現在、東京で避難の人が増えているようです。
各国の大使館は、帰国を呼びかけ、支援し、
フランス大使館は
「特別な理由がない限り数日間、関東を離れるよう」
指示をしているようです。
(ググれば出てきます)
こういう状況になると、どう動くか?
がとても大切になってきます。
特に、人口の多い関東圏の人は、
迷ってしまうと思います。
ちょっと整理してみます。
・このままいてもいいだろうか?
・はやく動くべきか?
これで迷われている方が多いかと思います。
・・・
ちょっと検証してみましょう。
まず、次のことが言えると思います。
・先行きはわからない
・報道はおおむね、安全側で行う
(パニックを防ぐため)
・なかなか会社も休めない
・動けない家族がいる
・資金的に難しい
というものではないでしょうか。
・・・
私の考え方です。
・2、3日すればかなり正確な情報、方向性がわかる
・その間、何かあった場合に動きがとれるようにしたい
・弱いもの(家族や仲間)を危険にさらしたくない
というものです。
・・・
ですから、私は次のように考えます。
*もし、ご自身が東京からはなれることが可能なら、
身内と共に、いったん少し離れて、
状態を見て帰ればいいと思います。
*もし、自分(男性限定)が仕事などの理由で
離れることができないなら、
家族だけ逃がせばいいのです。
男性ひとりなら、会社からそのまま避難だってできるのです。
この先、どうなるか、予断を許さないのです。
もし、何もなければ、旅行へ行った(家族を行かせた)、
と思えばいいのです。
何もなければ、ラッキー!と思って、
すぐに帰ればいいだけのことです。
もし、何かあったら、その場合、言うまでもありません。
例えば、インフルエンザでも、会社を休みます。
もし、自分が社長なら、慰安旅行でも会社は閉めるのです。
(平先生と一緒にやっている私の関連の
都内の事務所はすでに閉めています。
仮に可能性が万が一であったとしても、
従業員の生命や体の方が大切だからです)
多くの人は、起こるかどうかわからない事故のために、
多額のお金を払って保険をかけるのです。
燃える可能性なんてかなり少ないにも関わらず、
これも多額の火災保険もかけるのです。
それと比べて、今の状況は、
「もう少し」可能性が高いです。
「保険」をかける意味で、移動を考えてもいいと思います。
それは決して、無駄な行動ではないと思います。
情報をよく見て、選び、自分の判断で、
しっかりと家族や仲間、弱いものを守り、
行動してください。
廣田康之
追伸①
リーダーの役割は、仲間を守ることです。
家の中で言えば、主人の役割は、
家族を守ることです。
世の男性たちに、こう言いたいと思います。
自分の命を捨ててでも、仲間や家族を守ってください。
会社の社長なら、従業員の安全を優先してください。
あなたがご主人なら、家族の安全を優先してください。
それ以上に大切なことは何ひとつありません。
私はそう思います。
追伸②
この記事を投稿した段階で電話がありました。
茨城で社長をしている友人がいます。
安倍さん、といいます。
社員と家族を集め、バスを用意し、
「三重県に出発するのでよろしく!」とのことでした。
「おまえら、伊勢神宮でも行ってこい」と
スタッフたちにひとこと残して。
これがリーダーの仕事です。
彼は、地震直後、スタッフ総出でトラックを用意し
断水している人たちの家を回り、水を配りました。
仕事そっちのけで。
スタッフたちに危険が迫ってきた段階で、
安全を確保しようとすぐに対処しています。
素晴らしいリーダーシップ。
こういう人を「社長」と呼ぶのです。
追伸③
避難をすませた友人から連絡がありました。
「〜略〜
このように実家に戻って感じました。
今、手に入ったのは、安全だけではなく、安心です。
こちらは、地震の心配さえ、ないのです。
はじめてゆっくり眠れました。いかに疲れていたか
〜略〜」
家族に、安心できてゆっくり寝られる環境を与えるだけでも、
無駄ではないと思います。
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