2012年10月21日日曜日

コンプレックス


「廣田会長は、自信にあふれているように見えます。
 私はコンプレックスだらけで自分に自信がなく、どうすれば・・・」

というメッセージをFBでもらったので、今日はそのネタで。


単刀直入に言って、、、

自信にあふれているような人間(この場合私かな)こそ、自信がないんだよ。
オレなんて、コンプレックスの塊だよ。


コンプレックスが服着て、街を歩いて、
カレー食ってる感じ。

ミスターコンプレックス・ココイチ好きバージョン。

今日は、コンプレックスについて、ちょっと話してみましょう。


・・・


平先生と、こんな話をした事があります。
二人とも、コンプレックスの塊だよねーって話で、

「コンプレックスのない人間って、信用できない」

という結論になった。

まあ、私から見ると平先生は自信があって強い、
と思うけど、先生の中ではそうではないみたい。

まあ、判断するのは自分だから。
人がとやかく言うものではないよね。


・・・


よく、ネットでとか、露出の多い人。
儲かってますとか、そういうことを言う人。
(当然私も含めて)

いい店行ったよ、こんなとこ住んでるよ。
そういう人。

それは、、、

「認められたい」コンプレックスが人一倍多いの。

でも、悪い事じゃない。

認められたい。
だから、頑張るの。


認められたいから、頑張って、
自分の思った場所へ近づけたから、
それを公表したいの。
見てほしいの。
褒めてほしいの。
いいなあ、すごいなあ、って思ってほしいの。

オレもその一人だよ。

いいじゃん。
それで自分が成長するなら。
誰にも迷惑かからないよ。


・・・


格闘技やってる人って、

「オレは生まれつきケンカ狂だ!」

とか、

「もう元から強くって、誰にも負けた事がない」

とかって思うでしょ?
それ、ほとんど無いから。
あってもほぼ嘘。

多少素質の有る無しはあるけどね。


むしろ、強い選手ならばこそ、臆病なの。
「弱い」ことが怖いの。


臆病で、誰にも負けたくなくって、
リングの上で恥をかきたくないから、一生懸命練習するの。

人よりもっと練習するから、試合に勝つわけ。

素人レベルでどれだけ強くても、
練習している人間には勝てません。

なので、それを維持するのは、
「強くなりたい」という願望、
「負けたくない」、「弱いと思われたくない」
というある意味臆病さなの。

もし、本当に気が強くて、
「負けてもオレには屁でもない」と思ってたら、
苦しい練習なんてしないよ。


もし、何もしなくても強ければ、
誰も格闘技なんてやらないって。

そしてそういう人がポコッとチャンピオンになったりするはず。
そういう例ってないでしょ?

(ボクシングの記録は、センサック・マンスリンの
 3戦目での世界タイトル。でも、実際センサックは
 ムエタイで百戦錬磨だった)

一応私も元プロ選手なので、言う資格あるでしょ?


・・・


ちなみに、
ボディビルとかでも、一流クラスは、
元々「ガリガリ」だった人が多いらしいよ。

私の知っている元ミスターオリンピアも、
小さい頃ガリガリで、筋肉つけたら女の子に
モテるかなと思って始めたって。

(でも、実際ムキムキになりすぎて、「気持ち悪い」と
 言われてモテないって半ば冗談で嘆いてた)

街を歩いていても、
怖そうなカッコウしてる人って、
むしろ繊細なものなんだよ。


・・・


コンプレックスはだれにでもある。
そしてみな、自分をコンプレックスの塊だと信じて疑わない。

それでいいんだよ。

それだから、人は成長できるの。

コンプレックスの内容は人によって違う。


でも、ポイントは、、、

①コンプレックスを認める(その勇気を持つ)

②コンプレックスこそ、人を育てる事を知る

です。


オレ、ハゲでちびでデブなんだよね!って笑ってるヤツは、
基本、バカにはされないよ。

これが「自分の弱みを見せる勇気」だよ。
そういう人に、人は賞賛を送ります。
その勇気に。


そして、誰でもあることを知って、
それ自体が全ての原動力だって知る事だよ。
つまり、コンプレックスが多ければ、
それだけ原動力があるということ。

喜ぶべきこと。

そう思ってくださいね。


・・・


一番大切な事は、
コンプレックスがあるからこそ、、、

人は人に優しくできるんだよ。

だから、先生も私も、
「コンプレックスのない人間は信用できない」と思うの。

だって、コンプレックスがなければ、、、
人の気持ちわかんないでしょ。


・・・


オレなんて、存在自体、コンプレックスだよ。
いつも人に嫌われないかびくびくしてるよ。

いつか自分の嫌らしい本性がバレて、
みんなオレのまわりから去って行くんじゃないか?
そう思って、怖がってるよ。


だからこそ、そんなオレについて来てくれる仲間や、
こんなオレを大切に思ってくれるまわりの人たちに、
心から感謝してる。


有り難い、有ること自体が得難いもの、そう思ってる。


そのために、人生をかけて報いたい。
自分の全ての力をもって彼らを守りたい。


そうあり続けたいと思ってるよ。

4 件のコメント:

  1. 廣田様、

    本日も訪問させて頂きました。

    人間が人として形成される重要なリアクション・・・コンプレックス。

    「コンプレックスをもっていない人間は信じられない」

    同感です。

    自分が苦しんだり、不安に思ったり、コンプレックスを感じた時、
    強烈なストレスを経験する訳ですね。

    それがそのまま「合わせ鏡」のように、その分だけ、
    相手の心の痛みも分かるようになるのでしょう。

    丁度、冬の寒さに引き締まった木の幹の表皮のように、
    初めて年輪が出来るわけですね。

    そういえば、小学校の頃から、
    何故か、ずっと白人にコンプレックスを感じていたものです。

    そして、何とかこのコンプレックスから逃れたい一心で、
    その反動で、
    英語やフランス語などの語学をある時期極端に勉強していたのを想い出します。

    久しぶりで、自分自身を見つめました。
    本日もありがとうございました。

    廣田様。

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    1. tokkuさま、コメントありがとうございます!

      tokkuさまのおっしゃるように、ストレスこそが人と成長させるものですね!
      われわれはいろんな局面でストレスを感じますが、これもコヤシと喜んで受け入れる、そんな強さを持ちたいものです!

      そういう事を重ねて、堅く引き締まった年輪を増やして行きたいものですね!

      tokkuさまは白人コンプレックスがおありだったのですね、でもそれこそが今のtokkuさまを翻訳のプロとして育てられた訳ですね!

      私も改めて頑張らねばと想います!
      また覗いてくださいませ!

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  2. 久しぶりに「廣田会長お元気かな?」と思い
    フラッと寄ってみたら…

    何だか勇気をいただけました。

    ありがとうございます!

    頑張ります!!

    また覗かせていただきます。

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  3. コジマさま、コメントありがとうございます!

    はい、元気にしておりますよ!最近FBを始めて、ちょっとおろそかになっていたので、出来る限り同時に投稿するようにしております!

    >勇気を

    よかったです、何よりです!

    是非また覗いてくださいませ!

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