2015年5月23日土曜日

久しぶりの黒王降臨



久しぶりの登場なのだけど、「黒王さま」という友人というか、私が尊敬する人がいます。なんか、日本の黒幕の末裔、というウワサを持つ、何をしているかわからないおじさん。私など及びもつかない金持ちであることだけは確かです。
  
日本ではほとんど会ったことはないんだけど、なぜか海外の歓楽街に行くと必ず見かけます。いつもお相撲さんやプロレスラーみたいな取り巻きを連れてます。まあ、水戸黄門みたいな感じを想像してもらったら、おおむね間違いないです。
 
さて、ちょうどタイから戻ってハワイに行くまでの間に、その黒王さまから、久しぶりに連絡がありました。
 
「ヒロタ君」
「あ、黒王さま」
 
「声だけで朕とわかるのかね、感心だねえ、キミは」
「着歴に黒王って出てます」
 
「朕は用事があるので相伴つかまつりなさい」
「いえ、私は仕事が」
 
「その仕事はもういいのだよ」
「(なぜ?)いえでも、すぐフライトだし」
 
「朕は銀座に出向くのだよ」
「はあ」
 
「行きたいマイ?(なぜか外語まじり)」
「はい」
 
ということで、つい、銀座という言葉に反応してしまい、黒王さまとご一緒させていただきました。そのときのお話。
 
・・・
 
まあ、今回は黒王の事じゃなくてさ、黒王の仲のよい銀座の元ママさんのお話なんだけどさ。
 
我々にもすごく参考になることがあったので記事にするよ。
 
そのママさんは、黒王さまがかわいがっている(変な意味ではなく)方で、現役時代もちょこっとお店に連れて行ってもらった事があるのさ。まあそのときもさすがだなあ、と思ったのだけど・・・
今回も思った。
 
・・・
 
銀座並木通り八丁目。
日本で一番席料の高いところ。座って、アハハと笑ったら10万。チーズ盛り合わせ一万円。市価数万円のワインは30万円。一回のお支払いで数百万、数千万(これはかなり少数だが)がバンバン飛び交う場所。
 
そこのママを張ってた人間なので、そこらの男性経営者なんて勝てないよ。何が勝てないかっていうと、、、
 
「お客さまに尽くす覚悟」なんだ。
 
・・・
 
水商売の人って、当然ながらお客さん(男性)に「気があるのかな」なんて思わせたりします。「下心のない男はいない」といいますが、まあ、多少はねえ、やっぱり男はねえ。男性だからねえ。
 
ということで、普段男性に優しく接するのは(もしくは気にいられてると誤解させるのは)お仕事でもある訳です。
 
つまり、引退した後、、、
ハッキリいって、お客さんと会う必要はない訳です。
メリットだけをいえばね。
 
そしたらさ、そのママさんは違ったの。
 
・・・
 
「お店やめたんですね、最近はどうされてるのですか?」
 
と聞く私に、、、
 
「え?前と変わらないわよ。毎日、お客さんとご飯食べてるわ」
 
このママさん、現役時代も「さすが」と思う事が多かったんだけど、今回も、さすが!と思ったねえ。
 
・・・
 
お店をやめた今もお客さんたちと「お店があったときと同じ頻度で」お会いして、食事して、一緒に過ごしているという事は・・・
 
ここが大切な事なんだけど、
「お仕事抜きであなた様(お客さま)と会ってて楽しいのですよ」
と、引退した今になったからこそ、、、
 
証明しているのです。
 
こりゃ、お客さんは嬉しいわ。
なんでって?今までの自分のお付き合いは、「仕事抜きだったんだな」と思えるもの。
 
「あなたの選択(お仕事抜きで付き合いしてくれてるという判断)は正しかったのよ。だって今でもこうやって一緒に会ってるんだから」という事なのです。
 
・・・
  
営業マンは、お客さまに、いい事を言います。
「あなた様とおつきあいがしたいのです」
 
でも?お仕事が終わったら?本当に同じお付き合いをするでしょうか?お仕事抜きで、お客さまのことを好きでしょうか?尽くすでしょうか?
 
もし、本当にそうであれば、
またはその姿勢を持っていたとしたら、
お客さまも敏感にその営業マンの真心、
姿勢というより至誠を感じ取り、
気に入って、、、
 
お仕事をくださるでしょう。
 
・・・
 
そのママさんは既に引退し、ある程度お金も貯めて、投資などで食べていけるようです。まあ、この辺りもさすがなんですが。儲からないからやめた訳ではないのです。もう銀座には戻らないかもしれません。
 
でも、今もお付き合いしている人たちは、
そのママさんが何をしようが、、、
 
喜んで協力してくれるのではないでしょうか。
 
・・・
 
本当の営業マンは、お仕事をくれるからとか、買ってくれるからとかでなく、この人と(ビジネスなり何らかの)お付き合いがしたい、と心から思うこと。それをお客さまが感じ取ってくれたら、、、
 
売れる。そう思います。
 
また、買ってくださったお客さまに、「あ、ここで買ってよかった。選択は間違ってなかった」とそう思わせること。それは営業マンの義務であり、絶対にやるべきことなんですよね。
 
我々(売る側)としても、お仕事くれるから頭を下げるというのはカッコわるい。心からお客さまを気に入り、そして気に入ってもらい、そのやり取りの仲で仕事が生まれる。それを理想としたいよね。
 
このママさんのようにね。
 
・・・
 
銀座並木通り八丁目。座るだけで10万。スーパーで数百円のチーズが1万円。日本で一番高い座席。そこでしのぎを削って生き残ってきた人間は、やはり違うね。表面だけじゃないや。
 
余談だけど、、、「ママさん、何食べたいですか?何でも言ってください」と言ったら、「ここにしましょう」といって回転寿司に入ったよ。これまた、さすがだわ。まあ、実際に払ったのはオレじゃなくて黒王さまなんだけどさ。
 
あ、今回、黒王さま、べつだん話の筋に関係なかったなあ・・・黒王の素性を知ってる人、知ってても「だれ」とか言っちゃダメだからね!
 
写真は一年くらい前のものだよ!運転してるのはフナだよ!他に銀座の写真がなかったんだよ!

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