カンボジアで、日本人2人が、タクシーの運転手を殺して、車を奪ったらしい。
カンボジアの人たちは「日本人がそんなことをするわけがない」と、ニセ日本人説が出たとか。
しかし、実際には、犯人は日本人だった。
現地の人たちは、それでも「信じられない」と口々に話してくれたという。
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許せないわ。
日本人は、今まで、カンボジアにいろんな活動をしてきた。
カンボジアの紙幣には、日本が無償で架けた橋が印刷されてる。
日本人をリスペクトし、憧れてもくれてる。世界有数の親日国、それがカンボジア。
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私も、カンボジアにはかなり縁がある。
自慢になって申し訳ないけど、私たちもカンボジアに学校を作った。
2006年〜2007年と、平先生と共同で、10校近く建ててる。(みのも◯たさんと同じ寄付もあったよ)
グループの住宅会社のひとつでは、お客さまと一緒にお金を出し合って建てたものもある。
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その後、2008年に、紳助さんがテレビで「カンボジアに学校を作ろう」と呼びかけ、さらに学校は増えていった。
そして「カンボジアに学校を」はメジャーになった。
ある時、六本木で飲んでたら、若いガキンチョが「俺さ!カンボジアに学校作ってんだよね」と言って女の子を口説いてた。
ゾッとした。
私たちは、そういったブーム化に対するシラケもあり、カンボジアから撤退して、違う寄付をすることにしたんだ。
最終的に、プノンペン市内の小学校は全て行き渡ったと聞いてる。
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留学生も受け付けた。
カンボジアで出会った中で優秀な女の子(もちろん、いかがわしいことは一切していない。当たり前だけど)がいた。
とても頭が良く、人間性もいい。そして、いつか日本語教室がしたいという夢があった。
応援してみるか、と、その子の家まで行き、お父さんお母さんと話した。私の会社と、平先生の会社で交互に預かり、日本語を覚えさせた。
私のところで最初に覚えた日本語は「お疲れさまです!」という挨拶だった。
平先生のところに移動した後、すぐさま「それはやめなさい」と直されたらしい。
日本語教室は、その子が帰国後、数年間スタートアップを助けた。
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そんな風に、私たちだけでなく、個人個人のいろんな日本人が、カンボジアに寄付をし、援助をしてきた。
それが、ずっとカンボジアの人たちに浸透してきたのだと思う。
私が初めて行った時は、まだまだ本当に発展してなかった。何年かして行ったときは、ずいぶん良くなった、と驚いた記憶がある。
その発展のひとつの要因に、日本そして、個人レベルの日本人たちの援助があったと言っていいだろう。
だからゆえに、親日国であってくれているのだと思う。
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そんな、多くの日本人の好意を、このカス達は踏みにじりやがった。
カンボジアのタクシーの運転手なんて、お金なんて持ってない。にもかかわらず、理由は強盗だって。
殺された運転手は、奥さん子供達を食べさせていこうと、タクシーをローンで買ったばかりだという。
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日本人の名誉を守れ、と寄付が集まり、カンボジアの日本人会から遺族にお金が渡されるらしいけれど、ご主人は帰ってこない。
気の毒で仕方ない。
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いろんな犯罪がある。
でも、このようにお金のない、また、罪のない人をわずかなお金目的で殺すなんて、ヘドが出る。
最低の犯罪のひとつだろう。
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このカスたちは、カンボジアで裁かれ、向こうの、地獄のような刑務所で過ごすことになるかもかもしれない。(日本の司法は甘いから、日本で裁いて欲しくない)
むしろ、ザマアミロと思ってしまう。たくさんカマ掘られて欲しい。
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こういう事件はダメだね。
悔しいねえ。
別に学びはないよー
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