムあたりが全国でセミナー形式で話してた。そんなもんなんだ、この先は工務店はダメなんだ、って聞いてたのでよく覚えてる。
 

・・・

 
そんなとき、ひとりの「時代を作る人間」が現れたんだ。埼玉の宮沢さんって人なんだけど、彼が、住宅のコストを分解して、今までよりも30%以上安い住宅を造る方法を考えたの。かんな社長ってCMやってる人だよ。住宅業界でいえば、ほとんどの会社は宮沢さんの影響を受けてる。このことに異論を挟むものはいないと思う。明治維新でいう、吉田松陰だよね。
 
で、それは瞬く間に広がって、(多分全国で数千社がノウハウを買った)衰退しようとする地元の工務店を救った。例えば、キム◯クのCMで有名なタ◯ホームさんも、元は宮沢さんのノウハウを買った会員さんだよ。ウチもそう。
 
で、今度は、平先生が独自の販売方法を編み出し、広めた。多少は私も貢献できたかもしれない。
 
 結果、かつて席巻するだろうと思われたハウスメーカーのシェアは全く伸びなかった。むしろ地場の工務店に押され、やり方を真似るほどになった。
 
ひとりの人間が、時代を変えちゃったんだ。
 

・・・

 
 何の業界でも、成功するには時代とタイミングこそが最も大切だったりする。その、時代を作る、一種の天才性をもった人間が、そのつどそのつど現れて、時代を変えて来た。
 
 今回の人も、そのひとりだと思う。
 業界の潮流を確実に変える人。
 
 二日間、とても楽しい時間だった。
 新たな戦友を得た気持ちになったね。
 
もっと詳しく書けないのが歯がゆい(まあでも業界の人ならこんだけで誰かわかるけどね)けど、まあそんなことで四国の繁華街をウロウロしているよ。
 
しかも、勉強させてもらいにきたのに、
 雁首そろえておごってもらってしまった。
 
 年上のおっさんばかりなのに・・・
情けないかぎりだよ!
 
 時代の前に、、、俺たちが変わらなきゃいけないよ!